自覚症状
強い
見た目的にはめっちゃ病人っぽいけど
ゆうてさほど命には関わらない
発熱、咳、鼻水、くしゃみ
嘔吐、下痢、等
明らかに病人
心筋梗塞、狭心症、心不全
肺炎、癌の末期、等
自覚症状
弱い
そもそも病人ですらない
血圧サージ、隠れインフルエンザ
テレビを見て◯◯が心配
インターネットを見て□□が心配、等
見た目的には病人っぽくないけど
命に関わる
高血圧症、脂質異常症、糖尿病、
慢性腎臓病、心房細動、喫煙
ピロリ菌感染、癌の初期、等
致死的リスク低い
医療介入の必要性低い
致死的リスク高い
医療介入の必要性高い
疾病構造が変化し、自覚症状の強弱と医療介入の必要性が必ずしも一致しなくなった。
むしろ、自覚症状の強さのため医療介入の必要性が低い層が医療機関に殺到、
本当に医療介入が必要な層(右下)に手が回らなくなってしまっている。
右下では、現在の自覚症状の改善(現在価値)ではなく、将来の疾病予防(未来価値)
を提供している。現在知覚可能ではないものに医療の価値を感じてもらう必要がある。
医療において高度なコミュニケーションデザインが急速に重要になって来た。
自覚症状と医療介入必要性とのミスマッチ