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REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
gree_tech
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November 11, 2021
Technology
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REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた - GREE VR Studio Laboratory インターン研究成果発表
GREE Tech Conference 2021 で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2021/session/ShortSession-8
gree_tech
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November 11, 2021
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Transcript
REALITY株式会社 GREE VR Studio Laboratory インターン 堀部貴紀, 武政実玖, 中野友介, 加藤琢磨,
山崎勇祐 REALITYアバターを様々なメタバースで活躍させてみた GREE VR Studio Laboratoryインターン研究成果発表
アジェンダ 1. メタバースに使われそうな指トラ技術 (武政実玖) 2. “音”からイキイキした表現を目指して (中野友介) 3. ARでメタバースを表現してみた (武政実玖,
加藤琢磨, 堀部貴紀) 4. みんなで(バーチャル)世界旅行 (山崎勇祐)
メタバースで使われそうな指トラ技術 より手軽に、意のままに動く、高品質なアバターモーションの生成のために • ご家庭の何処にでもあるWebカメラを利用 • リアルタイムでクラウドにデータを送る • モーションキャプチャの高速化 和歌山大学大学院システム工学研究科1年 生
技術 Swift, JS, Unity 研究内容 モーションキャプチャ 武政 実玖(Takemasa Miku)
メタバースで使われそうな指トラ技術 画像認識 → MediaPipe (Ver.0.8.0) Googleが提供する 機械学習を用いたモーションキャプチャ サポートPlatform: iOS, Android,
Web(他にも) 使用した環境: Web/JavaScript 結果 • ピアノ演奏は指に加え体・腕の動きが あるので課題が多い • 手の分類は十分な速度がでている → 約30msec/30fps以上 楽しいコミュニケーションの実現に…! https://youtu.be/Uz2U4JLAFhY
”音”からイキイキした表現を目指して 中野 友介(Nakano Tomosuke) 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科3年 2020年12月よりGREE VR Studio
Laboratoryに参加。音声 分析の応用研究、リップシンクや表情生成など、分析エン ジンからUnityでの体験や可視化まで垂直のプロトタイピ ングに取り組んでいる。
[Demo] 声にならない声で自然にエモートを起動する https://youtu.be/pSyb-JeqBR4
ARでメタバースを表現してみた:自己紹介 堀部貴紀:明治大4年。『転声こえうらない』利用者の音声分析や ボイスチェンジャーのiOS実装/高速化、最近は音声を生かした XRメタバースのUX開発を担当。 加藤琢磨:デジタルハリウッド大1年。主にXRにおけるUX-Devと 最新のUnityを用いたテクニカルアーティスト支援、パイプライン 構築などを担当。 武政実玖:和歌山大大学院1年。Swift, Unity, Web,
JSなどの 技術を学びながら、メタバース時代に求められそうな UX開発に取り組む。 REALITYエンジニアブログ https://note.com/reality_eng/n/nd8ca52dc55d1 Lightship Augmented Reality Developer Kit (ARDK)によるAR動画生成開発
目的:ARDKがARKit/ARCore等のPF APIを超えて 「メタバースならではの表現」ができるかどうか?の調査 • 2021 Lightship Global Jam ◦PlayCrafting社/Niantic社が主催 日米欧同時開催
(日本:8/29~9/4) • Lightship ARDK lightship.dev ◦ Global Jam実施時: v0.10.0 ▪ Unity 2019.4.29に対応 ◦[最新] 11/3にv1.0.1が グローバルリリース! lightship.dev/docs/notes_1_0_1.html ARでメタバースを表現してみた Lightship Augmented Reality Developer Kit (ARDK)によるAR動画生成開発 GREE Tech Conference 2021 オープニング (本プロジェクトの一部が使用されている)
ARでメタバースを表現してみた 『人を外に連れ出して遊ぶ』×『Cross Reality (XR) メタバース』 = REALITYアバターをスマホの外に連れ出してみんなでパーティをする • 挑戦:XRメタバースとしての「盛り上がり感」の表現 ⇨
横持ち画面ARの開発 ◦NianticとしてはPortrait(縦持ち)推奨だった •AR映像作品をつくるツールとして様々な引き合いをいただく GPSを使ったチケット (武政) 動的視線生成/ARカンバン (加藤) ARカガミによるゲート (堀部) REALITYエンジニアブログ https://note.com/reality_eng/n/nd8ca52dc55d1
みんなで(バーチャル)世界旅行:自己紹介 首にかけるだけでライブや映画館で音圧を感じるような、没入感のある体験が楽しめます! 音楽 VR/ゲーム 動画 e.g. 山崎 勇祐:東工大で発明した「モーターと糸を用いた振動生成機構」を活用して Hapbeat の開発製造販売を行いながら、GREE
VR Studio Laboratoryで研究活動。 目標:力触覚による表現が、 音声や映像のように「当たり前」になること ▼振動生成機構発明 (2015) ▼Hapbeat合同会社設立 (2017) ▼VR Studio Lab インターン (2019~ ) 学術:博士学生 起業:会社代表 R&D :インターン
みんなで(バーチャル)世界旅行
みんなで(バーチャル)世界旅行 Google Street View をベースに簡易的なメタバース空間を作成 ➡ 360°カメラで撮影するだけで低コストに空間を拡張可能 他のプレイヤーの居場所をストリート ビュー上にリアルタイム同期 場所を伝えるコンパス機能を搭載
ストリートビュー内を自由に探索 メッセージとアイテムでゴールを設定
みんなで(バーチャル)世界旅行 自分や仲間のアバターと一緒に現地で記念撮影が可能 データベースやスプレッドシートにURL形式で保存 ➡ 専用ページで写真を現像 こんな写真がアバターと一緒に撮れます!
REALITYアバターのポージングからのWeb統合 みんなで(バーチャル)世界旅行 REALITYのアバターのご協力でマップピンや写真 撮影時の魅力的な「ポージング立ち絵」を生成。 多様なWebXR環境においても表現力高く安定して 動作するメタバース体験を構築できました。 担当: やはぎさん REALITY PFの皆さん
ありがとうございます!!
みんなで(バーチャル)世界旅行 シナリオ(旅行の行先)作成がスプレッドシートだけで作れます! ➡誰でも自分のオリジナルツアーが作れる。対象範囲は地球全体! ※東京工業大学とタイ・チュラロンコン大学の国際連携講義で活用・ユーザーテスト中! ボタン名と移動先URLを記入すれば作れます!
みんなで(バーチャル)世界旅行 「メタバース時代の、誰でも作れる UGC」として旅行・教育産業に応用に期待 バーチャル世界旅行は現実に興味を抱かせるフックとして有用 ➡旅行のようなエンタメ用途は勿論、その土地に根付いた実地学習 (歴史や地理、環境問題)にも効果が期待できる。 🔈参加した子供たちの感想 地球温暖化について考えるきっ かけになった その土地それぞれに歴史があ
ることに気付いた 実際に行くなら、フランスの世 界遺産を予習して行きたい タイでは何で動物を神様とし て尊敬しているんだろう? (キッズワークショップ2021にて)
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