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20221005_GCカレッジ/キャリア研修(第40回)|自分のアイデンティティとは?

 20221005_GCカレッジ/キャリア研修(第40回)|自分のアイデンティティとは?

社内研修で登壇した際のスライドです。

Naoshi Nomura

October 05, 2022
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Transcript

  1. 1 Copyright © GOODCREW Co., Ltd. All Rights Reserved./GC₋College  Page-

    キャリア研修  自分のキャリアを豊かにする『思考法』   第40回:自分のアイデンティティとは? 実施日時:2022年10月5日(水)、20時00分~21時00分 実施者:野村尚史 株式会社グッド・クルー 執行役員 ヒューマンリソースコンサルティング事業部    リクルート担当兼セカンドキャリアエージェント担当 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントファシリテーター® アンガーマネジメントキッズインストラクター®
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    研修テーマ 自分のキャリアを豊かにする『思考法』 対象者 今後のキャリアについて漠然とでも良いから考えたい人 研修後の状態 自分のキャリアと向き合う気持ちが醸成されている状態 研修の内容 キャリアについて考えるタイミングはいずれ必ず訪れます。 自分の人生を自分でコントロール出来るようになる為に、 自分の人生を自分で豊かにする為に、 キャリアと向き合うことがどんなに重要なのかを語ります。 皆さんへ 一言 僕自身が実践してきたこと・実践していることを伝えます。 自身のキャリアと向き合う機会にしてくれたら幸いです。 当研修の全体像 【毎回共通のスライド】
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    僕自身もみんなと同じ立場です 『自分で自分の人生をコントロール出来るようになる』 この状態を目指して毎日を過ごしています ↓ 一緒に成長していきましょう 毎回参加しても新たな気づきが得られると思います 常に僕自身も成長しているので (直前まで何を話そうか考えてるので、同じ研修は二度とできません!) 【毎回共通のスライド】
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    プロフィール 1989年 3月 :新潟県燕市に誕生 2007年 3月 :新潟県立三条高等学校 卒業 2011年 3月 :東京理科大学 理工学部 建築学科 卒業 2013年 3月 :東京理科大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 修了 2013年 4月 :戸田建設株式会社 入社(施工管理→建築構造設計) 2016年 3月 :株式会社ディ・ポップス 入社(携帯販売提案型営業→採用担当) 2016年10月 :株式会社グッド・クルー 転籍(採用担当→人材紹介→人材マネジメント) 2021年 3月 :株式会社グッド・クルー 執行役員就任 2018年12月 :米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー 認定 2019年 9月 :国家資格キャリアコンサルタント 認定 2019年 9月 :アンガーマネジメントファシリテーター® 認定 2021年 9月 :アンガーマネジメントキッズインストラクター® 認定 【毎回共通のスライド】 趣味:ライフログ サッカー歴は18年間 妻&娘と3人で千葉県在住
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    毎日note更新中 【毎回共通のスライド】 ライフログとして、noteに毎日何かを書いてます note
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    皆さんとの約束 【毎回共通のスライド】 僕が話す内容は全て自分が 『実践してきたこと』 『実践していること』 『実践しようと考えていること』 ↓ 中途半端なことは話しません! 頭の中にあることの全ては話せないので 深く聞きたいことがあれば個別メッセージでも良いので連絡をください
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    キャリアとは? 『生きていくこと』そのもの キャリアに対する考え方・捉え方は人によって違うので、 100人いれば100通りのキャリアがある。 「仕事のことだけを指しているわけではない」 ということを理解しておけば大丈夫です。 【毎回共通のスライド】
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    キャリアは不確実の連続 人生は壮大な実験だ(本田直之氏の言葉) 実験だと思っていろいろ試せば良い。 正解なんてないから、うまくいかなければやり直せば良い。 これからのことなんて想像もつかないんだから。 【毎回共通のスライド】
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    今日のタイトル 自分の アイデンティティとは? 改めて・・・
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    アイデンティティとは?(引用はこちら) ◆アイデンティティとは?(Identity)  アイデンティティとは英単語のIdentityという言葉から きています。日本語訳すると「同一性」や「本人であるこ と」と訳されます。  心理学や社会学でアイデンティティとは「自己同一性」 という言葉が用いられます。自己同一性とは状況や環境に 限らず、「自分は自分である」という自らの認識です。
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    アイデンティティとは?(引用はこちら) ◆思春期とアイデンティティ危機:Identity crisis  エリクソン氏が広めた考えでアイデンティティ危機(Identity crisis)という単語があ ります。これは彼が考えた8つの自我発達の段階で特に思春期(12-18歳)に訪れると言わ れています。親との関わり方で形成される幼児後期(1歳半-5歳)や地域学校との関係性 で出てくる学童期(5-12歳)の次にくるのが思春期です。  自分とは何者なのか?人は生まれてから関わっていく人たちが増える中で世界が広がっ ていき、この時期に至るまでにたくさんのアイデンティティを形成してきています。 ただ、この時期はこれまでに形成してきたアイデンティティでは物足りなく感じます。
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    アイデンティティとは?(引用はこちら)  これ以前の段階でもそれぞれにおいての「危機」は存在するのですが、子どもから大人へと変わっ ていくこの時期では特に自分自身の再定義が行われる時期となります。今までよりも社会のことが分 かってきており、客観的に自分のことを見つめることができるからこそ、自分の長所や短所などが見 えはじめてきます。自分らしさとは何なのか?自分の生きがいは何なのか?など自分を確立して生き ていくために考える時期となり、理想的にはこの時期にアイデンティティの確立を行い、自分の人生 の指針を見つけます。アイデンティティの確立に失敗し、アイデンティティを確立できないままでい ると、自信を失い、自己嫌悪感や無力感に陥り、自分自身で物事を主体的に選択することができなく なります。自分らしさや自己の確立ができないことをアイデンティティ危機状態といいます。  この時期が大きな分岐点となる理由としては、「今まで形成してきた自分」と「社会から期待され ている、なるべき今後の自分」との和解が求められるからです。例えば、小さい頃に描いていたプロ 野球選手の夢やケーキ屋さんなどの夢よりも自分自身の特徴や社会に求められていることを考えた上 で、より具体的な将来像を描き始めるのもこの時期です。世界や社会との関係性において、個人とし ての在り方を再確立する必要性に迫られる時期です。
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    アイデンティティとは?(引用はこちら)  哲学者アルフォンス・デーケンは、「悲嘆のプロセス」という考えを説い た。人は苦悩の日々を経て新たなアイデンティティを獲得し、より成熟した人 格者として生まれ変わることができる、というものだ。  現実と理想のギャップに直面し、途方に暮れる苦しみは誰にでも起こりう る。ありたい姿に到達するまでにはさまざまなハードルがある。それを乗り越 え、未来につなげてほしい。この苦しい経験には思いもよらない学びが詰まっ ている。西川も、そしてファイターズナインも、自分の才能を信じて未来に進 んでほしい(札幌国際大教授、前日本ハムファイターズヘッドコーチ)。
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    自分のアイデンティティとは? ・・・ 自分は何者なのか?
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    2021年11月30日のnoteより(野村の発信)  「会社の中で目標を掲げて仕事をする」ということを1 日中考えていました。人材マネジメントにおいて、目標設 定というのはとてつもなく重要で、その質によって働くこ とに対する主体性も変わればエンゲージメントも変わって くると思っています。徹底的に考えたので、社内に展開し ていきます。  目標設定について考える時には、働く個人にもフォーカスしますが、経営にもフォーカスします。 個人が目標を掲げる前提には、会社の目標があって個人の目標があるからです。その中で、個人が 『この会社で働く意義』を感じられるような工夫をしながら目標設定を運用しています。全ては、会 社のミッション・ビジョン・バリューからの逆算です。  経営の観点で目標設定を考える。個人の観点でも目標設定を考える。・・・両方の観点で考えなが ら、内省していました。そこで気づいたのは、「個人の観点で考える土俵の方が、自分の中では大き い」ということ。どちらの方が大切という論点ではなく、僕の思考が『個人』に寄るということで す。僕は結局、経営に近い立場として仕事をしながらも、根底には個人に対する向き合い方をとても 大切にしている。
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    2021年11月30日のnoteより(野村の発信)  『自由』という言葉がイメージとしては近いですかね。「自由の裏には責任があって、自由を求めるな ら責任が伴うことを忘れるなよ」というニュアンスを含めて『自由』という言葉を使っています。  「結果に必ず原因がある」という言葉を中学1年生の頃から大切にしていますが、その意味も「自分が 直面している結果の裏には必ず自分でコントロールできる原因がある」というものです。  こういうことを考えていると、ふと『アイデンティティ』という言葉が頭に浮かびました。キャリアに 関する学びの中でも出てきたこの言葉ですが、そんな気にしたことなんてありませんでした。  「みんなちがって、みんないい」とか、「自分らしくいた らいいじゃん」とか、「そんな我慢しないで自分のありたい 姿を追求したらいいじゃん」とか、そういう思考になるんで すよね。
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    2021年11月30日のnoteより(野村の発信)  自分が何者なのかを考える時には、確固たる信念であったり、日々変化していく価値観で あったり、いろいろな要素が含まれていると思います。なので、この問いに対する答えとい うのは、問われた時の自分の状況によって変わる可能性がある。だからこそ、日々のリフレ クションを通して、自分を省みることが大切なんだと思っています。  それに加えて大切なのが、他者のアイデンティティへの寛容さです。自分のアイデンティ ティは認めてるけど(意識的、無意識的に関わらず)、他の人に対してはアイデンティティ を認めていないかのような関わり方をしている人って、実は結構いたりします。そこには 『無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)』が働いていたりしますから、自身の言動を注 意深く観察する必要があります。  情報過多の時代だと言われていますが、その中で 「自分は何者なのか?」と問われた時に明確な答えを 言えるかどうか。
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    大切な2つのキーワード(野村のnote)
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    アイデンティティを尊重する  アイデンティティというのは、子供の頃の経験だけではなく、 大人になってからも変化・進化していく可能性があるというのが、 これらの記事から知ることができます。  労働市場の中で注目されている『ダイバーシティ&インクルージョ ン』の根底にも、それぞれのアイデンティティを尊重するという要素が 含まれていますよね(例えば次頁の記事)。
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    ダイバーシティ&インクルージョンを考える(引用はこちら)  構成メンバーの「アイデンティティが多様」 ということ。アイデンティティ(identity)は 日本語で「同一性」と訳されるが、アイデン ティティとは属性への帰属のことであり自分自 身が何者かという問いへの答えである。  つまり「自分とは◦◦である」の「◦◦」の ことだ。「◦◦」には通常、性別、国籍、年 齢、出身地、出身校、専門能力、性格、信仰、 などのさまざまな属性が当てはまる。  属性はさまざまあり、そこから成る一人の人 間のアイデンティティは重層的で多面的である から、特定の個人にとってどの属性が重要か は、場面ごと、文脈ごとに変わる。例えば、近 頃ある中間管理職(男性)の方からこういった 話を伺った。  (・・・右の文章へ)  「自分の営業チームには女性メンバーがい る。ある時顧客の接待があり、二次会でカラオ ケに行くことになった。女性メンバーを夜遅く 帰宅させるのが憚られたので、彼女を二次会か ら外そうとしたところ、本人にチームの一員と して一緒に行きたいと強く反論された。」  この上司は女性という属性を念頭に、良かれ と思って家に帰そうとしたわけだが、顧客との 関係構築という業務上きわめて重要な場面にお いて、営業職というタスク型属性から成るアイ デンティティの方が、このメンバーにとっては 重要だったわけである。 自分のアイデンティティを考えることが 周りの人のアイデンティティを認めることにも繋がる
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    アイデンティティを尊重するというのは大切なんですけど、 上記のような事例ってよくある話だと思うんです。 その時に、 「なんでわかってくれないの?もういい!」と どちらかが突き放してしまうと、 関係性が深まっていかない可能性が出てきます。 だからこそ、 もっと根底には「わかり合えないんだ」 という意識があった方が良いわけです。
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    「わかり合えない」という認識が必要(野村のnote)
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    研修テーマ 自分のキャリアを豊かにする『思考法』 対象者 今後のキャリアについて漠然とでも良いから考えたい人 研修後の状態 自分のキャリアと向き合う気持ちが醸成されている状態 研修の内容 キャリアについて考えるタイミングはいずれ必ず訪れます。 自分の人生を自分でコントロール出来るようになる為に、 自分の人生を自分で豊かにする為に、 キャリアと向き合うことがどんなに重要なのかを語ります。 皆さんへ 一言 僕自身が実践してきたこと・実践していることを伝えます。 自身のキャリアと向き合う機会にしてくれたら幸いです。 当研修の全体像 【毎回共通のスライド】 (再掲)
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    キャリア研修  自分のキャリアを豊かにする『思考法』   第40回:自分のアイデンティティとは? 実施日時:2022年10月5日(水)、20時00分~21時00分 実施者:野村尚史 株式会社グッド・クルー 執行役員 ヒューマンリソースコンサルティング事業部    リクルート担当兼セカンドキャリアエージェント担当 国家資格キャリアコンサルタント 米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントファシリテーター® アンガーマネジメントキッズインストラクター® EOF