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20240607_CMCMishima_1
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Hide69Oz
June 07, 2024
Business
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20240607_CMCMishima_1
2024/06/07開催 CMC_Meetup 三島 キックオフでの登壇資料です。
コミュニティマーケティングのキホン、そしてコミュニティマネジメントとの違いについて紹介しています。
Hide69Oz
June 07, 2024
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Transcript
コミュニティマネジメントと コミュニティマーケティングの 「違い」を理解する! 2024年6月7日 コミュニティマーケティング推進協会 代表理事・小島 英揮
CMC_Meetup / CLS の三島でのキックオフ! ありがとうございます!
東京→三島 バイクで来るのにとても いいコース! (そして近い!)
自己紹介:小島 英揮(Hideki Ojima) ITのB2Bマーケティングで30年以上のキャリアを持つ。PFU、アドビ等を経て、2009~2016年に、AWSで日本の マーケティングを統括、日本最大のクラウドユーザーコミュニティ:JAWS‐UGの立ち上げに携わる。2016年にコ ミュニティマーケティングの普及・啓蒙をするコミュニティ:CMC_Meetup を立ち上げ。2017年にStill Day One 合同会社を設立、代表社員に。以降、FinTech、データマネジメント、コラボレーション、D2Cビジネスなど国内外の
複数の企業でパラレルマーケターや社外取締役として活動中。 2024年2月 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 代表理事に就任 パラレルマーケター / シリアルコミュニティビルダー Still Day One合同会社 代表社員 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 代表理事 𝕏 : @hide69oz Blog: https://stilldayone.hatenablog.jp/ 立ち上げた主なコミュニティと イベント開催回数(累計): 著書:「コミュニティマーケティング」 / 「DevRel の3C」 2010年~ 2016年~ 2017年~ 数千回 130+回 130+回 2018年~ 13回(年二回開催)
確認事項:皆さんがホントにやりたいことは? コミュニティ「を」運営、維持したい コミュニティ「で」 近道 したい 〇 × 加速 拡大
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
The Last Decade (2014 – 2024)振り返り 2014年8月 初めて「コミュニティ マーケティング」を イベントで紹介
2016年11月 コミュニティマーケティングを 考えるコミュニティ: CMC_Meetupが発足 2019年 書籍出版 「コミュニティマーケティング」 「DevRel – エンジニア フレンドリーになるための3C」 2024年6月 CMC_Meetup のミートアップ& 配信累計:130+ CMC_Meetupメンバー:3.900+
東京 京都 福岡 札幌 高知 ・東京:31回 ・札幌:5回 ・仙台:1回 ・三島:1回 ・名古屋:7回
・京都:4回 ・大阪:6回 ・広島:3回 ・福岡:10回 ・高知:5回 ・沖縄:2回 ・B2C:2回 ・DeepDive:3回 ・Beginners:1回 ・焚き火部:2回 ・MAX:1回 ・アカデミー:2回 大阪 Facebook Group 参加メンバー数: 3,900+ Meetup回数: 85 CMC_Meetup 活動履歴 (2016/11 ~2024/6/6) 沖縄 名古屋 ランチスペース (音声)回数: 58 広島 仙台 三島
・日時:2024/6/29(土) 13:00 ~ 18:30 ・場所:愛知大学 名古屋キャンパス ・参加人数:250名 ・参加費:2000円 ・セッション数:5トラック /
16セッション ・スピーカー:30名以上 過去最大規模のコミュニティマーケティングイベントを 全国のCMC_Meetup メンバーと共に企画・開催 あと20日!!
2024年現在、 コミュニティマーケティング というコトバは 確実に拡がったけれど・・・ 検索ワード 購入企業 ヒット数: 17,200,000 + 解説記事
多数 検索ワード: “コミュニティ マーケティング“
最近、ちょっと 「銀のタマ」感のある 「コミュニティ」への 期待 コミュニティ があれば いける! それ、 コミュニティ で解決
コミュニティ 創っといて!
次の10年に向けての、コミュニティ マーケティングの現状のおさらい Done List Challenge 外部環境 • 実践者のためのフレームワークやTIPSの言語化 • 実践者の増加
• 知名度・デマンドの増加 • Howが先行 • 実践者の増加に対して、「成功例」が少ない • 海外にも「お手本」「先行」事例が少ない。 ※AWSも、US/EMEA等を参考にしたのではなく、日本が先行して実施 • 従来型マーケティングの行き詰まり(CPA高止まり等) • マスメディアからマイクロメディア、一方向から双方向の情報流通 • LTV重視(導入してからの関係性、エンゲージメントが重要) コミュニティマーケティングを体系的に学べ、その価値やメソッドを 普及・啓蒙するより強力な推進エンジンが必要
多数の事例観察からCMC_Meetup や書籍 で「言語化」 したフレームワークやTIPS CtoC情報フローの重要性 OWWHフレームワーク ファーストピン Sell Through the
Community 3つのファースト コミュニティリーダーと コミュニティマネージャーの役割
New!! コミュニティマーケティング推進協会 (2024年2月設立 → 2029年解散予定) ”コミュニティマーケティングが、日本の ビジネスシーンで活用され、成功事例が 多数できる状況を、イベント、教育事業、 調査発表などを通じて、更に加速する ことを目的として設立”
協会のフォーカス コミュニティマーケティング に対する理解度 コミュニティマーケティング が機能し効果を上げている状態 「わかる」から「できる」へ 「潜在層」から 「顕在層」へ Stage1 Stage2
Stage3 Stage1 と Stage2を対象 フォーカスエリア × エンタープライズ企業 B2Bマーケティング部門 B2Cマーケティング/ オムニチャネル担当部門 D2Cマーケティング部門 カスタマーサクセス部門 DevRel担当部門
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
協会の定義:コミュニティマーケティングとは? 事業者等が、製品やサービス利用者を対象として主宰する「コミュニティ」との 双方向のコミュニケーションを通して、顧客同士の交流と情報発信を促すことで、 顧客の製品・サービスへのロイヤルティ創出、向上に貢献すると共に、①顧客理解、 ②顧客育成、③顧客創造を、相互に連動させ、スケーラブルに実施すること。 コミュニティでの顧客同士(CtoC)の交流&情報発信 顧客理解 顧客育成 顧客創造 コミュニティ
の目的
もっとシンプルにいうと コミュニティ×マーケティングは • どんな顧客がどんな使い方をしているのかがわかり • 顧客同士が「使う(行動する)理由」を自ら言語化、拡散し • 顧客が顧客を育成、創造する活動が連鎖する デジタル時代の消費行動に即した、 スケーラブルでサステナブルなマーケティング手法である
顧客≒ 仲間、賛同者、関係人口
「地域」や「社内」で仲間を 増やしたり、 ムーブメントを起こすときも 「コミュニティマーケティング」の力学が スケーラブル&サスティナブルに作用 ↓ 社内コミュニティや、課題解決 コミュニティ構築にも注目が 企業のビジネス拡大だけでなく、 地域活性化、関係人口創出、社内DX推進等にも有効
日本マーケティング協会のマーケティング 「新定義」(2024年)とのシンクロ部分 “(マーケティングとは)顧客や社会と共に価値を創造 し、その価値を広く浸透させることによって、ステーク ホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社 会を実現するための構想でありプロセスである。” 注1)主体は企業のみならず、個人や非営利組織等がなり得る。 注2)関係性の醸成には、新たな価値創造のプロセスも含まれている。 注3)構想にはイニシアティブがイメージされており、戦略・仕組み・活動を含んでいる。 出典:公益社団法人日本マーケティング協会
https://www.jma2-jp.org/jma/aboutjma/jmaorganization
コミュニティ×マーケティング でおさえておくべき事項
コミュニティマーケティングのフォーカスエリア 成長する コミュニティ の領域 関心軸 所属組織 ・地域軸 クローズド オープン 町内会などの
領域 フォーカス する領域
Sell Through the Community ベンダー コミュニティ 単なる認知でなく、「想起」を促す! 想起の連鎖⇒行動の連鎖が、規模と 継続性をもたらす コミュニティマーケティングで目指すモデル
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
ベンダー コミュニティ “Sell Through the Community“ は3つの研究分野の複合体 コミュニティ(マネジメント)研究 の領域 口コミ(WOM)研究
の領域 リレーションシップ マーケティング研究の領域
コミュニティからの情報連鎖のポイント①: 連鎖を生む=「共有」「拡散」しやすい情報パッケージ デジタルでの 拡散のし易さ コミュニティ 参加者の「生活 導線」上で流通 「同じ立場・関 心軸」の人 からの発信
「体験」に基づ いた情報 短時間で 理解できる 「わかり易さ」 「共感」 の得やすさ
= 商品、サービスのファン、かつ 「アウトプット」ができている人 = ロールモデルの「アウトプット」を 「フォロー」(追随)できる人 = 興味はあるが、インプットのみを要求 「アウトプット」も「フォロー」も しない人
リーダー フォロワー ワナビーズ 初期はここにフォーカス コミュニティからの情報連鎖のポイント②: コミュニティ参加者の3つのレイヤーを意識
= ファーストピン リーダー フォロワー ワナビーズ 10~ 20% 80~ 90% コミュニティからの情報連鎖のポイント②:
コミュニティ参加者の3つのレイヤーを意識
助走期間と成長期間でステージをわけて、ファーストピン を見極めるのも有効 熱量が高い人から リーダー、フォロワー (ファーストピン)を 選定してから、オープン なカタチに移行 関心軸 地域軸 クローズド
オープン クローズド メンバーで 熱量を高める
コミュニティとのリレーションシップのポイント: コミュニティにおけるリーダーシップとマネジメント 【コミュニティリーダー】 リーダーシップの体現者。 多くはユーザー側。 コミュニティマネージャーと共通のゴー ルに向けて、フォロワーを先導する 【コミュニティマネージャー】 コミュニティマネジメントの体現者。 多くはベンダー側。
コミュニティリーダーと共通のゴールをセッ トし、進みやすい環境を整える
行動の連鎖、リーダーの選定で重要なコト 広めたいオーディエンス =受信者/フォロワーから、 適切な演者やセトリ =発信者/関心軸を 考える
コミュニティマーケティングの 設計フェーズ: OWWHで コミュニティ施策を設計
「マーケティング」施策は、Objective、Who、What、Howの 4要素で因数分解のカタチに表現可能 Objective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How
(どうやって) × × Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
Objectiveの重要性:ゴール設定がないと、分岐で迷いがち
コミュニティ施策のObjectiveも、全体のビジネスや マーケティング施策にアラインが必要 ビジネス/マーケ 全体のObjective (目的・勝利条件) コミュニティ施策の Objective (目的・勝利条件) 全体のObjectiveにアラインした、 コミュニティ施策である必要有り。
コミュニティ施策のObjectiveが 達成されれば、全体に寄与できて いる、という関係性が重要。
3年後を見据えたビジネス全体のObjectiveから、 コミュニティのOWWHを設計 3年後のビジネス /マーケ全体のObjective (目的・勝利条件) 3年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) 1年後のビジネス /マーケ全体のObjective
(目的・勝利条件) 1年後のコミュニティ 施策のObjective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × ①全体のObjectiveに基づき、 コミュニティ施策の Objective を設定 ②コミュニティ施策のObjectiveに 基づき、Who/What/Howを設定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【顧客理解+育成】 ・上位15%のファンが売り上げの75%を支える →18年連続増益 ・ファンからのフィードバックから新しいオンライン イベントフォーマットを創出 【顧客理解+育成+創造】 ・コミュ二ティを通して、商品開発スピードを向上 ・サービス解約者の5人に1人が再登録 【顧客育成】 ・受注商談金額が2.5倍
・パイプラインが2倍 ・顧客離れ(チャーン)を25%削減 [関連記事QRコード] 企業系コミュニティでの成功例:まずはObjectiveありき!
全社Objectiveとアライン しないまま、コミュニティ施策 を行うと「ビジネス遭難」 の危険性が高まる 重要
運用フェーズ: コミュニティ運用(マネジメント)で 注意すべき要素
コンテキスト ファースト トラスト ファースト アウトプット ファースト コミュ二ティ成長のための3つのファースト
コンテキスト=タテ糸(インタレストグラフ)と トラスト=ヨコ糸(ソーシャルグラフ) の掛け合わせのアウトプットで、 密なネットワーク&越境しやすい環境に! ②参加者をヨコにつなげる =ソーシャルグラフの構築 ①参加者をひきつける関心軸の設定 =インタレストグラフを構築
評価フェーズ: コミュニティ施策の 効果測定について
2つの評価(測定)軸 コミュニティが 正しく成長しているかの 評価軸 コミュニティが該当する ゴールの達成に寄与 しているかの評価軸
確認事項:皆さんがホントにやりたいことは? コミュニティ「を」運営、維持したい コミュニティ「で」 近道 したい 〇 × 加速 拡大
でも、大事なのは・・・
ワクワク、ドキドキな “エモさ”が原動力! No Emotional, No Community
コミュニティ活用で ゴールへの近道を!
Thank You!! 協会へのお問い合わせは こちらのフォームから https://communitymarketing.jp/contact