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Introducing Azure Automation Runtime Environment

Introducing Azure Automation Runtime Environment

Presentation at Japan Azure User Group held on June 27, 2024.

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Transcript

  1. Speaker • Yuji Masaoka | まっぴぃ • X: @mappie_kochi •

    Zenn: ymasaoka • Blog: とある IT エンジニアの⽇常 • 某社で情シスやってます • 従業員向け Microsoft Azure / Microsoft 365 の管理運⽤ • Microsoft Azure / Microsoft 365 の開発⽀援 + 某 A 基盤でのクラウド開発 • 趣味 • Perfume (ファンクラブ会員) • Disney • Jigsaw puzzle
  2. Azure Automation Runtime Environment (PubPrev) • Azure Automation の ランタイムを

    Runbook 毎に指定 できるようになった • 各 Runbook の実⾏ランタイムを個別作成/指定できる (Python でいう requirements.txt 的なものを作って実⾏に使うイメージ)
  3. 新しいランタイム環境は何が良いのか • モジュール更新/切り戻しの⼿間が格段に改善 • これまでは、モジュールバージョンの更新は全ランタイムのテストが必要だった • 今後は新しいランタイム定義を作って、個別に編集/テストすれば良いだけ • ランタイム毎にどの Runbook

    が紐づいているかが⼀覧で確認できる • 他のランタイムへの影響を考えなくて良くなる • この機能をよく使うコツは業務フローなどで Runbook をグルーピングし、 そのグループ毎のランタイムを⽤意すること (たぶん) • 他の無関係な Runbook との依存関係を考慮しなくて良くなる • PowerShell 7.2 は Azure CLI サポートが⼊る
  4. ランタイム作成 (2/3) • PowerShell: 7.2 と 5.1 • Python: 3.10

    と 3.8 PowerShell も Python もバージョンサポート遅すぎです 早く最新対応してください Microsoft 様
  5. 従来のランタイムとの切り替え時の注意 • 切り替え時は、システム⽣成ランタイムに紐付けがされる • 従来のランタイムで⼊れていたモジュールは引き継がれる模様 • システム⽣成ランタイムは編集不可 (だったらデフォルト指定は変更したい) • 従来との互換性がサポートされないパターンがある

    • PowerShell 7.2 で作った Runbook は従来モードだと 5.1 動作になる • グラフィカル PowerShell など、⼀部はシステム⽣成 PowerShell 5.1 のみ対応 • ランタイム環境に RBAC アクセス許可を割り当てられない • VSCode の Azure Automation 経由では構成できない GA 時には⾚字は絶対にサポートしてください
  6. 参考情報 • Public Preview: Azure Automation Runtime environment & support

    for Azure CLI commands in runbooks | Azure updates | Microsoft Azure • Azure Automation のランタイム環境 (プレビュー) | Microsoft Learn • Azure Automation でランタイム環境と関連する Runbook を管理する | Microsoft Learn