Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Azureで最も手軽にIoTを始める手法

Avatar for motoriderse motoriderse
February 06, 2018

 Azureで最も手軽にIoTを始める手法

2017/11/25
一般的なIoTのシナリオではエッジからクラウドへデータを送信し、何らかの方法で永続化したのち可視化することになります。 しかしながらRDBにしろNoSQLにしろ、設計や作りこみが面倒なことがあります。 そんな中、なるべくコードを書かず手軽にはじめられるTime Series Insights をご紹介します。
Azure IoT Hub
Azure Time Series Insights

Avatar for motoriderse

motoriderse

February 06, 2018
Tweet

More Decks by motoriderse

Other Decks in Programming

Transcript

  1. IoTとは (ご存じでしょうが…)  Internet of Things モノのインターネットの略  乱暴に言うとなんでもかんでもインターネットに繋いでしまえ、という意味 

    大きく分けると3種類のモノがある  PC類 PC、スマホ、タブレットなど  機械類 車、工業系のロボ、エレベーター、自動ドアなど  その他 とりあえず電源さえあれば  他にもIo~と呼ばれるものがある  IoYT(Internet of Your things)  IoE (Internet of Everything)  IoTを超える概念(そもそもIoTの前からある)  以下の3要素で構成される  IoD(Internet of Digital)、IoH(Internet of Human)、IoT(Internet of Things)
  2. 有名企業の活用事例  竹中工務店  ビルの各種センサーなどを管理して省エネ、防災、快適性の向上などに  随分前からBEMSとかBASとかあるけどね…  象印 

    ポットを使うと遠方の家族にハートビートを送信  京都の市バス  リアルタイム運行状況の提供  サンスター  GUM(歯ブラシ)の利用履歴など  スマートスピーカー(Google,Amazon,LINE)  対応家電も徐々に増えてる。  どこかの国の道路工事業者(名前忘れた)  舗装工事のついでにセンサー埋め込み⇒結果、交通データ事業者に  いわゆるデジタルトランスフォーメーション ※Azureを利用しているとは限りません
  3. 7

  4. Time Series Insights とは  クラウドの時系列データを保存、管理、照会、または視覚化するサービス。  REST APIも使える。 

    ほぼリアルタイムなデータ探索  環境にストリーミングされるすべてのデータを視覚化するエクスプローラーが用意されています。  イベント ソースへの接続後すぐに、Time Series Insight 内でイベント データを表示、探索、照 会できます。  根本原因分析と異常検出  多段階の根本原因分析を実行して保存するために、パターンやパースペクティブ ビューなどの ツールを備えています。  Stream Analytics などのアラート サービスと連携しており、エクスプローラーにアラートや検出 された異常をほぼリアルタイムで表示できます。  複数の環境からストリーミングされた時系列データの表示と比較  複数のイベント ソースを接続可能なため、複数の異なる場所からストリーミングされたデータを ほぼリアルタイムで一緒に表示できます。  アプリケーションの作成  REST Query API を公開しているので、時系列データを使用するWebアプリケーション等を作成 できます。
  5. 導入手順  IoT Hubを作成する。  デバイスを登録する。  メッセージ送信用プログラムを作成する。  上記で作成したIoT

    Hubの接続文字列を利用する。  Time Series Insights を作成する。  上記で作成したIoT HubをEvent Sourcesに設定する。  ポチポチだけで出来る。