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AIで最適化を解けるか?

 AIで最適化を解けるか?

LLMや深層強化学習で組合せ最適化を解くためのアプローチと比較

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MIKIO KUBO

March 31, 2026
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  1. AIにおける古典最適化 • 制約プログラミング (CP) :数理最適化の対抗馬;パズルのよ うに離散的な問題に特化 • 使い分け:多くの連続変数を含む実務 => MIP,スケジューリ

    ングや時間割 =>CP • メタヒューリスティクスをAI起源と称する場合もあり(所属す る研究分野が違うだけ) • 動的計画,強化学習,モデル予測制御などは,分野が違うだけ で本質は同じ
  2. 深層強化学習 • AlphaZero (DeepMind) が有名 • Neural Combinatorial Optimizationという名前でたくさんある •

    グラフをGNNやtransformerでエンコーディング,次の点への推移を当 てるデコーダーで近似解 • 一様ユークリッドのランダム問題例での実験が多い • 小さな問題例での実験が多い • 比較対象がLKHなどのSOTA解法でなく,NNやFIなどが多い • 提案手法はGPU,比較対象はCPUが多い • SOTA解法の計算時間がおかしい(提案手法の時間にあわせてある)
  3. まとめ • AI は制約プログラミング (CP) だけではなくなってきている • 深層強化学習やLLMベースの研究は,実験が不十分 • 実験的解析の長い研究(1980-)を踏まえて再評価すべき

    • 今のところ SOTA 解法にはかなわない • 自然言語からモデル抽出や,既存解法とLLMのハイブリッドが 正しい未来 • 過去の問題例が豊富にあれば,SOTA解法をさらに改善可能 (MOAIアプローチ)