Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ChatGPTの新機能「Function calling」を試してみた
Search
KMiura
June 18, 2023
Science
3
2.7k
ChatGPTの新機能「Function calling」を試してみた
2023/06/18【ブース出展もあるよ】IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.100 @ #NT金沢
https://iotlt.connpass.com/event/285035/
KMiura
June 18, 2023
Tweet
Share
More Decks by KMiura
See All by KMiura
Lambdaと共に歩んだAWS
miura55
3
380
Bedrock Knowledge baseを使って今年の上半期のニュースを聞いてみた(リベンジ編)
miura55
0
170
Is it wrong to use a web framework with Lambda?
miura55
0
130
Bedrock Knowledge baseを使って今年の上半期のニュースを聞いてみた
miura55
0
150
AWS×IoTについて語り合う会
miura55
0
93
クラウドを活用して家電をハックしてみた
miura55
0
97
Amplify Gen2でLambda構築してみた
miura55
0
130
Amplify Gen2でLambda構築してみた
miura55
1
910
Amplify Gen2がGAされたので試してみた
miura55
0
150
Other Decks in Science
See All in Science
General Parasitology
uni_of_nomi
0
120
マテリアルズ・インフォマティクスの先端で起きていること / What's Happening at the Cutting Edge of Materials Informatics
snhryt
1
130
20分で分かる Human-in-the-Loop 機械学習におけるアノテーションとヒューマンコンピューターインタラクションの真髄
hurutoriya
5
2.3k
深層学習を利用して 大豆の外部欠陥を判別した研究事例の紹介
kentaitakura
0
230
プロダクト開発を通して学んだナレッジマネジメントの哲学
sonod
0
150
Celebrate UTIG: Staff and Student Awards 2024
utig
0
460
The thin line between reconstruction, classification, and hallucination in brain decoding
ykamit
1
950
科学で迫る勝敗の法則(名城大学公開講座.2024年10月) / The principle of victory discovered by science (Open lecture in Meijo Univ. 2024)
konakalab
0
200
【人工衛星開発】能見研究室紹介動画
02hattori11sat03
0
150
拡散モデルの概要 −§2. スコアベースモデルについて−
nearme_tech
PRO
0
570
Snowflake上でRを使う: RStudioセットアップとShinyアプリケーションのデプロイ
ktatsuya
0
420
事業会社における 機械学習・推薦システム技術の活用事例と必要な能力 / ml-recsys-in-layerx-wantedly-2024
yuya4
3
230
Featured
See All Featured
Navigating Team Friction
lara
183
14k
Writing Fast Ruby
sferik
627
61k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
20
1.1k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
6
410
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
325
24k
Designing the Hi-DPI Web
ddemaree
280
34k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
38
7.1k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
It's Worth the Effort
3n
183
27k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
329
21k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.2k
Transcript
ChatGPTの新機能「Function calling」 を試してみた KMiura(@k_miura_io)
自己紹介 • 三浦 耕生(こうき) • 自動運転のスタートアップのエ ンジニア • JAWS UG名古屋運営
@k_miura_io koki.miura05
祝・IoT LT 100回
ChatGPT使ってますか? • それまでのAIチャットと違ってテキスト以外 にもソースコードを生成することができる のでエンジニアにも重宝されている • リリースされてから半年たっても日々進化 し続けている • 無料でも割と精度高く返答される(無課金
なのでGPT-4は未検証)
ChatGPTにはAPIが存在する • APIを使えば自分のシステムに入れること で自前のアプリケーションに簡単に ChatGPTを導入できる • PythonやNode.jsのSDKも提供されている • 無料でトライアルから始めることができる
ベタな事例 やっぱりチャットといえばLINE
ChatGPT Plugin • いろんなサービスがサードパーティのプラ グインを提供している • スマートスピーカーで言うところのスキル みたいなもん? • ChatGPT
Plusのユーザーが優先的に使 える
自分でも機能拡張したい
Function calling • 6/13にリリースされた新機能 • メッセージの内容をもとに予め用意した関 数を呼び出すために必要な引数をJSON オブジェクトを生成する機能 • 関数を呼び出すために必要なデータ構造
を定義すると確実に関数を呼び出すため に必要なデータを取り出せる
LINE botに実装してみた • 指定した場所の天気を尋ねるLINE bot • 指定した都市の天気をAPIから取得している • 天気以外は普通にChatGPTが返答する
DEMO
1回目のAPIリクエスト • 入力のパラメータと型を指定することでそれを もとに入力されたメッセージを解析してくれる • 解析した内容を関数の入力に使用する • ある程度意味のあるプロパティー名を指定す ることで意図した名前が取得できる •
Enumも定義できる https://openai.com/blog/function- calling-and-other-api-updates
2回目のリクエスト • 1回目のリクエストによってfuncitonsに定義し た解析モデルにより取得した値をもとに関数を 実行した結果をリクエストに追加する • 関数の出力を ”role”: “function”の値として 入力することでその入力値をよしなにレスポン
スに変換してくれる https://openai.com/blog/function- calling-and-other-api-updates
まとめ • ChatGPTの新機能Function Callを使えば自前のアプリのための機能拡張を簡単に作 ることができる • 関数の入力、出力をJSONでやり取りすることであとはよしなに返答を作ってくれる • ある程度プログラミングセンスが問われる(AIに寄り添おう)
宣伝 https://machine-learning.connpass.com/event/284031/
ちょっとだけ展示物紹介 • IoTLTブースにてマスクをつけている人を識別 するシステムを展示中 • Vol.71のLTで発表した内容のイベント向けデモ • マスクを付けている人も付けてない人も是非お 試しを! https://bit.ly/42JrIEI
↑ ProtoPedia
END