ヌーラボさんで開催された『Geeks Who Drink -みんな苦労している!? エンジニア自身が語る、採用の"イマココ"- ( https://nulab.connpass.com/event/83769/ ) 』での登壇資料です。
エンジニアによるエンジニア採用現場の実際株式会社スタディスト 北野 勝久Geeks Who Drink in Tokyo
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株式会社スタディストSRE チーム リーダー北野 勝久: @katsuhisa__
株式会社 スタディスト
マニュアル作成・共有プラットフォーム
\ 現在、全社員 約50名 /
なぜ エンジニアが エンジニア採用?エンジニア採用でやっていること今後についてAGENDA
5.99 倍インターネット専門職(Webエンジニア含む)の転職求人倍率2017/8 末時点出典 : https://www.recruitcareer.co.jp/news/20170906.pdf
5.99 倍全職種で最高の転職求人倍率2016/8〜2017/8 の期間内での伸び率も最高出典 : https://www.recruitcareer.co.jp/news/20170906.pdf
エンジニアはモテ期
エンジニア採用 ➪ めっちゃモテる人に ➪ 振り向いてもらう活動
「でも、人事がいるじゃない」
人事業務っていっぱいある気がする● 入退社時のアレコレ● 社員教育制度設計&実行● 給与テーブルも含めた評価制度設計&実行● 働きやすい環境づくり● そして採用活動
人事業務っていっぱいある気がする● 入退社の手続き● 社員教育制度設計と実行● 給与テーブルも含めた評価制度設計と実行● 働きやすい環境づくり(制度面など)● そして採用活動採用活動は、人事業務における1つのパーツでしかない採用活動1つとっても、面接日程調整や、エージェントの方との関係構築などやること多し
人事業務っていっぱいある気がする● 入退社の手続き● 社員教育制度設計と実行● 給与テーブルも含めた評価制度設計と実行● 働きやすい環境づくり(制度面など)● そして採用活動スタートアップ≒急成長を目指す組織➪ 採用はめっちゃアクセル踏む➪ 採用業務は常に膨張しがちかと思えば、人事組織の人手が足りている会社を見たことがない
人事だけで成功するほどエンジニア採用は甘くないのでは?
ワタシとエンジニア採用活動
「SRE チームそろそろ仲間が欲しいお」「とうせならすごい人といっしょに働きたいお」
「よし、採用だ」
そんなうまくいかない● 何からやったらいいかわからん● 他の会社は何やってるんだろ● そもそも、自分自身がふつうの転職活動やったことない※ 私はリファラル入社で、入社前に社長以外との面接はしていない
「よし、転職だ」
すぐできる● エンジニアのお仕事をしていると、他社からのお誘いはよくある○ ヘッドハンター○ 人事部から直接● 「転職を検討しているわけではないですが・・・」と、あらかじめ前提を伝えた上で、何社かにおじゃました
わかったこと
エンジニア採用、どこの会社も本気すぎワロタ
● 他社で働く自分でも知っているようなスーパーエンジニアがいきなり出てきたり、役職めっちゃ上の人が最初に出てくる● 自社のことについて、めっちゃ詳しく教えてくれる● こちら側のスタンス(転職意志なし)に対しても、たいへん理解を示して下さる○ すごく気持ちが楽○ 面接に行った会社のことをすごくすきになる
● 他社で働く自分でも知っているようなスーパーエンジニアがいきなり出てきたり、役職めっちゃ上の人が最初に出てくる● 自社のことについて、めっちゃ詳しく教えてくれる● こちら側のスタンス(転職意志なし)に対しても、たいへん理解を示して下さる○ すごく気持ちが楽○ 面接に行った会社のことをすごくすきになる彼らは、将来の転職候補者たちと長期にわたる関係構築をしている
エンジニア採用に関する超絶な危機感- 他社の圧倒的な本気度- 採用にエース級の人材の時間を投資- すでに長期での採用戦略にシフト済み- 自社の状況を顧みると…- 本気度が足りない- 採用遅延が成長のボトルネックになり得るのでは?
エンジニアによるエンジニアのためのエンジニア採用活動
エンジニアによるエンジニアのためのエンジニア採用● DevRel● 面接候補者との直接的なコミュニケーション● リファラル● 面接● いまいる仲間と長く楽しく働くために
DevRel?● 「エンジニア向けマーケティング施策」● エンジニア向け製品を提供している会社で多く見られる● ただし、必ずしも「エンジニア向け製品のマーケティング施策」を指すわけではない
なぜDevRel というキーワードを意識しているか● 採用に関する「エンジニア向けマーケティング施策」だから● Teachme Biz もエンジニア向け製品としての側面がある○ システムの操作マニュアル作成シーンなど■ 実際に、製品としてのTeachme Biz に興味を持っていただけるケースも多い○ 将来的に、Teachme Biz のAPI をオープンにしていく可能性■ エンジニアの人たちへの製品認知を先取り
採用だけでなく、自社製品についても知ってもらう機会を増やす活動と捉えているその中でも、直近ではエンジニア向け採用広報機能を重視
実際にやっている活動● 勉強会・カンファレンス登壇● 技術ブログ● OSS への貢献そーだいさんのブログ ↑https://soudai.hatenablog.com/entry/2017/06/03/183508
エンジニアによるエンジニアのためのエンジニア採用● DevRel● 面接候補者との直接的なコミュニケーション● リファラル● 面接● いまいる仲間と長く楽しく働くためにスカウトメール Twitterいっしょにお茶するいっしょに飲みに行く
リファラル● リファラル採用に関する社内制度○ 紹介者への金銭的フィードバック● 現在、開発チームの約30% が、リファラル採用○ 私自身もリファラル採用入社だし、私も1人リファラル採用した● 圧倒的ミスマッチを防げる感○ リファラルはいいぞ
採用面接に同席しはじめた頃
もやもやしていた● 95% くらい面接相手は自分より歳上(去年時点では25歳)● 歳上の方たちが、ご自身のキャリアを見据えて転職活動している時に、自分が面接で話せることって一体…● そもそもエンジニアのスキルを見極める能力が自分にあるかよくわからん
いま(いろいろ乗り越えた)
面接時に考えていること・やっていること● とにかく自社のことを正しく伝えて、お互いにミスマッチを防ぐように全力● 年齢とか気にして遠慮したコミュニケーションをとることがそもそも失礼だし、お互い不幸● そして、何より重視すべきは、転職者の転職の成功○ そこに関する情報提供は、自社に関することでなくとも惜しまない
最近やってよかったこと● 会社&サービス&開発部&チーム紹介する資料をつくった○ 超おすすめ● 聞くことリストをつくった○ 開発部共通, チームごと○ 毎回ぜんぶ聞くわけではない● 自社のシステム構成図を書きながら実際の悩みを伝えて、解決策について議論する
いまいる仲間と長く楽しく働くために● 採用成功を「正方向の採用」だとしたら、活躍してくれている人の退職は「負方向の採用」○ マイナスのマイナスはプラスですね(適当)● もちろん、他社で活躍しようとしている人がもしいたら、そのことを阻害したい意図は1 mm もない
大事なこと● 制度面○ 詳細は割愛○ いろいろあります● ソフト面○ 社内勉強会や振り返りの場など○ 何か問題があったらすぐお互い言いましょう、というオープンな場作りをワッショイする
外向きの活動(採用)だけがんばっても嘘っぽい中で働く人が楽しいから、いっしょにはたらく仲間がもっと見つかりやすくなる
やっていきたいこと● いっしょに働く期間を設ける採用活動○ 相手もいっしょに働くハードルが下がるし、いっしょに働いた上での採用の方がミスマッチが防げる● 採用時の技術テストの整備● 開発チーム全体をさらに巻き込んだ採用活動
みんなでやった方が、良い人にたくさん出会えるのでは➪元気玉的な発想
世の中のエンジニアのみなさんがもっと楽しい転職活動を送れるように、スタディストも良い採用活動をがんばります
最後に一言だけ・・・
Copyright (C) 2018 Studist Corporation. All Rights Reserved 55#devsumiE自己紹介: @katsuhisa__We are hiring!!スタディストでは、いっしょに闘ってくれるエンジニアを常に募集中
参加者のみなさんに懇親会で聞きたいこと● 印象に残っている面接は?● We are hiring って毎回見ると正直ウザい?そうでもない?● 次に転職するならこういう会社!という抽象的な理想像
“伝えることを、もっと簡単に。"https://studist.jp/