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授業や家庭における効果的なICTの活用

 授業や家庭における効果的なICTの活用

小平市教育委員会教育部
第2回情報教育推進委員会
2023年10月17日

Naoki Kato

October 16, 2023
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Transcript

  1. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:GIGAスクールにおける学びの充実事業 ・学校DX戦略アドバイザー (H28-) :デジタル教科書・教材の通信環境調査研究 ・事業推進委員会 座長 (R5) :次世代の学校・教育現場を見据えた 先端技術・教育データの利活用推進事業 ・事業推進委員会 ・先端技術の利活用に関する有識者検討会議 委員 (R5)
  2. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 産業(工業)革命? 画像引用:SCF2015webサイト http://scf.jp/ja/essay/a005.php

    →石炭→石油・電気 農業→軽工業→重工業 労働力:人→コンピュータ 判断:人→コンピュータ AI,IoT?
  3. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 近い将来すべての人に求められるもの 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
  4. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学ぶ内容と学び方の変化 知識の伝達に効率的な 一斉授業

    情報活用能力 言語能力 問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立
  5. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学ぶ内容と学び方の変化 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 ICT活用 問題 発見 解決法 探索・学習 実行 解決 オーセンテックな 問題解決活動 体系的な 知識や技能 既習 活用 構築 知識・技能 主体的で 対話的な 個別最適な 協働的な 深い
  6. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 対話的な学びに向けて 対話的な学びとは l 他者の考えを手掛かりに考えること等を

    通じ、自己の考えを広げ深める 自分の考え 他者の考え 更新・拡張 理解 批判的思考 対話 他者への意見 問い 対話的な思考
  7. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 対話的な学びのパタンとICTの活用 対話的な学びの形と特徴 一斉型 グループ型

    たぶん 考えの伝達は活性化 全体での共有に有効 ただし ・相互の考えの伝達に難あり ・全員分は時間がかかる 共有ツールの活用
  8. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 対話的な学びのパタンとICTの活用 対話的な学びによって l 思考判断表現力の

    向上から, 知識技能の向上へ 小平市立小平第三小学校 5学年7月 5学年末 6学年末 知識・技能 思 考 判 断 表 現
  9. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 対話的な学びのパタンとICTの活用 対話的な学びがうまくいくのは 読んで 観て

    考えて 書いて 作って 撮って 可視化・表現 認知 思考 共有 話して 動いて 聴いて 自分の考えを持つこと 考えが伝わりやすいこと
  10. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個の考えを持つために 個の考えを持つために 読んで 観て

    考えて 書いて 作って 録って 可視化・表現 認知 思考 学びのサイクルを強化する
  11. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個の考えを持つために 表現のしやすさの向上 読んで 観て

    考えて 書いて 作って 録って 可視化・表現 認知 思考
  12. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個の考えを持つために 表現のしやすさの向上 読んで 観て

    考えて 書いて 作って 録って 可視化・表現 認知 思考 共有 自分の考えを 表現することで さらなる思考 につながる わかりやすい 表現によって 他者に 考えが伝わる
  13. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 授業と家庭学習の関係 ICTの活用によって変化可能な学びの場 調べる デジタル教材によって

    対話する ICTによる 共有によって 考えを形成する デジタルツールによって
  14. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU おわりに ICT活用(新しい学びのスタイル) を広げていくために 効果的?

    と考えているうちは 効果的にはなりにくい と考える前に使うこと (使わせること) なぜ? 使い込んで初めて 効果が出る 効果がわかる そもそも使うことが当たり前
  15. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU おわりに ICT活用(新しい学びのスタイル) を広げていくために ICT活用も

    新たな学びのスタイルも 最初はデメリットが多い 余計な時間がかかる 成績下がる 新しい問題 組織的にここを許容していくことも必要
  16. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 最近なにか忘れていませんか? 情報活用能力としてのプログラミング 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  17. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 最近なにか忘れていませんか? もう一つの育む力 l これにもプログラミング体験が必須

    プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータをはじめと する情報技術によって支えられていることなどに気付き,身近 な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手 に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度などを育む こと (小学校学習指導要領解説 p.85) すごい やってみる のような態度
  18. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 最近なにか忘れていませんか? モデルカリキュラム 図 図形

    形 数 数 m mi ic cr ro o: :b bi it t ロ ロボ ボッ ット ト系 系 v vi is sc cu ui it t 6 電気の性質と働き 光のパレード 5 正多角形と円 整数の性質 楽器を作ろう 自動運転カー を作ろう 方位磁針を作ろう 4 平行四辺形と ひし形 大きな数を読 む 信号機を作ろう 四角形と三角 形(角度) 電気の働き 3 数の大小 割り算の余り 太陽と地面の様子 2 正方形と長方 形 数を読む イルミネーション を作ろう スイミー 1 たしざん ひきざん ゴールをめざ せ きせつをえ がこう かずをかぞえ る たっぷり 論理的思考 算数の学び の確認