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Hello Scrum!
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Daisuke Sato
May 17, 2017
Technology
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Hello Scrum!
Scrum の導入説明
Daisuke Sato
May 17, 2017
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Transcript
Hello Scrum!
Who am I ? Daisuke Sato シャンプー上手なエンジニア。 認定スクラムマスター(CSM) Twitter: @dskst9
Scrum やってますか?
Agile やってますか?
Scrum とは?Agile とは?
Scrum ≠ Agile
Agile とは 概念 プロセスやツールよりも個人と対話を、 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、 契約交渉よりも顧客との協調を、 計画に従うことよりも変化への対応を、価値とする。 http://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
Agile ≒ 青春
振り返れば 青春 だった
振り返れば Agile だった
“BE” Agile, Don't DO Agile
Scrum とは Agile 開発手法の一つ
Agile 開発手法
なぜ Agileか?
従来の開発サイクル 要件定義 設計 開発 検証 リリース
Waterfall 製造業や建築業に起源をもっている。 変化が少なく、スコープが固定されており、プロジェクトが固 定的で、確実であり、技術が確かに理解されているものに適 している。 『前工程に間違いがない』ことを前提または期待している。
2007年 初代スマホの発売を予期できた?
今のプロジェクト 仕様変更って言葉は聞こえてこない?
明日 おもしろいアイデアが浮かぶかもしれない
マーケットは日々変化
イノベーションは突然
計画性よりも適応性が大事 (計画性)Waterfall Agile(適応性)
Agile の開発サイクル 価値あるプロダクトをすぐにリリー ス
だから Agile
みんな Agile を導入している?
31% 日本での Agile 導入率 アジャイル プロジェクト マネジメント意識調査報告 2015
世界はどれくらい?
90% Over 先進国での Agile 導入率 STATE OF AGILE REPORT
なぜ Scrum か?
Scrum のいいところ 動向の変わるマーケット、日進月歩のソフトウェア開 発に対して、 フィードバックを得ながら価値の高いソフトウェアを提 供可能な、自己組織化したチームを作ることができ る。
Scrum は銀の弾丸ではない
Scrum の難しいところ 自己組織化したチームができるまでに時間がかか る。よって、3ヶ月未満のプロジェクトには適さない。 人の出入りが激しい、受託開発などでチームが固定 できないと Scrum としてのチームを形成するのが難 しい。
Scrum をもっと知る
Scrum の歴史は古い スクラムのコンセプトは1986年に日本人の野中郁次郎、竹内弘高の両 氏により書かれ、HarvardBusinessReviewに掲載されたNew New Product Development Gameという論文が元になる。 最初のスクラムチームは1993年にEasel CorporationでJeff
SutherlandとKen Schwaberにより作られ、その取り組みが1995年 のフロリダのタンパにて行われたOOPSLAカンファレンスで世の中に 紹介された。
Scrum とは
Scrum とは プロジェクトの現状を 把握するためのフレームワーク
100% 現状を把握 Scrumチーム全員が
Scrum のルール 3本の柱と19個のルールで構成される
3本の柱 Transparency Inspect Adapt
Role Product Owner Scrum Master Team(7±2)
Product Owner アイデアの優先順位付けを継続的に見直して、次のスプリン トのために、どの項目が上位にあるべきかを決めてリストを 洗練する。開発チームの作業とプロダクトの価値の最大化。 投資収益率(ROI)を最大化することに責任を持つ。
Scrum Master スクラムチームにスクラムの学習と適応を支援から、組織の 変化までもを牽引する。チームの管理者でもプロジェクト管 理者でもない。 プロダクトオーナーとチームが、スクラムを最大限に 活かせるようにスクラムの理解と成立に責任を持つ。
Team 分析、開発、テスト、IF設計、DB設計、アーキテクチャ、ド キュメント作成などを行う。さらに、製品開発と製品の価値向 上に関するアイデアを提供する。 “自己組織”し、とても高い自立性とプロダクトに対し て責任がある。
Scrum Overview
None
Potentially Shippable Product Increment
Product Backlog Sprint Backlog Impediment List Acceptance Criteria Done
Sprint(1-4 weeks) Sprint Planning Sprint Retrospective Daily Scrum Product Backlog
Refinement Sprint Review Sprint Stop
Scrum を知って Scrum を楽しもう
“DO” Scrum
Good Scrum!
Appendix
Scrum と親和性の高いプラクティス - 相対見積もり - Working Agreement - バーンダウンチャート -
Time Line - etc