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77th Japan national committee for ISO/TC 211

Transcript

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   ࠃ಺ҕһձ http://speakerdeck.com/hfu/77 2016-04-15T10:00/12:00 ۽ຊͷ஍਒ͷඃࡂ஍ͷօ༷ʹ͓ݟ෣͍ਃ্͛͠·͢ɻ ͝੠ԉͱ͓ؾݣ͍ɺ͋Γ͕ͱ͏͍͟͝·͢ɻ
2. 本日の議題（幹事長報告分） 1. 報告事項 Ø 第41回総会ウィーク（シドニー） Ø 【トピック】ISO/TC 211 の Secretariat 交代について Ø 最近の投票結果 2. 審議事項 Ø 投票案件 2
3. 第４１回総会ウィーク 日時：平成２７年１２月７日〜１１日 場所：豪州シドニー 出席者：総会出席７２名（やや減、但し韓国等よりWGのみ出席者も） 本邦出席者：藤村（地理院）、郡司様・プルース様（JIPDEC） 開催者：豪州通信省、豪州地理空間情報局、豪州気象局、ジオサイエンス・ オーストラリア、ニュージーランドLINZ、Sparx Systems 15
   ʢॅॴʣ 下記ア〜ウについて stage 0 の議論があったが、具体的な進捗なし。 各リーダーに進捗を急ぐ事情が少ないものと拝察。 ア 郵便以外での住所表現（韓国LX） イ 住所データの品質（米国国勢調査局） ウ 住所付定スキームの好事例（世界銀行） ଌҐ৴པੑϞσϧ 郡司様・プルース様がWG10やロビーで参加専門家の意向を聞き取り。 議論範囲の拡大や既存規格との関係整理が求められたため、当初予定を 変更し、stage 0 の検討を加える方向で検討。 3
4. 主な決議 決議番号 概要 720 オステンセン議長の任期の特例的な1年延長をISO技術管理評議会（TMB）が承認することを勧告する。 ※ISOの改正ルールで定まった議長の最長任期をオステンセン議長が超過しており、かつノルウェー規 格協会の意思決定が間に合わなかったための例外措置。 ※その後、TMB投票にJPとして賛成で投票頂いている。 721 UNCE-GGIM（国連地球規模の地理空間情報管理に関する専門家委員会）の事務局であるUNSD（国連統 計部）とリエゾン関係を結ぶ。 722 ISO/TC 211の用語集（MLGT; Multilingual Glossary of Terms）をUN-GGIMの知識ベースに登録する。 742 見直し時期となった古い規格8件について、専門委員会（TC）の立場から各国の投票内容のガイドラ インを示す。 749 第42回ISO/TC 211総会を6/13〜6/17にノルウェーで開催する。 4 http://www.standard.no/tc211/
5. 【トピック】ISO/TC 211 の Secretariat 交代について 5 総 会 の 最 後 に ノ ル ウ ェ 規 格 協 会 が TC の 事 務 局 担 当 を 終 え る 意 向 で あ る こ と が ア ナ ウ ン ス さ れ た ま た 次 の 事 務 局 は ISO の 技 術 管 理 評 議 会 が 決 定 す る も の で あ り 各 国 の 意 向 は 中 央 レ ベ ル か ら の み 反 映 さ れ 得 る と の 情 報 提 供 が あ っ た こ れ に 関 連 し て ス ウ ェ デ ン 団 長 よ り ス ウ ェ デ ン 規 格 協 会 が TC の 事 務 局 に 立 候 補 す べ く 準 備 中 と の 表 明 が あ っ た → 前 回 国 内 委 員 会 で は 日 本 に 著 し く 不 利 と な る 可 能 性 が な い 他 国 が 事 務 局 に な る よ う 注 視 す る こ と と な っ て い る → ス ウ ェ デ ン が 事 務 局 と な っ た 場 合 に は 現 在 の TC の 方 針 が 踏 襲 さ れ る 可 能 性 が 高 く ス ウ ェ デ ン の 立 候 補 は 歓 迎 す べ き と 幹 事 会 は 考 え る ε ΢ Σ ồ σ ϯ ͸ ỏ Ұ ࣌ ظ ủ ༻ ޠ Ứ ෼ ໺ Ͱ ׆ ༂ Ố ୭ Λ ٞ ௕ ʹ ୲ ͙ ͷ ͔ ỏ ͱ ͍ ͏ ࡶ ஊ ͸ ͋ Δ Ố
6. 【報告】最近の投票結果 ① 19159-2 リモセン画像センサの較正及び検証 第２部: Lidar ② NWIP 19166 BIM から GIS への概念的マッピング ③ 19112 地理識別子による空間参照（専門家登録） ④ 19123 被覆の幾何及び関数のためのスキーマ ⑤ 19133 LBS - 追跡及び誘導経路 ⑥ CIB 持続可能な開発目標(SDG)アドホックグループへの専門家登録 ⑦ CIB LBSアドホックグループへの専門家登録 ⑧ TR 19120 実用標準 ⑨ TR 19121 画像及びグリッドデータ ⑩ TR 19122 技術者の能力及び資格 6
7. 1. 19159-2 リモセン画像センサの較正及び検証 第２部: Lidar 【意見照会】全メンバー、実質異議なし 7 Yesと打ったのは勘違いか。
8. 2. NWIP 19166 BIM から GIS への概念的マッピング 8
9. 2. NWIP 19166 BIM から GIS への概念的マッピング 9 UK: ISO コントロールでない 関連 IS もあるので、2017年に TR にするのがよいのでは。
10. 3. 19112 地理識別子による空間参照（専門家登録） 【登録専門家】 豪州：Andrew Jones 中国：Li Chengming デンマーク： Jan Hjelmager フランス：Clement Drouadaine イタリア：Antonio Rotundo 日本：Hidenori Fujimura 南アフリカ：Thandi Msibe タイ：Attawoot Kiatiwat (RTSD) 英国：Rob Walker 10
11. 4. 19123 被覆の幾何及び関数のためのスキーマ（専門家登録） 【登録専門家】 豪州：Zaffar Sadiq Mohamed-Ghouse カナダ：Mohammed Habbane 中国：Gao Wenxiu フランス：Emmanuel Devys ドイツ：Markus Seifert 南アフリカ：Thandi Msibe ※日本は「コメントにより貢献します」という票。 11
12. 5. 19133 LBS - 追跡及び誘導経路（専門家登録） 【登録専門家】 豪州：Zaffar Sadiq Mohamed-Ghouse 中国：Li Lin フランス：Dimitri Sarafinof ドイツ：Uwe Krause ノルウェー：Knut Jetlund 英国：Jonathan Harrod Booth ※日本は「コメントにより貢献します」という票。 12
13. 6. CIB 持続可能な開発目標(SDG)アドホックグループへの専門家登録 【登録専門家】 豪州：Chris Body カナダ：Jean Brodeur デンマーク：Jan Hjelmager フィンランド：Jari Reini フランス：Dimitri Sarafinof 日本：Hidenori Fujimura ニュージーランド：Rob Deakin ノルウェー：Morten Borrebaek 南アフリカ：Serena Coetzee スペイン：Javier Zaraza 米国：Jeanne Foust 13
14. 7. CIB LBSアドホックグループへの専門家登録 【登録専門家】 豪州：Andrew Jones フィンランド：Robert Guinness, Mr. Jari Reini フランス：Dimitri Sarafinof ドイツ：Uwe Krause 日本：Reese W. Plews, Tetsuya Gunji ノルウェー：Knut Jetlund サウジアラビア：Adel Al-Fassam 南アフリカ：Roos Marna スペイン：Javier Zaraza 14
15. 投票結果 8.〜10. (TR のレビュー）の背景 • 決議709（サウサンプトン）では、古い TR について、それらが使われ ていないことを投票システムを使って確認し、withdraw することを 狙った。 • あわせて、withdraw したドキュメントをオープン化できるか確認中。 15
16. 8. TR 19120 実用標準 イラン：国の文書として整備中 韓国：国の規格として採択済み マレーシア：参考文献として使用 オランダ：ISO/TR 19120:2001（という意図不明なコメント） ロシア：ロシア語翻訳され連邦規格になっており、誰でも使える状態 サウジアラビア：DIGEST, S-57（という意図不明確なコメント） タイ：タイのいくつかの機関で参照文書として使われている 【参考】 CAN: The standards that it surveyed, such as DGIWG DIGEST, IHO S-57 V1, US SDTS etc, have all now been replaced by new standards based on the ISO standards. SWE: It ́s quite an old document. …It ́s good if somebody makes sure that there are comprehensive descriptions of how standards are interrelated. But the document needs to be updated regularly if it is to be meaningful. 16
17. 9. TR 19121 画像及びグリッドデータ カナダ：WG6の複数規格の基礎。関係標準化完了を待ち、5年後見直しを。 フィンランド：公共行政勧告 JHS 158 で言及されている。 イラン：国の文書として整備中 韓国：国の規格として採択済み マレーシア：マレーシアの画像・グリッドデータの規格でまだ参照 オランダ： ISO/TR 19121:2000（という意図不明なコメント） ロシア：画像やグリッドデータの理解に活用。参照はしていない。 サウジアラビア： GRID,TIN（という意図不明確なコメント） タイ：タイのいくつかの機関で参照文書として使われている。 米国：画像やグリッドデータの一般的な参考文献として使われてきた。 17
18. 10. TR 19122 技術者の能力及び資格 イラン：国の文書として整備中 オランダ：ISO/TR 19122 ロシア：参考レポートとして使っており、行政的な参照はない。 タイ：タイのいくつかの機関で参照文書として使われている。 【参考】 カナダ：大きく書き換えるか withdraw が必要。１０年以上前の能力・ 資格の状況を反映した文書。 米国：米国ではこのTRはまったく使われなかった。米国には数多くの資 格制度がある。 シンガポール：Geospatial Competency Map を作成中。 18
19. 【審議】投票案件 • 年度末委員会の開催不調への対応のため、メール審議を実施した。 • 今回委員会の審議対象は、次の通り（新規作業項目提案（NP）多数）。 ① NWIP 19161-1 (/2016-04-15) ② CD 19107 (/2016-04-16) ③ CD 19127 for DIS (CIB, /2016-04-29) ④ NWIP 19157:2013 Amd. 1 (/2016-05-05) ⑤ NWIP Rev. 19111 (/2016-05-12) ⑥ NWIP Rev. 19116 (stage 0, /2016-05-12) ⑦ CD 19115-2 (CIB, /2016-05-15) ⑧ NWIP 19123-2 (/2015-05-20) ⑨ NWIP 19160-2 (/2016-06-04) ⑩ NWIP 19142.2 (/2016-06-07) ⑪ NWIP 19143.2 (/2016-06-07) ⑫ NWIP 19131 (/2016-06-07) ⑬ NWIP 19160-3 (/2016-07-02) 19
20. 1. NWIP 19161-1 (/2016-04-15) • Geodetic references -- Part 1: The International Terrestrial Reference System (ITRS) • フランス地理院（IGN）提案。アウトライン付き。20.00 希望。36ヶ月トラック。 • Scope: This standard specifies the requirements related to the International Terrestrial Reference System (ITRS), specifically its definition, realizations and access. • 日本地理院では国連GGRF（地球規模の測地基準座標系）のロードマップの議論に参加する等している が、ISOでの動きについてはネガチェック対応のスタンス。 • 賛成して差し支えないので、提案に沿った形で投票。 20
21. 2. CD 19107 (/2016-04-16) • Spatial schema • 240ページのドラフト。DISステージにかけるもの。処理を含むためかなり数学的。 • プロジェクトリーダの John Herring のライフワークであり独走状態。 • 賛成して差し支えないので、賛成する。 21
22. 3. CD 19127 for DIS (CIB, /2016-04-29) • Geodetic register • This International Standard defines the management and operations of the ISO geodetic register and identifies the data elements, in compliance with ISO19111:2007 and the core schema within ISO 19135-1:2015, required within the geodetic register. • 「ISO geodetic register」という個別のシステムの仕様のように働いており、 ネガティブチェック対応。 • 特段のコメントを要しない。 22
23. 4. NWIP 19157:2013 Amd. 1 (/2016-05-05) • Data quality – Amendment 1: Describing data quality using coverages • 米国David Danko（esri）PL。ドラフト添付。30.00希望。24ヶ月トラック。 • 記述を規格間で編集的に移動するものであり、いくつかの図を修正。 • Introduction: The purpose of this amendment is to add a fourth method for describing the data quality of geographic information using a coverage geospatial type. This method was previously defined in ISO 19115-2:2009 extending the data quality model in ISO 19115:2003. Since the data quality model was moved to ISO 19157 with the revision of 19115 (ISO19115-1) this one data quality class, QE_CoverageResult, is best moved to ISO 19157 as well. • 賛成して差し支えない。なお、本邦での適用は実例がない。 23
24. 5. NWIP Rev. 19111 (/2016-05-12) • Spatial referencing by coordinates • Proposer: International Association for Geodesy (IAG), GGOS Bureau of Products and Standards • This revision will add additional capability for describing modern dynamic geodetic reference frames and geoid-based vertical datums. It will also integrate the terminology used in modern geodesy, as well as eliminate a small number of known technical limitations with the exiting version. • ドラフト付き、20.20（WD）狙い、36ヶ月トラック 24
25. 5. NWIP Rev. 19111 (/2016-05-12) (Cnt’d) 25
26. 6. NWIP Rev. 19116 (stage 0, /2016-05-12) • Positioning Services • JIPDEC提案（郡司様PL、プルース様Co-PL）、Stage 0・24ヶ月 IS 狙い • 暫定アウトラインを提示 • 議論を進める中で成果物も特定していく 26
27. 6. NWIP Rev. 19116 (stage 0, /2016-05-12) (Cnt’d) 27 重点投入できれば効果的なので、 さらに参加いただける本邦専門家 がないか、幹事レベルで追求中。
28. 7. CD 19115-2 (CIB, /2016-05-15) • Metadata — Part 2: Extensions for acquisition and processing • タイトルとスコープも変更する 28 「画像及びグリッドデータ」 という切り口を 「取得と処理」という切り口 に変更した。
29. 8. NWIP 19123-2 (/2015-05-20) • Schema for coverage geometry and functions - Part 2: Coverage Implementation Schema • OGC（Peter Baumann（ドイツ）PL）提案 • 24ヶ月トラック、ドラフトつき（表面上 ISO 書式のよう） 29 古い19123（改訂中）は、 JIS化作業の中で「実装 不能」との感触がある。
30. 9. NWIP 19160-2 (/2016-06-04) • Addressing — Part 2: Good practices for address assignment schemes • 世界銀行（Tony Braun）提案、ドラフトつき、20.00希望、36ヶ月、IS狙い • 道路方式住所付定を取り扱っている。 • 「good」という概念を持ち込むことに本邦はリスクあり。 • 「Good Practice は IS でなく TR ではないか」といった観点からのコメント を準備中。他方、住所付定の重要性は否定し得ないことから、票は賛成。 30
31. 9. NWIP 19160-2 (/2016-06-04) (Cnt’d) 31 コメントを 追加予定 これで幹事長プレゼンは 終了です。
32. 【参考】ステージコード • Stage 0 = 00.00 32