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2024AWSで個人的にアツかったアップデート

nagisa53
January 19, 2025

 2024AWSで個人的にアツかったアップデート

nagisa53

January 19, 2025
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  1. 自己紹介  所属:某SIer@虎ノ門ビジネスタワー勤務  職種:インフラ部門クラウドアーキテクト 最近はパブリッククラウド案件推進部署のマネージャー業が中心  趣味:キックボクシング・離島でダイビング  好きなパブリッククラウド:AWS(特にNW系サービス)

     その他:JAWS-UGクラウド女子会運営、2024 Japan AWS Top Engineer、 2022/2023/2024 Japan AWS All Certifications Engineers、 (2025も目指すために今年度中にあと2資格...) OCIも勉強中  X(旧Twitter):@nagisa_53
  2.  これまでCloudFrontのOriginとしてVPC上のリソースを利用する場合、 パブリックサブネットにパブリックIPアドレスを持つリソース (ALB/NLB/EC2等)が必要だった  デメリット①:セキュリティ面 OriginとなるVPC内のリソースをインターネットにさらす必要があった  OriginのSecurity GroupでManaged

    Prefix List(CloudFrontで利用されるIPアドレ ス群のセット)に送信元を絞ることは可能だが、自アカウント以外の CloudFrontからも接続可能  HTTP Headerによる接続制限の方法も取れるがHeader流出等の懸念 なぜアツい?
  3.  前提として事前に以下のリソースを準備します  VPC  プライベートサブネット  オリジンとなるInternal ALB(今回はALBから固定レスポンスを返す形で検証) 

    Internet Gateway  ユーザ側でIGW向けのルート設定は不要だが、AWS内部の通信で利用されている模様  最初作成し忘れており怒られました... 実際に触ってみた
  4.  大まかな流れ ① Cloud FrontでVPC Originを作成  作成が完了するとVPCの指定したオリジンと同じサブネットにVPC Origin用のENIが作成さ れる(専用のSecurity

    Groupも併せて作成される) ② オリジンとなるInternal ALBのSecurity Groupに①で作られたSGからInbound通 信を許可するルールを適用  OriginのSGではVPC OriginのENIに付与されるSGからのInbound通信だけ許可すれば疎通可能。 以下Developer Guideより。 ③ ①で作成したVPC Originを利用するCloud Frontディストリビューションを作成 実際に触ってみた
  5.  異なるVPCでのSecurity Groupの共有(2024/10/31)  これまではVPCごとにSecurity Groupを作る必要があったが共有可能に  Amazon VPCブロックパブリックアクセス(2024/11/20) 

    VPCのパブリックアクセスを統一的にブロック  VPCリソースに対するPrivateLink接続への拡張(2024/12/2)  NLB/GLBを作成せずにPrivateLink経由でVPCリソースに接続可能に  など  これまではできなかった構成の組み方や制御が可能になっているため、 AWSでNW構成を検討する際には今一度最新の情報を確認しましょう! 2024年は影響の大きいAWS NW領域のアップデートが多数