Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
プログラマの職能が代替可能になりつつあるこの時代でプログラムと向き合う修行を積む / dedi...
Search
にー兄さん
March 14, 2026
Programming
79
0
Share
プログラマの職能が代替可能になりつつあるこの時代でプログラムと向き合う修行を積む / dedicating myself to the discipline of programming
Iwaken Lab. 大LT祭2026で登壇した資料です
にー兄さん
March 14, 2026
More Decks by にー兄さん
See All by にー兄さん
この時代にOSS開発に向き合ってみる / face the oss development in this era
drumath2237
0
23
個人的3D Gaussian Splattingニュースをご紹介 / sharing 3d gaussian splatting news
drumath2237
0
430
Jetpack XR SDKから紐解くAndroid XR開発と技術選定のヒント / about-androidxr-and-jetpack-xr-sdk
drumath2237
1
520
XRエンジニアの視点から XRのイマと社会実装の実現について考える / thinking-about-xr-popularization
drumath2237
0
69
軽率にプログラミング言語のシンタックスについて考えてみよう / lets-think-about-programming-lang-syntax
drumath2237
0
99
エンジニアが軽率に趣味から始める、OSS貢献を軸とした個人活動 / oss-contribution-as-a-hoby-project
drumath2237
0
76
Babylon.js 8.0のアプデ情報を 軽率にキャッチアップ / catch-up-babylonjs-8
drumath2237
0
380
フォークギター with VFXの 制作を軽率に振り返ろう! / look back fork guitar with vfx
drumath2237
0
92
軽率に始まった Babylon.js勉強会運営の 1年間をふりかえって / look back babylonjs japan activity
drumath2237
0
120
Other Decks in Programming
See All in Programming
Go_College_最終発表資料__外部公開用_.pdf
xe_pc23
0
120
仕様漏れ実装漏れをなくすトレーサビリティAI基盤のご紹介
orgachem
PRO
8
4.6k
我々はなぜ「層」を分けるのか〜「関心の分離」と「抽象化」で手に入れる変更に強いシンプルな設計〜 #phperkaigi / PHPerKaigi 2026
shogogg
2
800
Everything Claude Code OSS詳細 — 5層構造の中身と導入方法
targe
0
160
Claude Codeログ基盤の構築
giginet
PRO
7
3.9k
Coding at the Speed of Thought: The New Era of Symfony Docker
dunglas
0
4.5k
KagglerがMixSeekを触ってみた
morim
0
370
存在論的プログラミング: 時間と存在を記述する
koriym
5
770
事業会社でのセキュリティ長期インターンについて
masachikaura
0
230
20260313 - Grafana & Friends Taipei #1 - Kubernetes v1.36 的開發雜記:那些困在 Alpha 加護病房太久的 Metrics
tico88612
0
250
生成 AI 時代のスナップショットテストってやつを見せてあげますよ(α版)
ojun9
0
340
Coding as Prompting Since 2025
ragingwind
0
710
Featured
See All Featured
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1370
200k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.2k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
7k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
54k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
22k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
140
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
120k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
432
67k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.6k
Technical Leadership for Architectural Decision Making
baasie
3
310
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Transcript
プログラマの職能が代替可能に なりつつあるこの時代で プログラムと向き合う 修行を積む にー兄さん(@ninisan_drumath) Iwaken Lab. 大LT祭
はじめに 2
にー兄さん(@ninisan_drumath) 株式会社ホロラボ ソフトウェアエンジニア Babylon.js勉強会・3DGS Meetup運営 Microsoft MVP(2024-) Software Design誌にて 『現実世界を拡張するWebXRプログラミング』
連載中 3
本日のお話 大LT祭は振り返りがテーマなので 最近考えていることを話します 最近のマイブームである 「プログラムに向き合う修行」について なぜこの時代に修行なのか? ゴール: エンジニアとしてのプログラムとの向き合い方を共有し (理想的には)参加者の皆さんの参考になるような 知見を持って帰ってもらう
4
前提・注意 一部で一般的な正解を出すのが難しい問題を扱います 若手のソフトウェアエンジニアとして 自分なりの考えを共有するが目的です(≠提案・啓発) 5
アジェンダ - はじめに(いまここ) - <背景> 代替されるプログラマの職能 - <結論> プログラムに向き合う修行 -
おわりに 6
<背景> 代替されるプログラマの職能 7
目覚ましいコード生成AIの台頭 生成AIによるコード生成がものすごい勢いで進化 実務で使っている人もいいのでは? 「コードを書く」というスキルが完全に代替されつつある - レビューはどうするのか - OSSのAI Slop問題 -
エンジニアとして何をすべきなのか? などの議論が度々みられるように 8
実はプログラマの職能はずっと代替され続けている 今と昔では必要スキルは違う、のは自然なこと - 昔はパンチカードによってプログラムを入力していた - アセンブリ言語が登場し - 高級言語が生まれ - IDEやコンパイラは進化し
- インターネットによって検索やツールの配布が容易になり - プラットフォームやツールチェーン、 エコシステム、ランタイム環境も充実してきている これらはプレイヤとしてのプログラマが増加したことなどの要因で 使うツールが変化している 9
代替されてきたスキルの例 - 実行環境のCPUの命令セットを覚える - 再帰的な依存関係を適切に解決すること - 高効率なアルゴリズムを勉強して実装すること - 探索やソート -
非同期ランタイム - 画面の描画 - 文字の打ち間違いの検出(typoとか) - コードの成型 - チーム開発でのコードマージ - デプロイ時の動作確認(テスト) - (最近だと)コードの作成やレビューなど ※誤解を生みそうですが わかりやすさ重視で列挙しています ※すべて完全に不要となった わけではありません ※開発環境によってはまだ 必要なものも含まれます 10
開発対象も変わってきている 作るものが変わってきている - 昔は軍事や研究用としてのコンピュータ - PCが普及しスマホも生まれた - Webブラウザの普及でWebサービスも増えた - ハイクオリティなゲームも生まれた
- LLMも台頭 ユーザがアプリケーションを使う目的が変化し 規模と複雑性が大きくなっている 11
代替される・求められるスキルたち ずっと昔から求められるスキルは変わっている →ここ1,2年ではなく、数十年スパンの話として考えてみよう この2軸があるのではないか - ツールの進化による自動化(代替) - 開発対象の規模や複雑性の変化 12
複雑性や規模という軸で 必要なスキルを整理する 13
重要度にも変化がある 大規模・複雑なソフトウェアに 立ち向かうために必要なスキルは ますます重要に それらは経験が必要なものが多い 14
重要度にも変化がある 大規模・複雑なソフトウェアに 立ち向かうために必要なスキルは ますます重要に それらは経験が必要なものが多い 結局いつの時代も0から 積み上げる必要がある →年々習得が難しくなってく? 15
ツールによる代替 基礎的*なものであれば ツールで代替可能 になってきている 16
昨今特に強くなっている問い 17
<結論> プログラムに向き合う修行 18
昨今特に強くなっている問い(再掲) 19
掘り下げる力 非決定的な挙動のツールは 増えてくる 重要度の高いスキルを得つつ ツールによって代替されてきた 領域へ掘り下げていく 必要があるのでは 20
つまり修行を積むこと ツールによる代替は、複雑化する開発プロセスに必要 そのツールの適切な評価が必要な時代では 代替されている領域についても 深めていくと良い(と考えた) 21
おわりに 22
おわりに 複雑化する開発に立ち向かうための スキルが重要になってきている +ツールによるキャッチアップが可能に ツールの評価も必要になってきている →代替可能になった領域へ掘り下げていく 若手ならではの課題になっていくのでは 23