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dotfiles 式年遷宮 令和最新版

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November 29, 2025

dotfiles 式年遷宮 令和最新版

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  1. 自己紹介 • id:masawada • サーバサイドエンジニア ◦ 2025/7まで: ブログやソーシャルブックマークなどサービスを 作る会社 ◦

    2025/8から: 家計簿+プリペイドカードの会社 ◦ いまはRuby on Railsをやっていってます • 再現性のあるものがすき • 詳しくはポジションペーパー参照
  2. masawada/dotfiles • https://github.com/masawada/dotfiles • シェルスクリプトで構成管理 • Arch Linux / macOS

    両対応 ◦ Arch Linuxをインストールするスクリプトがある ◦ CLIからGitHubにSSH鍵を登録するスクリプトがある ◦ 3コマンドくらい打って1時間くらい放置すると環境ができあがる • パッケージ管理、systemdやdefaultsなどのOS設定も管理
  3. スコープ (S) • S1: 設定ファイルだけ ◦ .bashrc, .vimrcだけを管理する • S2:

    S1 + パッケージ / ランタイム ◦ bashやVim 自体のインストールも管理する • S3: S2 + OS / システム設定 ◦ systemd や defaults などOS自体の設定まで管理する
  4. 運用モデル (M) • M1: 手動適用 ◦ cp or ln -s


    • M2: 手続き型的な自動適用 ◦ mitamae, chezmoi など • M3: 宣言的な自動適用 ◦ Nix など
  5. 事例1: mitamae → bash • 背景 ◦ Arch Linuxでyayを実行する際に管理者権限の取り回しがやや面倒 ▪

    yayはsudoを使うと警告を出してくる ▪ が、sudoのセッションがないと毎回パスワードを聞かれる • こうしました ◦ mitamae ベースから shellscript ベースに完全移行 ▪ sudoのセッションを引き回せるように ◦ S3-M2 の型は維持したまま、内部実装だけ入れ替え
  6. 事例2: macOS 対応 • 背景 ◦ 転職を契機にmacOSを利用することに ◦ macOSの構成管理も同じリポジトリで達成したい •

    検討 ◦ Nix化: 宣言的で魅力的だが、追従コストや壊れ方の性質が変わる ◦ defaults全管理: 壊れたときの再現性をどこまで担保したいか • こうしました ◦ 元の仕組みを維持したまま、最新に追随+壊れたら直すスタイル を続行 ◦ defaults 管理は部分的に入れる
  7. コーディングエージェントでやっていく • 相性が良い • 既存構成の読解 → 生成 ◦ これは 生成AI

    が得意な"構造化・変換"タスク • 先行事例がGitHubにたくさんある ◦ うまいこと学習してくれている ◦ 例: defaultsのことを結構知っている ▪ やりたいことを伝えれば精度高く書いてくれる
  8. 活用のコツ 2: TODO リストを作る • 現状のリポジトリを読ませ、「現状 → 遷宮後」の差分 TODO を

    Markdown で出させる ◦ チェックリスト形式にしておく • 大量に変換しているとコンテキストが枯渇しがち ◦ 状態を保存する先として置いておくと便利
  9. 活用のコツ 3: 小さく apply • こまめに動作確認 ◦ VMなどで試す ▪ が、VM固有のworkaroundが入ることもある

    ◦ macOSは実機でやるしかなさそう ▪ 開発環境が壊れるとつらいのでもう1台買おう • ブランチを切って作業する • CIはどうでしょうね〜 ◦ 個人的には不要派 ◦ 結局は手元で動かさないと分からない
  10. まとめ • dotfiles は スコープ × 運用モデル で整理すると見通しが 良いのでは ◦

    というご提案 • すでにある人:自分の類型を把握し、どこに行きたいか 決める • これから始める人:ゴールの類型を決めて、生成AIに 初期構築を任せるのもアリ