Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

図書館員向け地図の活用術 / How to use maps for librarians

K.Sakanoshita
September 12, 2021

図書館員向け地図の活用術 / How to use maps for librarians

Code4LIB Japan(2021/09/12) LT資料
https://wiki.code4lib.jp/wiki/C4ljp2021

K.Sakanoshita

September 12, 2021
Tweet

More Decks by K.Sakanoshita

Other Decks in Education

Transcript

  1. 2 / 11 自己紹介 - 坂ノ下 勝幸 • 主な所属コミュニティ・団体 –

    OpenStreetMap Foundation Japan – 諸国・浪漫 /Code for OSAKA&Kusatsu&Harima • 主な活動内容 – オープンデータの充実( Wikipedia&OpenStreetMap ) – オープンソース / データの活用(各種アプリ開発など) • 目指していること – 地元の情報は、自分たちで発信する文化を作る – 現場こそ最強のツールとデータが使えるように
  2. 3 / 11 コミュニティマップメーカー • 各地のコミュニティ活動をお手伝いする地図を作るソフトウェア まだ開発中(ずっと?) • 目的・理由 –

    コミュニティ活動で地図を使おう としても、印刷して手書きするか Google My Map しか無い状態 ※技術系コミュニティは自作 – Google My Map のジオコーディ ングは利用規約上、 Google 内で しか利用出来ず、オープンデータ の作成・運用には厳しい面がある – その解消と、コミュニティが自由に 使える地図アプリを提供したい 「大阪思い出のこしマップ」については コミュニティマップメーカー開発の一環のため 来年の Code4LIB で発表したいと思います
  3. 5 / 11 まち歩きマップメーカー • 誰でも簡単に印刷可能な地図を作ることが出来る PC 用 Web サイト

    • 目的 – Office の画像貼付ぐらい 気軽& GIS に詳しく無い 人でも使えるようにする • 理由 – Google Maps スクリーン ショットを貼るチラシなど 著作権侵害を減らすこと、 自由にカスタマイズをした 便利な地図を提供する
  4. 6 / 11 図書館員にオススメする理由 • 例えば Code4LIB 2019 年の懇親会会場 →

    • 地図を使えば、利用者さんに対して地域や 正確な場所を簡単に伝えることが出来る – 印刷して渡せば IT リテラシーは不要 – 満足度の向上、実績として残せる • 図書館員は「図(地図の図)」についても プロフェッショナルであって欲しい – 地域情報の収集、整理、保存、 活用に直結したシンプルな手法 – データ整備も行えば、地域住民と 関わる新しい手法として活用可能
  5. 10 / 11 データ収集と整備領域 ビジネスとサービス領域 アーカイブと活用領域 双方向なデータ整備&アーカイブと活用 OpenStreetMap (OSM) B

    社の地図サービス A 社の地図サービス 競争によるサービス向上 データ提供 / マッピング サービス提供 料金支払 / 広告 データ提供 / マッピング PlanetOSM 全ての編集履歴をアーカイブ NGO ・ NPO 各国政府・国連 データ提供 マッピング OSM データ活用 OSM データ活用 データ提供 マッピング サービス提供 料金支払 / 広告 研究 / 開発 独自サービスの追加 データ整備 / 表現など 独自サービスの追加 データ整備 / 表現など
  6. 11 / 11 データ収集と整備領域 ビジネスとサービス領域 アーカイブと活用領域 双方向なデータ整備&アーカイブと活用 OpenStreetMap (OSM) B

    社の地図サービス A 社の地図サービス 競争によるサービス向上 データ提供 / マッピング サービス提供 料金支払 / 広告 データ提供 / マッピング PlanetOSM 全ての編集履歴をアーカイブ NGO ・ NPO 各国政府・国連 データ提供 マッピング OSM データ活用 OSM データ活用 データ提供 マッピング サービス提供 料金支払 / 広告 研究 / 開発 独自サービスの追加 データ整備 / 表現など 独自サービスの追加 データ整備 / 表現など 大きな話はともかく、地域情報の収集、整理、 保管、活用は、その地域の人しか出来ません 「実物」が無くなる前に残してみませんか?