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鮫鮫鮫#Techlunch

 鮫鮫鮫#Techlunch

鮫! 鮫! 鮫!
2013/02/05 (水) 12:00-13:00 @ Livesense TechLunch
発表者:鈴木 翔一郎

Livesense Inc.

April 21, 2014
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Transcript

  1. DNS 割当 端末 DNS割当 クライアントPC DHCP Vitrula Box DHCP 推奨

    DHCPを使っても、同じIPアドレスが 割り当てられる事が多いです。 Staticに設定するならば、Virtual Box内部の仮想ネットワークを正しく 理解し、gateway, DNS等の設定が 必要。Virtual Boxから外部ネット ワークへのNATでハマる事もあり。 サーバ機器 /etc/resolv.conf でstaticに定義
  2. Longest match 法則 例 : 宛先 192.168.20.24 192.168.0.0/22 gw N/A

    : 該当せず 192.168.0.0/16 gw 10.49.0.254 : 優先する 0.0.0.0/0 gw 180.214.38.254 : 優先しない Windows端末やネットワーク機器では、 metric, Adminitrative Distance等の概念あり
  3. Retry回数は容易に設定変更可能 sysctl : net.ipv4.tcp_syn_retries = 5 Timeout時間はハードコードされている ref ; include/net/tcp.h

    CentOS 6.4くらいからTimeoutが3秒から1秒に 減ったので、総待ち時間が180秒から30秒に
  4. ゲートウェイ冗長化 HSRP VRRP GLBP Cisco 独自 IEEE 標準 Cisco独自 Udp

    1985 proto 122 udp 3222 一番実績豊富 IEEE 標準とは名ばかり 宛先MACアドレスやVRRP GROUP等について、独自 実装しているソフトウェ アが多いです。 ベンダー混在は極力避け る事が望ましいです。 負荷分散機能が実装 されたプロトコル。 他プロトコルに比べ 高機能だが、実績が 少なく使うには人柱 になる覚悟が必要。
  5. ISP 冗長化 方法 GLBP IGP/BGP ISP業者との事前取り決めが必要 調整工数が大きいですが、一度構築して しまえば安定して動く事が多いです 例 :

    リブセンス – ビットアイル間 static route with tracking ある場所をping等で監視し、監視結果に 応じでstatic routeが変わります。 机上デバッグが非常に困難で、事前に入 念なテストをしないと、酷い障害につな がります。 例 : 管理本部
  6. IGP

  7. IGP 比較 プロトコル 説明 RIP レガシーなルーティングプロトコル “最大ホップ数15”等の様々な使いづらい制約がある OSPF 各ルータのリンク情報を収集し、ダイクストラ法に基づ いて最短経路を算出。

    最も汎用的で最も実績豊富なプロトコル ISIS 各ルータのリンク情報を収集し、高速ダイクストラ法に 基づいて最短経路を算出。 OSI参照モデルに基づかず、非IPもルーティング可能 実績は皆無ですが、googleはISISを採用 EIGRP Cisco独自のプロトコル。OSPFに比べて、高速な切り替 わりが実装されている等のメリットがあるが、 Ciscoにベンダーロックされてしまうのが難点。
  8. BGP

  9. BGP

  10. 負荷分散方式 方式 サーバ 負荷 学習 コスト DSR (L4LB) 小 大

    宛先MACアドレス変換による負荷分散 戻りパケットはLBを経由しないよう設計 BIG-IP, keepalived NAT (L4LB) 中 中 IPアドレスを変換 戻りパケットがLBを経由するよう設計 ログ集計, 送信元制御など業務要件への配慮 BIG-IP, keepalived Proxy (L7LB) 大 小 代理アクセスによる負荷分散 ログ集計, 送信元制御など業務要件への配慮 Layer7制御が可能 BIG-IP, apache, nginx, HA-proxy, mysql-proxy DNS 小 小 名前解決による負荷分散 MyDNS