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カンファレンスから学ぶマーケティングの本質 ~ 共感と達成感を添え(たく)て ~
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Gyori Nagafuchi
August 02, 2019
Business
2
230
カンファレンスから学ぶマーケティングの本質 ~ 共感と達成感を添え(たく)て ~
Bigbeat LIVE 2019 (2019.08.02 Fri) 開催の2nd Stageでの登壇資料です。
https://www.bigbeat.live/
Gyori Nagafuchi
August 02, 2019
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Transcript
Bigbeat LIVE 2019 カンファレンスから学ぶマーケティングの本質 ~ 共感と達成感を添え(たく)て ~ ABEJA, Inc. Gyori
Nagafuchi
Who am I ? Gyori Nagafuchi ABEJA, Inc. From 2017.09-
Marketing 的なsomething 出⾝ : 福岡 Motto : 365⽇酒を⽋かさない 趣味 : ダイビング, ハンバーガー 最近のオススメ : ねこ, ヨガ @Nagafuchik
Copyright © ABEJA, Inc. All rights reserved. Everyday with Beer
!!
Who am I ? Gyori Nagafuchi 1987年 ⼤分で爆誕。福岡で育つ 2006年 上京して⼤学⽣に 2006年 4年⼤を4年で卒業できないとわかる 2011年 満を持して卒業。
2011年 サーバーワークスに新卒営業として⼊社、クラ ウド事業の営業に従事 2016年 サーバーワークスでマーケティング専任(初)に 2017年 ABEJA⼊社 2019年 ABEJAでそろそろ2年⽬… @Nagafuchik
経営との距離 近い 遠い 専⾨的 汎⽤的 マーケティングスキル
今⽇伝えたいこと 1. でかい⾃社カンファレンスをやってみて学んだ、 マーケティングの本質なんじゃないかなと思ったこと 2. 「共感を得る」「達成感を得る」⽅法の考え⽅ 3. みんなともだち。
We are hiring!! ABEJAで⼀緒に働いてみたい⽅
https://six.abejainc.com #abejasix
サービス事業部A サービス事業部B サービス事業部C ビジネス 開発者 ビジネス 開発者 ビジネス 開発者 代表
(役員)
⾃社カンファレンスって リードを獲得する施策 だと思っていませんか?
・全社員 ・役員 ・株主 ・スポンサー ・登壇者 ・来場者 ・メディア ・市場調査 ・メッセージ ・全社巻き込み
・基調講演 ・ビジョン ・組織づくり ・ターゲティング ・集客 ・前後Sales Plan ・トラック ・セッション ・会場(装飾) ・WEBサイト ・ノベルティ ・演出 ・PR ・展⽰ 戦略 コンテンツ 関係者
これ、マーケティングってやつじゃね?
全社戦略 期限が明確
None
Company ABEJA, Inc. Establishment September 10, 2012 Capital 5,399,974,043 Yen
Employee 70 people (75% Engineers)
؎ظك٦ءّٝד⚅歲㢌ִ ײַז⚅歲ծ㹋鄲ׅ ذؙظٗآ٦ך⸂ד欵噟圓鸡㢌ꬠׅ ةؚٓ؎ٝ ؽآّٝ ىحءّٝ
ػցֶशɺਂֶशͷӡ༻ɾ࣮ΛߴԽ͢Δ ϓϥοτϑΥʔϜɻAIͷ࣮ΛޮతʹͲͷۀ छͰ࣮ߦͰ͖ΔΑ͏ʹ͢Δɻ খചۀɺۀɺΠϯϑϥۀͳͲɺ֤ۀछʹ࠷ దԽͨ͠SaaSαʔϏεͷ૯শɻ ݱঢ়খചۀ͚ͷInsight for RetailΛఏڙɻ اۀʹ͓͚ΔɺAIಋೖΛEnd to
EndͰαϙʔτ
“AI = ABEJA”
“Technopreneurship” テクノプレナーシップ Society Culture Technology Liberal Arts テクノロジーで イノベーションを実現して インパクトのある
社会貢献をする姿勢 リベラルアーツで ⾃らの⾏為を問い 続ける姿勢 Entrepreneurship 両者の円環を推進する原動⼒
テクノロジーを⽤いて 課題を解決し続けたい ABEJA =
None
"ABEJAは"何を伝えたいのか カンファレンス「SIX」の成功 基調講演の流れ、資料を作る スポンサーを募る サブタイトルを決める 集客をする ターゲットを決める WEBサイトをつくる コンテンツをつくる メディアリレーション
登壇者との調整 サブコンテンツの設計 社内への共有 etc . ターゲットの明確化 前後のアポ調整 リリース内容の精査 謝罪対応
3,000 + 登録者数 18 セッション数 スポンサー数 17 来場数 900+/1,000
⽇本⼀のAIカンファレンス 5,000⼈以上の来場が必要
None
とはいえ…
⾃分の「達成感」を得たかった事実と向き合う
量 1年⽬ 2年⽬
量 1年⽬ 2年⽬ 量 x 2.5 質
量 1年⽬ 2年⽬ 量 質 x 2.5
ཉͱҙࢥ
“Technopreneurship” テクノプレナーシップ Society Culture Technology Liberal Arts テクノロジーで イノベーションを実現して インパクトのある
社会貢献をする姿勢 リベラルアーツで ⾃らの⾏為を問い 続ける姿勢 Entrepreneurship 両者の円環を推進する原動⼒
Society Culture SIX2019 技が共創し、 藝があつまる 技 藝 テクノロジーで イノベーションを実現して インパクトのある
社会貢献をする姿勢 リベラルアーツで ⾃らの⾏為を問い 続ける姿勢 Entrepreneurship 両者の円環を推進する原動⼒
None
2019.03.04-05 2days’ AI Conference @グランドプリンスホテル新⾼輪 8,000+ 5,000+ 60+ 20+ 登録者数
来場者数 セッション数 スポンサー数
⾃分の内⾯への気付き
“Technopreneurship” テクノプレナーシップ Society Culture Technology Liberal Arts テクノロジーで イノベーションを実現して インパクトのある
社会貢献をする姿勢 リベラルアーツで ⾃らの⾏為を問い 続ける姿勢 Entrepreneurship 両者の円環を推進する原動⼒
CONFIDENTIAL © 2017 Adobe Systems Incorporated. All Rights Reserved. Adobe
Confidential. 2 2 3 1 % % 5 5 /343 0 5 3 2 /343 23 23 3
Ҿ༻: https://images.app.goo.gl/yvUxuRiDCRqtZPiD8 達成感を得る 承認される やるき スイッチ
SIXの成功 メンバーの 達成感 サービスの拡充 顧客満⾜
ABEJAのメンバー 70⼈ 達成感 WHO WHAT
メンバーに表にたってもらう 3 22 SIX2018 SIX2019 HOW
HOW 関わってみたくなるコンテンツづくり 社内 アイディアソン (少⼈数) 数字で語る 斜め上の セッション設計
HOW ⼩さいことでもタスクを明確にして渡す
もう押し ・プレゼンテーションの講習 ・セッション登録者数を通知 ・その他数値も共有 ・⼀緒にランチ⾏ったり飲みにいったり
だがしかし、
ノってきてくれない⼈が⼤半 ・通常業務が忙しい ・なんで⾃分がやらないといけないかわからない ・⾃分が話したいことを話すには準備の時間が⾜りない ・⽬的がわからない ・研究/開発しておきたい ・資料作りたくない ・セッション数が⾜りないから僕たちが話さなきゃいけないんだ…
Never give up!!
ϊ͖ͬͯͯ͘Εͳ͍ਓ͕େ ・通常業務が忙しい ・なんで⾃分がやらないといけないかわから ない ・⾃分が話したいことを話すには準備の時間 が⾜りない ・⽬的がわからない ・研究/開発しておきたい ・資料作りたくない ・セッション数が⾜りないから僕たちが話さ
なきゃいけないんだ… ・タスク整理を依頼して調整。 ・SIXの重要性を伝えつづける ・ストーリーづくりを⼿伝う ・あなたじゃないと伝えられない、 という事実を直接伝える ・共通で使える資料をつくる ・採⽤にもいきることを伝える
むりぽ。
がんばらない。 を変えた WHO
70 3
やる気スイッチを連打し続ける ・インタビューしてもらう ・⾯⽩そうなネタを適当に投げる ・タスクの調整を依頼する(社内調整) ・この⼈のセッションにまじで来て欲しいと伝える(⼒技) ・こんぐらい注⽬されてるよ、と個別に伝える ・めっちゃ早くレスする ※ただし、特別扱いには⾒せない ・本⼈たちから⾃分のセッションの内容を他のメンバーに伝えてもらう ・必要な予算を取ってくる
・◯◯さんがやってる△△、という⾔い⽅をする
サポートしてくれる⼈が出てきた 3
さらに、動いた。
ʮୡײग़·͘ΓͰ Γ͍ͨ͜ͱ૿͑·ͬͨ͘ɻʯ
SIXの成功 メンバーの 達成感 サービスの拡充 顧客満⾜
·ΘΓ͔ΒʮڞײʯΛಘΔͨΊʹ SIXを「成功」させたい `わたし` が 得たい共感 etc . 書ききれない。 • ABEJAを強くしたい
• テクノプレナーシップ = ABEJAを伝えたい • メンバー全員を巻き込み、メンバーの成⻑機会にしたい • 登壇者に満⾜してもらいたい • 来場者に楽しんでもらいたい • スポンサーに満⾜してもらいたい • チームSIXに達成感をもってもらいたい • (もちろん)良質なリードを獲得したい • イベントとして凝り尽くしたい
·ΘΓ͔ΒʮڞײʯΛಘΔͨΊʹ SIXを「成功」させたい `わたし` が 得たい共感 etc . 書ききれない。 • ABEJAを強くしたい
• テクノプレナーシップ = ABEJAを伝えたい • メンバー全員を巻き込み、メンバーの成⻑機会にしたい • 登壇者に満⾜してもらいたい • 来場者に楽しんでもらいたい • スポンサーに満⾜してもらいたい • チームSIXに達成感をもってもらいたい • (もちろん)良質なリードを獲得したい • イベントとして凝り尽くしたい
ポジティブに、 諦める。
·ΘΓͱʮڞײʯ͢ΔͨΊʹ `他` が 得たい達成感 `わたし` が 得たい共感 `他` から 得られる共感
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共感 ∋ 共振
結論 SIX というカンファレンスとの出会いが 私の「達成感」そのものを強化した。
共感 ∋ 共振
ビールを飲む時間が増える。
これからの⾃分の⽬標 ⾃分のやることの 「再現性」を⾼める
͝ਗ਼ௌ͋Γ͕ͱ͏͍͟͝·ͨ͠