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連続的なM&Aを支える、 テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み
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Kento Nishio
March 04, 2026
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連続的なM&Aを支える、 テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み
Kento Nishio
March 04, 2026
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Transcript
連続的なM&Aを支える、 テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み EMConf JP 2026 EMConf JP 2026 2024.09.09 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み
株式会社GENDA 西尾 健人 © GENDA Inc. 1
02 03 GENDAにおけるM&A戦略 実体験に基づくPMIの難しさ 個人の経験を組織の力に増幅する • GENDAについて • カラオケ事業でのテクノロジーPMI •
採用から日々のコミュニケーションまで • なぜM&Aをたくさん行っているのか • テクノロジーと事業/M&Aとの関わり を推進した経験 • PMI時に直面した、スケールする • 実践を元にした育成の型化 • JrエンジニアをテクノロジーPMI人材へ ことの困難さと得られた学び ✔ 事業貢献のできるエンジニアの育成方法 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 01 EMConf JP 2026 本日のコンテンツ ✔ Jobサイズを最速で大きくしていく育成方法 © GENDA Inc. 2
EMConf JP 2026 自己紹介 GENDA 開発2部 エンジニア 西尾 健人 GitHub
ken2403 技術スタック • Go • TypeScript • Python 好きなこと • データ分析、DLモデルの開発・実装 • BE開発・設計 GENDA ID IDP/RPの実装 カラオケBanBan CTO 会員管理基盤・アプリ BE・Mobile・FE開発 BE開発 BE・FE、Mobile開発、その他業務 © GENDA Inc. fanfancy+ with GiGO 店舗会員アプリ 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 名前 3
EMConf JP 2026 GENDAにおけるM&A戦略 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 4
EMConf JP 2026 GENDAについて Vision / 野望 世界中の人々の人生をより楽しく 2040年世界一のエンタメ企業に 楽しく生きるために楽しさは不可欠と考え、
Speed is King、Grit and Grit、Enjoy our Journey、 「世界中の人々の人生をより楽しくしたい」という 3つのバリューを行動指針に、日々新しい挑戦を続け、 Aspiration (アスピレーション=大志)を掲げています。 世界一のエンターテイメント企業を目指しています。 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み Aspiration / 大志 © GENDA Inc. 5
成長の柱:エンタメ業界におけるM&Aとテクノロジーによるバリューアップ EMConf JP 2026 GENDAについて 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 6
創業以来60件以上のM&Aを実施して“連続的な非連続成長”を実現 EMConf JP 2026 GENDAについて 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 7
成長の柱:エンタメ業界におけるM&Aとテクノロジーによるバリューアップ EMConf JP 2026 GENDAについて 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 8
EMConf JP 2026 GENDAについて テクノロジーで支える当社の事業(一部抜粋) 「カラオケBanBan」 GiGOグループのアミューズメント施設公式アプリや、抽選機能、スタッフの呼び出し機能などを提供。 カラオケBanBan公式アプリを提供。 DX支援 グループ企業のDX支援を実施。アナログだった業務のDX化や、データ基盤構築によるデータ利活用、さらには生成AI活用も実施。
連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み アミューズメント施設「GiGO」 オンラインサービス 店舗で利用されるプロダクト © GENDA Inc. オンラインから遊べるオンラインクレーンゲームや映画.comなど、実店舗に行かずに、家にいながら楽しめるオンラインサービスを提供。共通ID基盤「GENDA ID」も展開。 9
EMConf JP 2026 実体験に基づくPMIの難しさ 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 10
M&Aによってグループインした企業の成長を長期にわたって支えるプロセス 2~3か月前 M&A準備 ~X年 2か月前~ 交渉開始 M&A後のPMI M&A実行 「企業を統合、成長させる」 リサーチ
ターゲット 選定 トップ面談 査定 LOI締結 DD実施 契約締結 統合 Value-up © GENDA Inc. ▶ 単なる統合ではなく、数年という長いスパンをかけてグループ企業に新たな価値をもたらしていく 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み ~3か月前 EMConf JP 2026 PMIとはそもそも何か 11
業務基幹システムの移行と新規機能の開発を牽引→アプリ評価が劇的改善! EMConf JP 2026 カラオケ事業でのPMI経験 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 12
EMConf JP 2026 カラオケ事業でのPMI経験 CTOとしてテクノロジーPMIを牽引し、多数の意思決定に関与 集客見直し 店舗 ベストプラク ティス店舗 CRM基盤の実装とデータに基づく施策の実施
施策 休眠復帰施策 飲食クーポン施策 戦略見直し 店舗 価格見直し 店舗 個店最適化施策 概要 データにより適切な休眠範囲の 定義と実施のサポート アップセルを狙った クーポン施策の効果検証と分析 全国400店舗ごとに柔軟な施策が 打てる基盤の整備と実施・分析 © GENDA Inc. ▶ 基幹システム移行後の企画の立案から施策・デリバリーまで包括的に実施 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み データに基づくカラオケ料金見直しの実施 13
CTOとしてテクノロジーPMIを牽引し、多数の意思決定に関与 アクション CTOとして ボードメンバーと 事業の方向性を議論 データ分析を元に議題の整理と 方向性の示唆出し 事業の方向性を 中期経営計画に落とし込み 事業の方向性とDX/AX施策の整合性を
数値シミュレーションによってサポート DX/AXアクションプランと 来期予算案の作成 中経に基づく具体的なアクションプランと 来期予算案の作成 © GENDA Inc. ▶ 短期施策のみならず、長期施策の意思決定と実行を牽引 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 中期経営計画の策定とDXアクションプラン・予算の作成 EMConf JP 2026 カラオケ事業でのPMI経験 14
技術力だけでなく、ソフトスキルが超大事 いかに人と共同し、信頼を獲得してプロジェクトを進めるかが重要! ▶ テクノロジーPMIであっても結局は「人」が最も重要である 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 技術力は大前提、ことPMIにおいてはいろんな感情が渦巻いているので EMConf JP 2026 テクノロジーPMI人材に求められる能力
© GENDA Inc. 15
ソフトウェアに閉じない高い技術力とコトに向かってやり切る力 [1つのプロダクトに閉じない] [大前提、技術力は超重要] • 事業全体に関わるので、技術領域が1つのプロダクトに閉 ✔ 同じグループの仲間として大事な意思決定を任せられる じず、多様な依頼、ニーズが発生する [技術的困難の例] •
一部システムはdbMAGICというノーコードツールで 外部ベンダーが実装を担当していた • 外部ベンダーも仕様を把握していないところから、 あるべき姿を一緒に再定義した どのように安全なインフラを構成するか [予測できない困難にも諦めない] ✔ 今の自分を超える技術範囲でも、やり切ることで グループインした会社のメンバーの信頼を獲得できる ✔ ソフトウェアだけでなく、事業全体を本気で一緒に バリューアップしていくという姿勢が重要 ▶ 信頼を獲得することで、よりスピード感をもって バリューアップを推進できる © GENDA Inc. • 通信環境に制約のある状況がある中で 能力があることは大前提として必要 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み PMI時の体験:予測できない技術的困難が生じる 学び:技術力は大前提、どんな困難も完遂し、 信頼を獲得することで物事は進めやすくなる EMConf JP 2026 カラオケ事業でのテクノロジーPMI経験での困難と学び① 16
EMConf JP 2026 カラオケ事業でのテクノロジーPMI経験での困難と学び② 異なる企業文化に対するリスペクト [縦割りの組織] [まずは先方の方法をそのまま] • 「この要件のこの部分はxxさんに、別の部分はyyさんに」 ✔
様々な歴史的経緯で意思決定フローが構築されており、 分業により業務全体を把握している人は少なかった • 全体最適を考えた際に、どのように業務システムを 決して“間違った”方法ではないということを理解し、 まずは「郷に入っては郷に従う」 組むべきか、から設計する必要があった [会議体設計を整理し、スピード感を上げていく] [異なる承認・意思決定フロー] • 「たくさんの承認フロー、事前調整」 ✔ 信頼獲得後に改めて会議体を再設計し、 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み PMI時の体験:アジャイルには開発できない 学び:先方のカルチャーに対するリスペクトを忘れず、 まずは歩み寄ることで物事はさらに進めやすくなる 承認フローを整備してアジャイルに近づけていく 意思決定のカルチャーに違いがあった 調整をする必要があった ▶ リスペクトを忘れずに、一緒により良い方法を模索 © GENDA Inc. • リリースの際は特に、たくさんのステークホルダーと 17
ウェットなコミュニケーションによる現場の方々との信頼の醸成 [システムを改修しても現場から喜ばれるとは限らない] [長く伴走するためには、現場も含めた信頼醸成が必要] • どんなにUXを改善しても、一定文句が発生する ✔ PDCAを高速で回すためには現場の協力が必要不可欠 • 段階的にリリースすると一時的な不便が生じる場合もある ✔
意思決定者だけを抑えれば良いわけでなく、バリュー が、現場の方の協力なくしてそれは実現できない アップという長い道のりは全社で追求していく必要がある [システムをより良くしていくために] [濃密なコミュニケーションが必要] • より良くしていくためには、現場からのフィードバックが ✔ 結局、濃密な意思疎通でしか信頼を獲得する術はない 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み PMI時の体験:ただ実装して運用すれば良いわけじゃない 学び:現場の方と信頼を醸成することで 初めて継続的なバリューアップが実現できる EMConf JP 2026 カラオケ事業でのテクノロジーPMI経験での困難と学び③ 必要だが、関与度合いに差がある ▶ 結局は人がバリューアップをしている © GENDA Inc. ということを忘れない 18
技術力だけでなく、ソフトスキルが超大事 いかに人と共同し、信頼を獲得してプロジェクトを進めるかが重要! ▶ テクノロジーPMIであっても結局は「人」が最も重要である 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 技術力は大前提、ことPMIにおいてはいろんな感情が渦巻いているので EMConf JP 2026 テクノロジーPMI人材に求められる能力
© GENDA Inc. 19
EMConf JP 2026 個人の経験を組織の力に増幅する 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 20
EMConf JP 2026 個人の経験を組織の力に増幅するために PMI人材をスケールさせるための3つの要素 育成 共有 インターン経由の採用 4つの実践による育成モデルの型化 高速なPDCAによる育成
事業部横断で事例の共有 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 採用 採用ペルソナの言語化・明確化 継続的なPMIのサポート © GENDA Inc. 21
EMConf JP 2026 採用:新卒エンジニアのペルソナの定義 積極的に挑戦し好奇心旺盛な新卒の採用 • 素直さ、協調性、そして強い好奇心を持つか • 技術力以上に、困難な状況でもやり抜く力を重視 方法
• インターン経由の採用をメインの新卒採用のチャネル とすることで、バリューへの共感をしっかり見極める (Grit and Grit) • ソフトウェアだけでなく、事業全体の成長に 貢献したい意欲があるか 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 求める採用像 ▶ 新卒メンバーの採用を通じて、挑戦する姿勢をカルチャーとして作っていく © GENDA Inc. 22
EMConf JP 2026 育成:実践型の育成モデルの設計 4つの実践で暗黙知を再現可能な共有知へ 意思決定の基準と背景を体得する ② 小規模からの人員マネジメント チームで最大限のアウトプットを出す、 という意識を養う
③ 日常対話による組織力学の実地学習 積極的な出社により、会議では見えない統合の本 ④ 1on1による言語化と抽象化 経験を再現可能な知識に変換する 質を経験する © GENDA Inc. ▶ とにかくアウトプット偏重型の高速PDCAによる育成モデル 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み ① 重要会議への早期同席 23
EMConf JP 2026 育成モデルの設計① 重要会議への早期同席 • PMIで発生する日々の意思決定を目の前で見る 同席する会議 • 経営陣の意思決定を目の前で見て視座を高める
✔ 外部ベンダーとの会議 ✔ PMIステアリングコミッティの主要会議 ✔ 経営陣が参加している会議 予測できない困難への対処と意思決定を学ぶ 事前に会議の目的を共有 2 議事録の作成・ファシリを任せる 3 事後の振り返り © GENDA Inc. 1 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 方法 目的 24
EMConf JP 2026 育成モデルの設計② 小規模からの人員マネジメント • チームでアウトプットを最大化する意識を養う • プロジェクトの推進のために必要な 1
インターン生のマネジメントを任せる コミュニケーションを体感する 2 小さなプロジェクトをサポートの下推進してもらう 他者をリードしてValueを発揮することを学ぶ 3 より規模の大きなPMIプロジェクトを任せる 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 方法 目的 © GENDA Inc. 25
EMConf JP 2026 育成モデルの設計③ 日常対話による組織力学の実地学習 • ウェットなコミュニケーションを通じて多様な 価値観に触れる 1 小規模な会議体のファシリテーションを任せる
• 様々なレイヤーの方と触れ合い組織を学ぶ 2 積極的な出社で業務外のコミュニケーションを活発化 異なるカルチャーと組織の力学を肌で学ぶ 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 方法 目的 © GENDA Inc. 26
EMConf JP 2026 育成モデルの設計④ 1on1による言語化と抽象化 • PMIの現場で起きる問題と 自身の取り組みを振り返り 1 定期的な1on1により振り返り
2 即座に次のアクションを実践する • 言語化により経験を知識に昇華する PDCAを回して学びを言語化し、 アクションへ繋げる 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 方法 目的 © GENDA Inc. 27
事業を跨いだPMI事例の共有で、横のつながりも強化 複数の事業部のテクノロジーPMIの担当者同士での事例共有会の実施 内容 ✔ PMIの型化 • 問題・相談事項の共有(技術的なところ以外も含む) • リリース事例や成功パターンの共有 ✔
共通化レイヤーの発見 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み PMI事例の共有 EMConf JP 2026 共有:組織に増幅する ✔ 継続的なPMIプロジェクトのサポート © GENDA Inc. 28
まとめ • テクノロジーPMIも技術力以上に「人」がとても重要 • 採用・育成・共有によってテクノロジーPMIをJrエンジニアにスケールさせる ◦ 採用ペルソナの明確化とカルチャー作り ◦ 4つのアウトプット偏重な高速PDCAによる育成 ◦
事業を跨いだ事例共有による継続的なサポート 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み • GENDAはエンタメ領域でのM&Aを成長ドライバーとして連続的な非連続成長を実現している EMConf JP 2026 連続的なM&Aを支えるテクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 29
EMConf JP 2026 We are hiring! GENDAは仲間を募集しています! © GENDA Inc.
https://genda.jp/careers/ 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み 採用情報はこちらの二次元コード、またはコーポレートサイト(genda.jp)から! 30
EMConf JP 2026 連続的なM&Aを支える、テクノロジーPMI人材をスケールさせるための取り組み © GENDA Inc. 31 Thank you