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「情報発信学で読み解くコミュニティと空間ビジネス」第3部

 「情報発信学で読み解くコミュニティと空間ビジネス」第3部

「情報発信学で読み解くコミュニティと空間ビジネス」第3部
~情報評価・経済社会の新しいビジネスモデルを考察する

Jun Ikematsu / 池松潤 @jun_ikematsu
https://note.com/ikematsu/n/ne6cb531e2c77

Jun_ikematsu

March 25, 2020
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Transcript

  1. ロジック ドライブ センス ドライブ 近年の「コワーキング・空間ビジネス」を考察する 不動産・ハード バリュー・ドライブ ソフト・コンテンツ バリュー・ドライブ 機能

    便利 価格 デザイン コンセプト 価値観 Regus Jp SPACES/等 We Work デジタルハリウッド Gs スペイシー 100円Space SERVCORP ツクルバ COBA コインスペース coinspace アクセア ACCEA CAFÉ カフェ型 コワーキング シェアハウス型 ソーシャルアパート型 ホステル型
  2. ロジック ドライブ センス ドライブ 近年の「宿泊型・空間ビジネス」を考察する 不動産・ハード バリュー・ドライブ ソフト・コンテンツ バリュー・ドライブ 機能

    便利 価格 デザイン コンセプト 価値観 L&G Hotel SHE 等 KabuK Style HafH 等 東横イン APA グローバルエージェンツ The Millennials/Lively 等 OYO LIFE Airbnbの 民泊提供 等
  3. 新しい「空間ビジネス」の勝負所は 「価値感の変化」に「コミュニティ」を掛け合わせた領域 価値観の変化 コミュニティ 空間ビジネス ★ 「コンセプト」 ✕ 「ハコ」 ✕

    「サービス」 ① 「正解を探す」 → 「課題を探す」 ② 「予測する」 → 「構想(妄想)する」 ③ 「KPIで管理する」 → 「意味を一緒に探す」 ④ 「生産性を上げる」 → 「楽しい事に集中する」 ⑤ 「ルールに従う」 → 「自らの道徳観に従う」 ⑥ 「一つの組織に留まる」 → 「組織間を越境する」 ⑦ 「綿密に計画し実行する」 → 「とりあえず試す」 ⑧ 「情報は独占にパワー」 → 「情報は共有に価値」 ⑨ 「経験に頼る」 → 「学習・スキルに頼る」 ⑩ 「肩書きを信じる」 ⇒ 「興味関心で判断する」
  4. 情報評価・経済社会への 価値観の変化・10のポイント ① 「正解を探す」 → 「課題を探す」 ② 「予測する」 → 「構想(妄想)する」

    ③ 「KPIで管理する」 → 「意味を一緒に探す」 ④ 「生産性を上げる」 → 「楽しい事に集中する」 ⑤ 「ルールに従う」 → 「自らの道徳観に従う」 ⑥ 「一つの組織に留まる」 → 「組織間を越境する」 ⑦ 「綿密に計画し実行する」 → 「とりあえず試す」 ⑧ 「情報は独占にパワー」 → 「情報は共有に価値」 ⑨ 「経験に頼る」 → 「学習・スキルに頼る」 ⑩ 「肩書きを信じる」 ⇒ 「興味関心で判断する」 価 値 観 の 変 化 1 0 の ポ イ ン ト
  5. マズローの欲求5段階説 自己実現欲求 尊厳欲求 社会的欲求 安全欲求 生理的欲求 生きていくため本能的欲求 食べたい・飲みたい・寝たい 安全・安心な暮らし 雨風をしのぐ家・健康に生きる

    (帰属欲求) 組織に属する 仲間が欲しい この欲求が満たされないと 孤独感や社会的不安を感じやすくなる 他者から認められたい・尊敬されたい 承認 欲求 能力を引き出して創造的活動がしたい 成長
  6. 「サービス」発展の6段階 嬉しい・楽しい・美しい 便利 使いやすい・わかりやすい 安心・安全 社会的意義 機能 体験 価値 機能

    価値 とりあえずしのげる。 色々と我慢すれば大丈夫 壊れない・鍵がついた 最低限の信頼性が担保された 機能している・迷わない スムーズに使える 無くても困らないけど あったら嬉しい 喜びや悦びがある 美意識が満たされる 生きがいや 新しい活力が生まれる
  7. 「空間ビジネス」の「コミュニティ」発展6段階 具体化している 一緒に産みだす 学び・得るものがある 対話がある 成果が実になる 居場所 効力 機能 心理的安全性が確保されている

    存在が認識されている 双方向の関係がある 気付きや発見がある 知識を深めることができる 共有することで知恵が高まる 予定調和ではない ゼロから産みだす喜びがある 産みだした「何か」が 目に見える形になっていく 具体化したもので 評価されて成果となる
  8. 「コミュニティ」の発展イメージ 課外活動的な 共同活動 ワークショップ 体験イベント開催 イベント開催 コミュニケーション・ツール 成果への評価 取材など ラウンジ開設

    効力 機能 そこに行けば居場所がある とりあえず誰かに会える ネームタグや共通のネタなど 会話や包摂性がある 共通の興味関心がある 知らない事への発見で繋がる 共通の課題がある 課題解決へ知識をシェアする アウトプットが生まれる 評価されたり取材される 聴くから体験へ昇華する 理解や感動を分かち合える
  9. ▪プロフィール 池松潤(いけまつ じゅん) 福岡移住⇔東京・大阪。 出身・東京都 情報発信学/講演家 マーケティング・コンサルタント アウトプットLAB主催/サイボウズ式第二編集部所属 慶応義塾大学卒業後、大手広告代理店時代に、雑誌コラム連載・ビジネス書を執筆 国内5万部は韓国などアジア海外版も。セミリタイヤ後

    小説家 。 執筆活動のほか、マーケティング・コンサルティングなど。 2018年より、アウトプットLABプロジェクトにて、講演・ワークショップ・イベントを本格化 2020年、関西大学・スタートアップカフェにて「社会人向けワークショップ」スタート