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負荷計測入門 #TechLunch

負荷計測入門 #TechLunch

負荷計測入門
2013/03/13 (水) 12:00-13:00 @ Livesense TechLunch
発表者:渡邉 惇

Livesense Inc.

April 21, 2014
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Transcript

  1. ①Load Averageを見る top uptime sar -q → load average: 0.31, 0.36,

    0.34 ★1分、5分、15分のload averageの平均値 → これがコア数を超えてくるとやばい(らしい)
  2. ②I/O負荷 or CPU負荷を見極める sar コマンドを打つ %user ユーザーアプリケーションが動作しているCPUモード %system カーネルが動作する際のCPUモード %iowait

    I/Oの待ち率 %user → CPU %iowait  → I/O ※sar -P -ALL  CPUのコアごとの値がわかる ※sar 1 10  リアルタイム計測
  3. CPU負荷 ① sar ユーザプログラムの処理がボトルネックなのか、システムプログ ラムが原因なのか見極める ★ %system と %user をチェック

    ② ps aux 見えるプロセスの状態やCPU使用時間などを見ながら、原因と なるプロセスを特定 ※より詳細に調査が必要な場合も
  4. I/O負荷 ① sar -r + vmstat ・スワップ発生 or ・プログラムからの入出力が多い を切り分け

    ② ps aux 特定のプロセスが極端にメモリを消費していないかをチェック
  5. I/O負荷 sar -r kbmemfree メモリの空き容量 kbmemuserd 物理メモリ量 %memused メモリ使用率 kbbuffers バッファとして使用中の物理メモリの容量

    kbcached キャッシュ用メモリとして使用中の物理メモリ容量 vmstat / sar -W スワップが発生しているかを確認