透視図法的アプローチ u ラムダ情報局さんの紹介していた⽅法 u 【特定厨】写真から⾃宅を特定する⽅法 u https://www.youtube.com/watch?v=9ZgEEkUPL00 u 写真内から消失点を⾒つけ、(パースのついた)正⽅形のグ リッドを作図することで、撮影⽅向を求める 画像はYoutubeの動画から
透視図法的アプローチの応⽤可能性 u 動画の例ではグリッドを地⾯に対して引いていたが ⾼さに対してもいけそう u グリッドが引ければ⽐率からものの⾼さを推定できそう u ただ、写真からの作図はさすがに⾯倒 u ツールがないかを探す u → 写真分析⽤途のものは無かったが、Blenderのプラグインを 裏技的に使うことで実現可能であることがわかった
『fSpy』とは u もともとは3DCGソフト『Blender』のプラグイン u https://fspy.io/ u 1枚の写真からカメラパラメータ(カメラ位置、⾓度)を推定する u 本来の⽬的は写真と同様の3D空間を⽣成することを⽀援すること u スタンドアロンになったアプリも提供されている u https://github.com/stuffmatic/fSpy/releases/tag/v1.0.3 u マルチプラットフォーム: Windows / Mac / Linux
『fSpy』の(本来の)使い⽅ u 空間的には平⾏(だけどパースのついた)関係にある線の ペアを⼈が指定する(消失点を与える) u 右下図だと⾚線ペア、薄緑ペアが空間的に平⾏関係にある u なるべく⾓度がついている平⾏関係を⾒つけた⽅が良いとのこと u それだけでカメラパラメータが計算される 注: 線が薄いので別途強調した線を引いている
オブジェクトとの相対距離 u Camera positionの情報 u カメラとグリッドの中⼼からの距離となる u このときの数値はグリッドの個数になる u Blenderで空間を確認した⽅がわかりやすい fSpy上のグリッドの中⼼ fSpyの情報 (xがグリッド3.1つ分、 yがマイナス⽅向に7.94つ分... という意味) Blenderにおけるカメラの位置 Camera position の座標 に対応
カメラの⾓度 u Blenderで読み込むとカメラの⾓度がわかる u 各軸の⾓度を⾸の動きに例えて説明する u x: ⾸を前後に倒している⾓度 u 真下向いている時が0度。真正⾯が90度。真上が180度。 u y: ⾸を傾ける⾓度 u プラスだと右側に傾く。マイナスだと左側。 u z: ⾸を横に振る⾓度 u プラスの⾓度だと左に、マイナスの⾓度だと右。 u 先程の画像の例だと、26度⾒下げて、2度左に 傾けて、22度左に向けて撮影している
おまけ: 4⽉ OSINT問の出るCTF u 『**** *** ***** ***』(伏せた理由はお察しください) u 🇺🇦⽀援のクラウドファンディングが成⽴されたことにより 開催 u 参加⽅法は下記 u https://www.justgiving.com/fundraising/capturethetalent u 4/2から開催予定 u 無料(のはず)