Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
RemoteChattingInMediocreEnvironment
Search
inouehi
December 22, 2021
Business
0
350
RemoteChattingInMediocreEnvironment
リモートワークでの「雑談」どうやるの会議のLT発表資料
inouehi
December 22, 2021
Tweet
Share
More Decks by inouehi
See All by inouehi
Learning numeric-like string based on RFC
inouehi
0
65
What We Can Learn From OSS
inouehi
0
810
Learning PHP and Static Analysis with PHP Parser
inouehi
2
570
Understanding Ast By Looking
inouehi
0
1.7k
Improve Our Development Habits by Measuring Productivity and Maintainability
inouehi
1
1.4k
Simple Strategy to Read PHP More Easily
inouehi
0
780
What We Learned and What We Didn't from Our Efforts to Visualize Productivity
inouehi
0
490
Paying Off Technical Dept with Rector -The First Step-
inouehi
1
970
Learning PHP with PHP Parser
inouehi
1
2.4k
Other Decks in Business
See All in Business
株式会社スピークバディ 会社紹介資料
speakbuddy
1
220k
WED Company Guide
wed
3
44k
fk_pitch202411
formalklein_recruit
0
100
Jibungotoを最大限発揮させて育成コストをかけすぎないオンボーディング
nogahighland
1
720
フレームワークを生み出すメタフレームワークという考え方 -適応型から生成型へ- #RSGT2025 / From adaptive to generative
kyonmm
PRO
2
2.8k
イオリア株式会社 会社説明資料
aeoliainc
0
640
VISASQ: ABOUT DEV TEAM
eikohashiba
3
23k
20240119_pmconf2024_落選セッションお披露目会_駄菓子屋PM的「PMネクストキャリア」3つの誤解
mindman
2
2k
技術広報の集い #5 LT 資料 2025 年挑戦したいこと
n0mzk
0
270
ネオス株式会社 会社紹介
neos
0
420
【エンジニア採用】BuySell Technologies会社説明資料
buyselltechnologies
3
57k
エンジニア向けACES会社説明資料
aces
1
540
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
3k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
39
1.9k
It's Worth the Effort
3n
184
28k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
251
21k
Done Done
chrislema
182
16k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
2k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
27
1.9k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
38k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
348
20k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.4k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.3k
Transcript
雑談@平凡な環境 2021/11/28 リモートワークでの「雑談」どうやるの会議LT
自己紹介 • Hiroki Inoue • Software Engineer • Engineering Manager
@ WHITEPLUS, Inc.
前提 • エンジニアは十数名在籍 • チームが2つに分かれている(私のチームは4~5名) • チーム間とチーム内のコミュニケーションがある • 本LTのスコープはエンジニアの雑談とする •
meetやslackを使っている • 1年以上フルリモートが続いている
課題認識 • 雑談って、雑談しようぜって始まるものではない。けれど、 オンラインでは“わざわざ”なしにコミュニケーションがスタートしない • meetを起動する、 slackで呼びかける等必要 • 必ずしも誰もが雑談を必要としているわけではない •
あんまり仰々しく機会を作っても白けるし、乗り気でないと雑談も弾まない • (というか別に課題でもないかもしれない説もある) • デイリースクラム、スプリント計画、スプリント振り返りなど、なんやかんやで 話す機会はあるし
うまくいかなかったこと • ひとりで食べたい時もある。人もいる。 • そもそも休憩時間(生活サイクル)が違う(+裁量労働)。 ⇒なんとなく開催されず。 オンラインランチしよう! 必ずしも施策やメンバーが悪いわけではない、結果はコンテキストに依存する。
うまくいかなかったこと • 会話がそこまで弾むわけでもない。 • 誰かがしゃべると、誰かが集中し辛い。 • meetにリソースもってかれてCPUがうるさい、熱い、重い。 • 座席の横や後ろでなく、正面に顔面。仕事に集中し辛い。 ⇒得るものよりも失うものの方が大きい?感。
午前中はmeetつなぎっぱなしにしよう! 必ずしも施策やメンバーが悪いわけではない、結果はコンテキストに依存する。
だもんで • 雑談の原点に立ち返り、日常の中に会話を生むきっかけがほしい • “わざわざ”じゃなく会話を始められるようにしたい
ところで、どうして雑談が必要なのか? 一般的に言われる雑談の効能を大別すると以下の通り。 • 人間関係構築 • 情報収集 • 異変、困りごとに気づく • メンタルヘルス
ところで、どうして雑談が必要なのか? 一般的に言われる雑談の効能を大別すると以下の通り。 • 人間関係構築 ⇒エンジニア同士が顔を合わせる機会をつくる。 • 情報収集 ⇒ペアプロ、コードレビュー、勉強会+技術的雑談の機会をつくる。 • 異変、困りごとに気づく
⇒スクラムイベント[1] 、1on1での状況確認と声かけ、そして支援。 • メンタルヘルス ⇒(弊チームには当てはまらなさそうだけど)上記の接点でカバー。 効能別戦略 1. スクラムにおいて、朝会、計画、レビュー、振り返りのような定期的に行われるミーティング。 ・雑談≒話す機会(所謂雑談でなくともよい) ・能動的に情報を取りに行く
そんで何をしてるか • スクラムイベントでしゃべる 〇雑談のためのわざわざイベントではないので抵抗感がない △本題から逸脱した話はできない • 1 on 1, ペアプロでしゃべる
〇雑談のためのわざわざイベントではないので抵抗感がない △1対1の会話なのでスケールしづらい
そんで何をしてるか • (ディスカッション形式の)勉強会 〇チームの垣根を越えてほとんどのメンバーが集まる 〇共通の趣味(技術、開発)をきっかけに話が盛り上がる △準備負担が重く、連発できないので日常的にできない • LT会、もくもく会 〇共通の趣味(技術、開発)をきっかけに話が盛り上がる 〇勉強会よりも敷居が低い
△とはいえ、準備負担がそれなりにある
そんで何をしてるか • slackに雑談用チャンネルを作る 〇オフラインの雑談に近い感覚 △全員が発言できるわけではない(敷居が高い) ・フリーテーマ ・テーマ別(DDD等)
そんで何をしてるか • slackに個人用つぶやきチャンネルを作る 〇オフラインの雑談に近い感覚 〇チームの雑談用チャンネルよりもつぶやき易い 〇読みに行く側も意外と負担にならない -人数が多いとクローリングが負担になるのかも △敷居が低いとはいえ全員がやるわけではない
そんで何をしてるか(おまけ) (身も蓋も無いが…) • たまにでもオフラインで会うと盛り上がってよい感じ。
まとめ • 仰々しく施策を打つというよりは、 • 日常的な接点をいくつも用意するというスタイル。 • slackの個人用つぶやきチャンネルが意外と使える。
おまけ • huddle[1]でサクッと会話をはじめる • テキストチャットから自然に会話に移行できる • 音声通話という点でmeetやzoomと違わないが心理的負担は意外と違う 1. slack help
center
おまけ ・「知っている」と「やってみる」は大きく違う ・ちょっとしたUXの違いが人の行動を変える
おまけ • 会社の施策もあり、雑談の機能が補完されている • 関りが強い部署との定例MTG • オンライン飲み会 • 全社イベント •
社内ラジオ • ウェルカムランチ • Wevox
ご清聴ありがとうございましたmm