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勾配ブースティングの仕組み
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K_DM
January 06, 2022
Education
0
56
勾配ブースティングの仕組み
勾配ブースティングの仕組みについて概要を説明したスライドです。
動画:
https://youtu.be/ZgssfFWQbZ8
K_DM
January 06, 2022
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Transcript
アンサンブル4 アンサンブル4 勾配ブースティング 勾配ブースティング
アンサンブル学習とは 複数の予測モデルを組合せて、ロバスト性やより高い性能を目指す 複数モデルの予測値をまとめる方針 ブースティング(Boosting) •バギング •ランダムフォレスト •ExtraTrees •Stacking •AdaBoost •GradientBoosting
•XGBoost 複数の予測モデルの平均や多数決を取り、 最終的な予測を行う 予測モデルの誤差に注目して 少しずつモデルを改善して行く 勾配ブースティング(Gradient Boosting) 前回までのおさらい
Adaboost データを重み付けし、予測が難しいデータを重み付けして行くことで、精度を高める … • • • • • • •
• • モデル 各モデルの出力を 受け取り集約 最終的な 出力 G1 • • • • • • • • • … G2 誤差が大きいデータの 重みを重くする モデル … 誤差が大きいデータの 重みを重くする 訓練データ 前回までのおさらい 前の学習器の誤差の外れ具合を予測できるように モデルを作るアプローチも考えられる
勾配ブースティング 正解との誤差の勾配を用いて予測を修正していく 訓練データ全体 ・・・ 最終的な 出力 • • • •
• • • • • f • • • • • • • • • f • • • • • • • • • f f 100 20 10 40 データごとの誤差 が分かる 勾配を予測する 決定木 勾配を予測する 決定木 勾配を予測する 決定木 2 1 3 3 データごとに 予測 赤字=誤差 あるデータ点の値• = 一つ目の予測+ 予測した勾配1 + … + 予測した勾配n α α 橙字=誤差
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる ※わかりやすくするためにlearning_rateを大きくして更新幅を大きくしています
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる ※わかりやすくするためにlearning_rateを大きくして更新幅を大きくしています
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる ※わかりやすくするためにlearning_rateを大きくして更新幅を大きくしています
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる ※わかりやすくするためにlearning_rateを大きくして更新幅を大きくしています
アルゴリズム① 1. いくつかモデルを作成し、その中から損失が最小のモデルを選択する 2. 以下のステップを 回繰り返す( ) 2-1. 各データについて、以下の値を計算する
fo (x) = argminγ ΣN i=1 L(yi , γ) M m = 1,2,…, M rim = − [ ∂L(yi , f(xi )) ∂f(xi ) ]f=fm−1 1 2 (yn − fm (x)))2 → yn − fm (x) 損失を偏微分 参考文献:Trevor Hastie ・Robert Tibshirani ・Jerome Friedman 著・杉山 将・井手 剛・神嶌 敏弘・栗田 多喜夫・前田 英作監訳・井尻 善久・井手 剛・岩田 具治・金森 敬文・兼村 厚範・烏山 昌幸・河原 吉伸・木村 昭悟・小 西 嘉典・酒井 智弥・鈴木 大慈・竹内 一郎・玉木 徹・出口 大輔・冨岡 亮太・波部 斉・前田 新一・持橋 大地・山田 誠訳 ”統計的学習の基礎: データマイニング・推論・予測”. 共立出版, 2014.
アルゴリズム② 2-2. を予測できるような回帰木を作成する 2-3. 終端領域 について となるような を求める
2-4. としてモデルを更新する rim Rjm (j = 1,…, Jm ) γjm = argminγ Σxi ∈Rjm L(yi , fm−1 (xi ) + γ) γjm fm (x) = fm−1 (x) + ΣJm j=1 γjm I(x ∈ Rjm ) 参考文献:Trevor Hastie ・Robert Tibshirani ・Jerome Friedman 著・杉山 将・井手 剛・神嶌 敏弘・栗田 多喜夫・前田 英作監訳・井尻 善久・井手 剛・岩田 具治・金森 敬文・兼村 厚範・烏山 昌幸・河原 吉伸・木村 昭悟・小 西 嘉典・酒井 智弥・鈴木 大慈・竹内 一郎・玉木 徹・出口 大輔・冨岡 亮太・波部 斉・前田 新一・持橋 大地・山田 誠訳 ”統計的学習の基礎: データマイニング・推論・予測”. 共立出版, 2014. 番目までの モデルの出力 m − 1 番目に加える微調整 m 可視化した回帰木
実験! じ っ け ん
実験用のデータ 数値データに対して、勾配ブースティングで予測をします ※コードは概要欄に添付します
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる
勾配ブースティングに含まれる各木の出力を可視化 少しずつ正解に向けて誤差が修正されている様子がわかる
各パラメタの影響 え い き ょ う
n_estimators 基本的にはデフォルトの設定で十分によい性能になる 一定の基準を超えると頭打ちになる
learning_rate 小さすぎても大きすぎてもダメ、n_estimatorsを固定した上でちょうど良い値を見つける 収束していない
損失関数の影響 外れ値があるとき、二乗誤差は離れたデータでも当てようとする 目的に合わせて適切な損失関数を指定する必要がある
まとめ 勾配ブースティングの仕組みを説明しました •勾配ブースティング木 = 勾配降下法 + ブースティング + 決定木学習 •はじめに決めるべき重要なパラメタは
•n_estimators •loss •パラメタ調整する必要があるのは •max_depth •learning_rate •他、木に関係するパラメタなど
参考文献 •sklearn.tree.DecisionTreeRegressor •1.11. Ensemble methods •https://github.com/scikit-learn/scikit-learn/blob/main/sklearn/ ensemble/_gb_losses.py •Trevor Hastie ・Robert
Tibshirani ・Jerome Friedman 著・杉山 将・井手 剛・ 神嶌 敏弘・栗田 多喜夫・前田 英作監訳・井尻 善久・井手 剛・岩田 具治・金森 敬 文・兼村 厚範・烏山 昌幸・河原 吉伸・木村 昭悟・小西 嘉典・酒井 智弥・鈴木 大 慈・竹内 一郎・玉木 徹・出口 大輔・冨岡 亮太・波部 斉・前田 新一・持橋 大地・山 田 誠訳 ”統計的学習の基礎: データマイニング・推論・予測”. 共立出版, 2014.