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20250203_ 第2回海業推進全国協議会_関わりしろ型 海業のすすめ

20250203_ 第2回海業推進全国協議会_関わりしろ型 海業のすすめ

関わりしろ型 海業のすすめ -静岡県沼津市 内浦漁協直営いけすやを事例に-
水産庁主催 第2回海業推進全国協議会

Yuriko Kawamura

February 03, 2025
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Transcript

  1. 川村 結里子 かわむら ゆりこ ◆静岡県沼津市 内浦漁協直営いけすや  開業支援・アドバイザー業務 ◆静岡県沼津市 4漁協連携事業 アドバイザー業務

    ◆農山漁村発イノベーション静岡県サポートセンター専門家 ◆しずおか農泊地域づくりアドバイザー ◆美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議  東部地域会議 構成員(〜2024年3月) ◆こうじの町清水町プロジェクト アドバイザー ◆一般社団法人 三島市観光協会 評議員 他 コミュニケーションデザイナー 元飲食店経営の経験を活かし、行政や 農協・漁協、諸団体と連携し地域の 「食」に関連した事業を展開。 女性の視点から、開業支援・ブランデ ィング・広報アドバイスやマーケティ ングサポートなどを行う。 研修講師として、企業や団体への研修 事業も行っている。 株式会社結屋 代表取締役社長 広報・情報学修士(専門職) 2級建築士・調理師・防災士 コワーキングカフェ結びや 家主 街中はしご酒イベント 三島バル実行委員長 三島LINK・三島100人カイギ共同代表
  2. 関わりしろって?(関係人口・まちづくりの文脈で使われる言葉) 「関わりしろ」とは、地域や社会の中で個人が主体的に関与し、自分の 役割や居場所を見つけられる余地や可能性を指します。 失われた「場」の希求としての“移住”とその可能性 ー若者移住者が見出した「関わりしろ」の視点からー 角亮 典 2024.3月 1. 参加する余地がある

    2. 相互作用 3.多様な関わり方 • 課題やほころびをあえて見せることで、 関わる人が「自分ごと」として取り組める余地を生み出す。 • 互いに影響を与え合うことで双方の変容を促進。 • 情報発信、イベント開催、体験プログラムの提供など、 さまざまな手法で関与の余地を拡大 関わりしろの特長 ≒関われる余白 関わりしろがあることで、関わりたい人(関係人口)が関われる機会(場)に
  3. 「関わりしろ」から関係人口へ イベント 情報発信 商品開発 体験 プログラム 座談会 ワーク ショップ 海業における

    “関係人口”創出 ↓ 海業・地域の持続的発展に 関わりたい人が関われる仕組み=関わりしろ
  4. 関わりしろをつくり、海業における“関係人口”を増やすことのメリットは? 地域経済の 活性化 所得向上 地域経済の 活性化 所得向上 新たな担い手 ・後継者の 確保

    新たな担い手 ・後継者の 確保 多様な価値と イノベーション の創出 多様な価値と イノベーション の創出 地域内での消費が促進 所得や雇用が生まれる 外部からの新しい視点やスキル 多角的な人材育成 多様な人によるアイデア 地域の競争力強化
  5. 沼津市   2003年3月 20万8000人       2022年3月 約19万人 沼津市内浦  2003年3月 約2500人 2022年3月 約1600人  市全体の人口は当時の約91%だが、内浦

    は約63%と減少が著しい。 市中心部から離れ、鉄道駅や高校がない内 浦では、子どもの高校進学を機に転居する 住民が少なくない。 東京新聞 2022年4月14日 63 % 減
  6. 9月〜 内浦漁協 活あじ祭 開催 活あじ祭 春・秋の年2回開催 活あじ祭 春・秋の年2回開催 活あじ祭 春・秋の年2回開催 活あじ祭開催 + 4月〜

    毎週日曜日 昼のみ「市場食堂いけすや」オープン 活あじ祭開催 + 毎週日曜日 昼のみ「市場食堂いけすや」オープン 5月16日 内浦漁協直営いけすや OPEN・11/21 いけすや市開催 春・秋のペースで、いけすや市を開催 春・秋のペースで、いけすや市を開催 春・秋のペースで、いけすや市を開催 新型コロナ テイクアウト・オンラインショップOPEN・うらっち参加 新型コロナ ふじのくに食の都づくり 貢献賞 新型コロナ 50万人来場キャンペーン コロナ5類 あじの供給安定せず・一部鯛のメニュー提供 あじの供給安定せず・一部鯛のメニュー提供 10周年 5月17日 いけすや市開催予定 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 イ ベ ン ト 営 業 い け す や 開 業
  7. 9月〜 内浦漁協 活あじ祭 開催 活あじ祭 春・秋の年2回開催 活あじ祭 春・秋の年2回開催 活あじ祭 春・秋の年2回開催 活あじ祭開催 + 4月〜

    毎週日曜日 昼のみ「市場食堂いけすや」オープン 活あじ祭開催 + 毎週日曜日 昼のみ「市場食堂いけすや」オープン 5月16日 内浦漁協直営いけすや OPEN・11/21 いけすや市開催 春・秋のペースで、いけすや市を開催 春・秋のペースで、いけすや市を開催 春・秋のペースで、いけすや市を開催 新型コロナ テイクアウト・オンラインショップOPEN・うらっち参加 新型コロナ ふじのくに食の都づくり 貢献賞 新型コロナ 50万人来場キャンペーン コロナ5類 あじの供給安定せず・一部鯛のメニュー提供 あじの供給安定せず・一部鯛のメニュー提供 10周年 5月17日 いけすや市開催予定 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 イ ベ ン ト 営 業 い け す や 開 業
  8. 内浦漁業協同組合 店長 土屋さん 事務局 金指さん 結屋 川村 店舗設営関係 内装・建築 店内備品

    広報戦略関係 コンテンツ設計 メディア設計 ある程度までの意思決定をまかせる 2人からの依頼を受け取り設計 沼津市 観光戦略官 渡辺さん 近畿日本 ツーリスト から出向 観光のプロとして アドバイス
  9. 「関わりしろ」から関係人口へ イベント 情報発信 商品開発 体験 プログラム 座談会 ワーク ショップ 海業における

    “関係人口”創出 ↓ 海業・地域の持続的発展に 関わりたい人が関われる仕組み=関わりしろ
  10. 内浦漁業直営いけすや いけすや市 コミュニケーション SNS・サイトの活用 EC ネット販売 (漁師応援PJ) 売り場シェア グッズ販売 地域情報誌

    うらっち 沼津4漁協 連携事業 ギフト商品 (フライ・鯛) 日常の店舗営業(チームIKS・会いに行けるお母さん) メディア戦略 推し活 ファン化 地域の関係づくり 地域内関係人口 地域内外から 関われる場 コミュニケーション コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン デ ザ イ ン
  11. 内浦漁業直営いけすや いけすや市 コミュニケーション SNS・サイトの活用 EC ネット販売 (漁師応援PJ) 売り場シェア グッズ販売 地域情報誌

    うらっち 沼津4漁協 連携事業 ギフト商品 (フライ・鯛) 日常の店舗営業(チームIKS・会いに行けるお母さん) メディア戦略 地域の関係づくり 地域内関係人口 地域内外から 関われる場 コミュニケーション コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン デ ザ イ ン
  12. 内浦漁業直営いけすや いけすや市 コミュニケーション SNS・サイトの活用 EC ネット販売 (漁師応援PJ) 売り場シェア グッズ販売 地域情報誌

    うらっち 沼津4漁協 連携事業 ギフト商品 (フライ・鯛) 日常の店舗営業(チームIKS・会いに行けるお母さん) メディア戦略 推し活 ファン化 地域の関係づくり 地域内関係人口 地域内外から 関われる場 コミュニケーション コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン デ ザ イ ン