スクラムの経験が浅いチームにとっては、チームのスクラムの成熟度をどう測ればいいのか悩むことがあるかもしれません。私のチームでは GoogleフォームとGASを使ってスクラム成熟度セルフチェックツールを作成し、課題の可視化を試みました。そこで得た多くの学びと、どのようにツールの作成を試みたかを紹介します。また、組織再編という予期せぬ出来事でチームが解散した後、予期せぬ形でツールが再び活用されたエピソードを交え、スクラムチームを次の段階に引き上げるためのヒントをお話ししたいと思います。
菅田 将輝 / CA事業本部 勘定・業務システム部 / コインチェック株式会社
舞台役者やカスタマーサポート職を経て、2018年にコインチェック株式会社にエンジニアとして入社。バックオフィス業務を支える管理画面の開発運用を担当し、持ち前のサーバントリーダーシップでチームに貢献。全社的なアジャイル推進のタイミングでスクラムと出会い、チームの可能性を拡大させるスクラムマスターという役割の奥深さに魅了される。2024年9月に認定スクラムマスター資格を取得。同年10月の組織再編を経て、新チームの立ち上げとスクラム導入を実践中。