近年、モバイルアプリのクロスプラットフォーム対応を進める目的で Flutter が導入されることが増えてきています。くわえて、とりわけ少数のチームで開発を進める場合、開発効率を高めるために mBaaS が導入されることも少なくありません。そこで課題となるのが、中長期的な運用に足る拡張性やスケーラビリティと短期的な開発効率のバランスをどのように確保していくか、ということです。
本セッションでは、短期的な開発効率を高めつつも将来のインフラ移行に備えることが可能な疎結合なアーキテクチャを Flutter プロジェクトの初期から採用することを提案し、その具体的な設計やコードのサンプルを解説します。
- Flutter とオニオン・アーキテクチャ
- インフラ層を隔離することの意義とその方法
- 疎結合を実現する状態管理モデル(Riverpod, StateNotifier)