Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

デザインスプリント2.0

Designsprint
February 07, 2018

 デザインスプリント2.0

デザインスプリント2.0とは、日本企業の風土にマッチするようローカライズしたデザインスプリント。
様々な発展形により、スタートアップや新規事業開発の初期段階において、間違いのないアプトプットを作り出すことができる。

Designsprint

February 07, 2018
Tweet

More Decks by Designsprint

Other Decks in Business

Transcript

  1. プロセス詳細 8 理解する 目標やヴィジョンに対してチーム内で 多様な見解があること認識するフェー ズ。「終わりから始める」と「スプリント クエスチョン」で、効率的に必要な情 報を見える化する。 Understand プロセス1

    定義する プロダクトの主要な戦略と焦点を定め る。「Map」を「専門家に聞く」によって 精緻化して、「ターゲット」で以降のプ ロセスの基盤を作る。 Define プロセス2 発散する 問題解決の基になるアイディアを広 げるフェーズ。「光速デモ」「Sketch」で アイディアの幅を広げながら、効率的 に昇華させる。 Diverge プロセス3 決定する アイディアを絞り込んで解決策へ昇 華させるフェーズ。「サイレント投票」 「スーパー投票」などにより通常の数 倍素早くアイディアを絞り込む。 Decide プロセス4
  2. プロセス詳細 9 試作する 極めて短期間で、検証可能な最低限 のプロトタイプを作る。まず正しいプロ トタイプの型を選び、テスト駆動開発 の考え方で分担して制作を進める。 Prototaype プロセス5 検証する

    プロトタイプの良し悪しとプロダクトの ニーズを検証(テスト)するフェーズ。 「5幕構成」と「いい・悪いメモ」でテス ターから反応を得て、その場で改善 点を導き出す。 Validate プロセス6 動画へリンク (音声はありません) 実際の作業風景
  3. フレームワーク比較 12 ファーストマイル エリアマーケティング 市 場 投 入 グ ロ

    | ス ・ ス ケ | ル ゼロイチ 本開発 プリ開発 デザインスプリント ※ 前述SPRINTブートキャンプの 「変形スプリント」により可能になる デザイン思考 デザインスプリントが、一番適用範囲が広い。 リーンスタートアップ ビジネスキャンバス 顧客開発 OODAループ ウーダ スクラム
  4. チェックポイント2 16 プロジェクト人数 デザインスプリントを行うのに最適な人数は 上限7名まで。これに1名ファシリテーターがつくのが基本 チーム。 会議体の参加人数は、これ以上多くなると意見がまとまらなくなることが学術的に実証されて いることが理由。 もしも8名以上になる場合 䛿、2つ以上のグループ

    (例えば4名X2グループなど)に分けて行うようにす る。 逆に最低人数は、意思決定者とメンバー1名とファシリテーターの 3名である。アイデアの数はすくなる なるが、サイレント投票、意思決定が通常より早く進むというメリットがある。
  5. チェックポイント3 17 参加メンバーの属性(どんな人を参加させるべきか) まず意思決定者を含めて、プロジェクトの 主要メンバー全員が参加すべき である。もしどうしても 意思決 定者が参加できない場合は、 同等の権限を譲渡した代理人に代わりに参加してもらう こと。

    その他のメンバーは、 なるべく多様な職種・役職の人を揃える と良い。多様なアイデアが創出される期 待ができるからだ。 一番効果が高いのは、お客様や部外者(第三者)に入ってもらうこと 。より客観的な視点でプロダクトを 捉えることができるため。 もしメンバーがエンジニアだけとか、デザイナーだけ、営業マンだけというように偏る場合は、他部署か ら応援を頼むか、派遣会社などを利用するのも良案である。
  6. 19 デザインスプリント2.0のロードマップ ファーストマイル プ ロ ダ ク ト 販 売

    開 始 ゼロイチ 本開発 プリ開発 2週間 2週間 2週間 2週間 ノーマル デザイン スプリント プロセス1 プロセス2 プロセス3 プロセス4 プロセス5 プロセス6 改善中心 デザイン スプリント プロセス6.5 プロセス4 プロセス5 プロセス6 ノーマル デザイン スプリント プロセス1 プロセス2 プロセス3 プロセス4 プロセス5 プロセス6 2週間 改善中心 デザイン スプリント プロセス6.5 プロセス4 プロセス5 プロセス6 2週間 数ヶ月 アジャイル開発 要件定義 デザインスプリント 変形 デザイン スプリント プロセス2,3 課題仮説Fit 顧客課題 Fit プロセス1 アイディア分解 アイディア検証 問 題 解 決 の 6 ス テ ッ プ プロセス4,5,6 課題検証 学び ノーマル デザイン スプリント プロセス1 プロセス2 プロセス3 プロセス4 プロセス5 プロセス6 プロセス1〜6 この考え方をそれぞ れのステージに適した プロセスで実行する プロセスを少しずつ可変させることで、 ゼロイチから本開発着手までの過程をほぼ網羅できる。