私が所属する業界における最近10〜20年間における最大のイノベーション / Presentation Assignment for Open Innovation Class

私が所属する業界における最近10〜20年間における最大のイノベーション / Presentation Assignment for Open Innovation Class

JAIST東京サテライト
2020年I期
K465 オープンイノベーション論
プレゼン課題

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Kentaro Kuribayashi

July 07, 2020
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Transcript

  1. K465 オープンイノベーション論プレゼン課題 北陸先端科学技術大学院大学 栗林健太郎(学生番号: 2030006) 私が所属する業界における最近10〜20 年間における最大のイノベーション

  2. 「あなたが所属する業界における最近10〜20年間における最大のイノベ ーションは何か?」について分析しプレゼンする(7分間)。 プレゼン資料には、以下を含むこと。 1. 当該イノベーションのファクトに関する説明 2. あなたが「最近10〜20年間における最大のイノベーション」と考えた理由 3. それは、その業界(あるいは製品/サービス、市場、消費者)をどう変えたのか?またはど う変えようとしていると考えられるのか?

    4. あなたには、さらにそれを上回るアイディアがあるか?(オプション課題) 課題の概要
  3. • 私は、2000年代半ば頃から(※)インターネットサービスの開発に ソフトウェアエンジニアとしてたずさわってきた • 主に従事してきたのは、Webサービスに関するアプリケーション開 発、基盤開発、開発プロセスの導入である • そのため、課題における「あなたが所属する業界」とは、インター ネットサービス業界(以下、当業界と略記する)と定める 取り扱う業界の設定

    ※ 職業としてたずさわり始めたのは2008年だが、それ以前から個人でサービス開発を行っていた
  4. 当業界の生産性を他業界と比較して飛躍的に高めた大きな理由(のうちのひとつ)であるため Everything as Code あらゆることのソフトウェア化 当業界でのここ10〜20年間における最大のイノベーションは……

  5. 30年間でソフトウェア企業が時価総額上位へ 表の出所: 平成最後の時価総額ランキング。日本と世界その差を生んだ30年とは? | STARTUP DB MEDIA

  6. サービス開発効率・生産性の向上が成長の原動力 ー インターネットサービスインフラの観点から(2006年頃〜) ー 図の出所: マルチクラウド時代のセキュリティ第一歩「責任共有モデル、線引きはどこ?」 (1/2) 仮想化レイヤに責任のある範囲 ・サービス開発のリードタイム短縮 ・クラウドコンピューティングによ

    りインフラ構築・運用もコード化 (Infrastructure as Code) SaaSの隆盛 サービス要求の複 雑化によるTCOの 上昇 責任範囲の縮小により、質の高いサービ ス開発に集中できる環境へ (開発プロセスとテストのコード化) 仮想化レイヤを担うプラットフォームは、 自らも仮想化技術の恩恵を受けつつ、他 社の利用が増えることでコスト減 (物理リソースのコード化)
  7. レイヤーの分離によってアジリティが向上 出所: 筆者の分析による 物理的基盤とアプ リケーションとが 渾然一体 仮想化レイヤー アプリケーション レイヤー 開発プロセスとテストのコード化

    自動化された開発プロセス(テスト、デプロイ等)により、 新たな顧客価値を創造する高品質なサービスの隆盛 → Dev(開発者)のアジリティ向上 Infrastructure as Code サービス基盤がソフトウェア化しコードで記述できること で、大規模なサービスを支える安定したインフラが可能に → Ops(運用者)のアジリティ向上 物理リソースのコード化 物理リソース(サーバ、ネットワーク、ストレージ)のプ ールをコード化することで、基盤を効率よく提供できる → プラットフォーマーのアジリティ向上 DevOps
  8. ソフトウェア化はもっと進んでいく

  9. デジタルツインへとコード化対象が拡大する Digital Model Digital Shadow Digital Twin 自動化されたデータフロー 手動のデータフロー 図の出所:

    KRITZINGER, Werner, et al. Digital Twin in manufacturing: A categorical literature review and classification. IFAC- PapersOnLine, 2018, 51.11: 1016-1022. 物理的入力をデジタル上でシミュレーションした結果をもとに、 自動的にフィードバック制御を行う。 IoTやロボティクス分野では、物理レイヤが多種多様に幅広く 散在する中で、コード化がますます拡大していくだろう。
  10. 経済システムもコード化され自動化の対象になる ※ ただし、実際にはいくつかの課題があることが、たとえばLayerX「Anonify」p.12において指摘されている。 暗号通貨 経済取引 金融 経済活動全般に関する契 約の自動執行を、スマー トコントラクトにより実 装可能(※)

    貨幣の3機能(価値尺度・ 支払決済手段・価値保 蔵)を有するプログラマ ブル通貨を実現 非中央集権的な取引所、 デジタルアセットの貸借 の自動化が可能 ブロックチェーン(ex. Ethereum)により……