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20241012_DS協会せとうち支部発足プレイベント_地方(九州)DS奮闘記_共有用

 20241012_DS協会せとうち支部発足プレイベント_地方(九州)DS奮闘記_共有用

NobuakiOshiro

October 12, 2024
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  1. Copyright © 2024 The Japan DataScientist Society. All Rights Reserved.

    祝︕せとうち⽀部設⽴プレイベント開催・・︕︕ • イベント開催、おめでと うございます︕ • 「地⽅のDS発展」は私の 悲願でもありますので、 同志の⼀⼈としてとても 嬉しいです。 2
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    本⽇のアジェンダ • ⾃⼰紹介 & 九州⽀部紹介 – ⾃⼰紹介 – 九州⽀部のメンバー紹介 – 九州⽀部の活動紹介 • なぜ九州⽀部を⽴ち上げたのか • 絶賛奮闘していること ( +悩み ) – (九州で感じた) 地⽅での活動のポイント – 当初描いていたステップ / 理想と現実 • 結びに – いつか解決したい「東京にしか仕事がない」問題 3
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    ⾃⼰紹介 5 ⼤城信晃(twitter @doradora09) データサイエンティスト協会九州⽀部 ⽀部⻑ / NOB DATA株式会社 代表取締役社⻑ / iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教員 ・住まい 沖縄 -> 東京 -> 福岡 ・職歴 ヤフー(2009)-> DATUM STUDIO(2015) -> LINE Fukuoka(2017) -> NOB DATA 創業(2018) ・運営コミュニティ ・Tokyo.R(2010-2016) ・fukuoka.R、PyData.Fukuoka、 オモシロAIごった煮勉強会、ChatGPT部、 AGI福岡、他
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    私⾃⾝がやっている範囲 6 時間軸 データ活用の高度化 ①デジタル化(DXの入り口) ②データ分析・可視化 ③AI・データサイエンス ④生成AI ( privateデータを用 いた特化モデル ) ⓪生成AI活用で各 フェーズの加速が 可能 (publicデータによ る汎用モデル) • 私⾃⾝はITエンジニアから データ分析の世界に⼊り、今 は⽣成AI活⽤でDXをご⽀援 • ヤフー時代にローデータを眺 めてて⾯⽩い、と思ったのと Tokyo.Rというコミュニ ティに⾯⽩い⼈が集っていた のがDSの道に⼊ったきっか けです
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    7 九州⽀部設⽴イベントと5周年記念イベント 左からトライアル社の古賀様、福岡市の高島市長、 大城、委員の宮田さん。5年前の設立記念イベント の1枚。(2019/6/25) 先月実施した5周年記念イベント(2024/9/6)。 安宅さんにも現地にてご登壇していただきました。
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    8 懇親会後の集合写真 (後で削除・・)
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    九州⽀部の主要メンバー紹介 9 – Qsol株式会社 中村 哲 – 株式会社カホエンタープライズ 宮⽥ 和三郎 – ワークスアイディ株式会社 福原 好隆 – ⽇本経済⼤学 内保 光太郎 – NOB DATA株式会社 ⼤城 信晃 – また、今は転職されて調整中ですが、 元ふくおかフィナンシャルグループの⽥原さんも 精⼒的に活動していただいておりました。
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    九州⽀部の活動紹介 • ⽉2回(30分)の九州⽀部委員定例 • 年に4〜5回くらい、何かしらの企画を実施しています。 例 • 啓蒙活動︓DS・DXセミナー、ChatGPTハンズオン • ⼈材発掘︓DS・DX座談会 (コロナ禍はオンライン)、東京のDS協会シンポジウム参加 • 外部コミュニティ⽀援︓PyConKyushu KAGOSHIMA 2024 スポンサー & PR • お悩み相談︓随時 など 10
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    活動の内容はDSSジャーナルにも掲載してご報告 12 https://www.datascientist.or.jp/dssjournal-all/page/3/
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    新規施策・外部コミュニティ⽀援︓PyConKyushu KAGOSHIMA 2024 • 九州⽀部初の試みとして、九州のデー タ関係のコミュニティへのスポンサー としての⽀援&協会のPRを⾏ってきま した(100名超の参加) • 地域でのDS協会の認知度UP & 仲間集 めを引き続き進めていく予定です 13 https://pycon-kyushu.connpass.com/event/314932/
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    14 なぜ九州支部を立ち上げたのか
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    2019年当時、福岡にDSの仕事はほぼない状態 • 東京以外で「データサイエンティスト」を続 けていくためには「データサイエンティスト が働ける環境」の構築が必要だと考え、NOB DATA起業の翌年に九州⽀部も⽴ち上げを⾏い ました • 他にもデータ分析系コミュニティは⾊々と 作っていたのですが、「ビジネス」創出は難 しく、エコシステムの構築には企業側の理解 促進も必要だと思い、「技術者」だけでなく 「マネジメント層」に向けた啓蒙活動を展開 しています 15
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    16 絶賛奮闘していること ( +悩み )
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    (九州で感じた) 地⽅での活動のポイント • 「⻑期的⽬線(5-10年スパン)」が必要 -> 2-3年で変わるかな︖というのは⽢かった・・ • 参加メンバーのモチベートをどうするか︖ -> 特に、コアメンバー。東京でやらない理由、を超えられるか。 • 参加企業側の理解をどう得るか -> 分析チーム⽴ち上げ初期の企業は、どちらかと⾔うと「⽀援を欲している」状態 17
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    当初描いていたステップ / 理想と現実 • 「東京にいた頃は⾒えていなかっ た部分」がこの5年間で少しずつ ⾒えてきた気がします • より、ビジネス⼒が重要ですし、 IT・デジタル化から進める必要 性もあります ( データがそもそも集まらない ) 18
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    ご参考︓当初描いていたステップ / 理想と現実(体感値) • 実際はこんな感じですね (体感値) • どのステージから⼀歩ずつ 伴⾛しつつ引き上げるか、 という視点が⼤切 19 IT : システム化 (5年) PCがあるか / メールアドレスがあるか / 社用スマホがあるか / LINE works 等があるか / 情シスがいるか、etc.. データ基盤・DSチーム ( 5〜10年 ) データ基盤はあるか / データ運用チームはいるか / データア ナリストはいるか / DS人材はいるか / 専門職制度があるか / 経験者がいるか / 社内意思決定に関与できるか、etc.. AIチーム( 3年〜5年 ) 専門人材がいるか / ビジネスとの接続ができるか / 内製化するだけの費用対効果が出るか / 定着するか / 中途採用できるか / 社内からのAIへのアレルギー は出ないか、etc..
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    ご参考︓「裾野が広がる」とバラツキはより⼤きくなる 20 参考︓https://www.fnn.jp/articles/-/56285 DSの裾野の広がり
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    いつか解決したい「東京にしか仕事がない」問題 22 • 最近はリモートワークも可能になり、東京の仕事を地⽅で受けることもできるようになり つつありますが、これは基本的には「経験者」の採⽤が多い状況です • ⾼度な技術を学んだら地元を離れねばならない、というのはちょっとなんとかしたいなと 思っております( 修⾏として⼀時的に東京に⾏くのは良いのですが、いつかは戻ってくる サイクルを作りたいなと思っています ) • また、今後は⽣成AIの発展で、ますます「データのビジネス活⽤ができるプロ⼈材(≒デー タサイエンティスト)」 の価値も⾼まってくると思います。 • 九州⽀部としましても、ぜひせとうち⽀部の皆さんと連携しつつ、地⽅のDS活性化に貢献 できればと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。