Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
20230310_DevRelJP_ComMKTG
Search
Hide69Oz
March 10, 2023
Business
3
440
20230310_DevRelJP_ComMKTG
2023/03/10開催 DevRel/JP Conference 2023 基調講演資料です。
OWWHとコミュニティの組み合わせについて説明しています。
Hide69Oz
March 10, 2023
Tweet
Share
More Decks by Hide69Oz
See All by Hide69Oz
20241219_JPStripes_Tokyo22
hideki_ojima
1
20
20241211_CMCNagoya_9
hideki_ojima
1
940
20241109_CMCSendai2
hideki_ojima
0
250
20241030_JPStripes_Osaka11
hideki_ojima
1
17
20241029_CMCOsaka7
hideki_ojima
2
730
20240920_JPstripes_Aizu4
hideki_ojima
0
46
20240914_CMCKochi_6
hideki_ojima
1
690
CLS_dejima_vol0
hideki_ojima
1
2k
20240905_ICCKyoto_CM
hideki_ojima
2
54
Other Decks in Business
See All in Business
イークラウド会社紹介 ~ひとりひとりの想いをつなぎ、挑戦に力を~
ecrowd
1
2.4k
フォロワーシップ、ビジョン共有の重要性を学べる「部課長ゲームオンライン」
chibanba1982
PRO
0
410
ヘリウムリング&フープリレーアクティビティ
chibanba1982
PRO
0
700
akippa株式会社 - 会社紹介資料
akippa
4
61k
世界記録を目指せ!マシュマロチャレンジ
chibanba1982
PRO
0
1.9k
Lablup at CES 2024: 우리의 CES 활용법
inureyes
PRO
0
210
情報整理ゲーム「野球のポジション当てゲーム オンライン版」
chibanba1982
PRO
0
440
システム思考ゲーム「ビールゲーム」
chibanba1982
PRO
0
480
株式会社gecogeco 会社紹介資料
gecogeco
2
2.5k
企業研修向け謎解きゲーム「汚れた企画書の謎」
chibanba1982
PRO
0
240
株式会社ispec 会社紹介資料
emikamihara
0
6k
コンセンサスゲーム「雪山での遭難」
chibanba1982
PRO
0
820
Featured
See All Featured
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
38
7k
Being A Developer After 40
akosma
89
590k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
28
4.5k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.3k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
49
2.2k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
2k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
30
2.1k
How GitHub (no longer) Works
holman
312
140k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
5
210
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
3
180
Site-Speed That Sticks
csswizardry
3
270
Transcript
2023/03/10 Hideki Ojima | Parallel Marketer / Evangelist @hide69oz http://stilldayone.hatenablog.jp/
DevRelで 理解・共感・行動 の連鎖を起こすには? 誰に伝えるか、 何を伝えるかと向き合う マーケティングアプローチ のススメ
小島 英揮 パラレルマーケター Still Day One 合同会社 代表社員
これまでのキャリアとカバー領域、スキルの変遷 C/Sシステム RDB ERP インターネット Web OSS RIA クラウド モバイル
(スマホ) アプリ SaaS AI VR/AR/MR 電子決済 1991 1999 2002 2009 2017 XML マーケティング 英語・異文化コミュニケーション IT/B2B 組織・コミュニティマネジメント プレゼンテーション 非IT/B2C/D2C
パラレルマーケターとしての実績
コミュニティマーケティングの効果や進め方に ついての書籍発刊 2009 - 2016 2016 ~ 2019 コミュニティマーケティングの進め方や事例共有のため のコミュニティ。
過去6年で50回以上開催、メンバー約3,400名 AWS日本法人一人目の社員としてJoin。マーケティン グ統括としてクラウド市場開拓をコミュニティ構築 (JAWS-UG)を通じて実施。 コミュニティ x ビジネスでの経験値
今日のテーマ ターゲットに行動変容 が連鎖する伝え方を 考える
最近ちょっと話題のツイート
DevRel活動も同じ ターゲットが「動きたくなる」 情報、伝え方、が重要 ※注:そのために正しくないことを言っていいわけではない(ダメ、絶対!!)
参考:クラウド昔話・・・・ ベンダーA ベンダーB お客様のBCP対策に は、パブリッククラ ウド活用が、初期コ ストも運用コストも 最も削減できます 弊社のクラウドは、 独自の技術で、柔軟
性の高いコンピュー ティングリソースを 提供します あなたなら、どちらのベンダーストーリーがアクションしやすい?
「スゴイ」から使うのではなく、 「役にたつ」から使う
スペックを聞いただけで、 自社課題と紐づけられる 顧客はごくわずか
特に、キャズム以降の 顧客層では、 その傾向が顕著に
What is [your service]? ではなく How does [your service] help
your customers? の文脈が重要
「顧客視点」と 同じく重要なのが 「勝利条件」
「勝利条件」=Objectiveの設定 を忘れないコト!!
Objectiveへの近道を マーケティング思考で因数分解 Objective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How
(どうやっ て) × ×
マーケティング 3つのNG (ダメ。絶対) 多目的 Howから考える 「全員を相手」にする
ビジネス全体のObjectiveから、 DevRel事業のObjectiveを設定 3-5年後のビジネス全体の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal 1年後のビジネス全体の Objective
- 定量的Goal - 定性的Goal 3-5年後のDevRel事業の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal 1年後のDevRel事業の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal
Objectiveを満たすのに必要な数の Who x What x How の掛け算を設定 3-5年後のビジネス全体の Objective -
定量的Goal - 定性的Goal 1年後のビジネス全体の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal 3-5年後のDevRel事業の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal 1年後のDevRel事業の Objective - 定量的Goal - 定性的Goal Who① DevRel事業の成 長・成功に必要 なのは誰か? What① Who①に響く オファリング は? How① WhoにWhatを 効果的に伝える 方法は? Who② DevRel事業の成 長・成功に必要 なのは誰か? What② Who②に響く オファリング は? How② WhoにWhatを 効果的に伝える 方法は? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ × × × × = =
Who/What/Howを考える 誰を動かすか? 何で動かすか? どう動かすか?
Who/What/Howを考える 誰を動かすか? 何で動かすか? どう動かすか?
DevRel活動で主に相手にすべき 顧客は誰か?
Who/What/Howを考える 誰を動かすか? 何で動かすか? どう動かすか?
その「顧客」に響く= 行動したくなるオファリング は何か?
Who/What/Howを考える 誰を動かすか? 何で動かすか? どう動かすか?
行動に結びつきやすい 伝え方は何か?
行動の連鎖を生む 仕組みとしてのコミュニティ
コミュニティ = ファン、ロイヤルティ顧客を束ね、 より声が大きく、遠くまで届く仕組み
コミュニティ = ファン、ロイヤルティ顧客を束ね、 より声が大きく、遠くまで届く仕組み
再現性・成長性のある コミュニティの「型」
関心軸×オープンタイプのコミュニティを構築 賛同者・理解者が 増え続ける コミュニティ の領域 関心軸 所属組織 ・地域軸 クローズド オープン
町内会などの 領域 おススメの 型
オーディエンス型とコミュニティ型 オーディエンス型(1:N型・階層型) カリスマ/スターに集まる →初速は早いが、再現性、持続性が難しい コミュニティ型(N:N型・フラット型) 考え方・関心軸に集まる →初速は緩やかだが、再現性、持続性高い おススメの 型
Sell Through the Community モデルでスケールさせる
実現したいモデル Sell Through the Community ベンダー コミュニティ 単なる認知でなく、 「想起」を促す!
ただコミュニティを作っただけでは 「足し算」で終わる。 他のマーケ、CS施策と連動して、 よりスケールする「掛け算」 として実装することが重要
コミュニティがあることで、循環型ファネルができる Awareness (認知) Demand Generation (自分ゴト化) Lead Qualification (案件化:MQL →
SQL) Onboarding/PoC (利用開始) Cross / Up Sell ( MRR/LTV 向上) コミュニティ マーケティング カスタマー サクセス オンボーディン グを通じて顧客 から 「ファン」を 量産 オンボーディング等 見込み顧客に対し、既存顧客が 事例やユースケースを紹介 顧客同士でベスト プラクティス共有 「ファン」が安定 供給されることで コミュニティが 継続拡大 ファン
コミュニティ × マーケティング ビジネスのターボチャージャー
コミュニティはもはや異端ではない
• OWWHで近道を因数分解 • 「役に立つ」>「スゴイ」 • コミュニティでDevRelに「掛け算」を! まとめ:理解・共感・行動の連鎖 を生みだすために
更にOWWHや コミュニティの 「掛け算」を 学びたい人に
Question?