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シン・フリカエリ :||
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NAVITIME JAPAN
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April 10, 2021
Business
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36
シン・フリカエリ :||
4/10(土)に開催されたイベント「ふりかえりカンファレンス」にて発表する予定の資料です。
NAVITIME JAPAN
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April 10, 2021
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Transcript
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小田中 育生 (おだなか いくお) (株)ナビタイムジャパン VP of Engineering ACTS(研究開発) ルートグループ責任者
経路探索の研究開発部門責任者としてGPGPUを活用した超高 速エンジンやMaaS時代にフィットしたマルチモーダル経路 探索の開発を推進 移動体験のアップデートに携わりながら、VPoEとしてア ジャイル開発の導入推進、支援を行う。 著書「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」インプレス
ふりかえりはお好きですか?
私は、大好きです。
ふりかえり 定期的なふりかえりは、 あらゆるカイゼンの起点になる。
ふ り か え り 開 発 ふりかえりを習慣化すれば 大きなカイゼンサイクルに乗れる ふ
り か え り 開 発 ふりかえ り 開発 ふりかえ り 開発 開発
DevLOVE「越境する自己組織化チーム」2018.10 XP祭り「ボトムアップでつくりあげる『ふりかえり』文化」2020.9 RSGT2021「R&Dチームが歩むスクラム守破離ジャーニー」2021.1 DevLOVEの日2020「ふりかえりスキップせずにはや一年」2020.8 常にふりかえりを実践し、発信してきた
DevLOVEの日2020「ふりかえりスキップせずにはや一年」2020.8 チームにとって、ふりかえりは「当たり前」のもの
皆さんの現場では、 どのように/どれくらいの頻度で ふりかえっていますか? Discordで みんなの現場のことを 教えてね!
「当たり前」が生み出すもの
「まずやってみる」の精神?
衝突を恐れず本音をぶつけあう?
いきいきしてる?
いいことばかり?
マンネリ化
心的飽和 マンネリ化 マンネリ化を 起こす要因 効果の実感が薄れる 発言量の減少 マンネリ化で 起きる事象 モチベーションの低下
心的飽和 マンネリ化 マンネリ化を 起こす要因 効果の実感が薄れる 発言量の減少 マンネリ化で 起きる事象 モチベーションの低下
心的飽和 心理学者のカルステンの実験により明らかになったメカニズム。 人間の行動は何らかの「緊張」の発生によりスタートする。 同じ行為の繰り返しは緊張の緩和を招く。 緊張 徐々に緊張が弛緩 心的飽和
心的飽和 マンネリ化 マンネリ化を 起こす要因 効果の実感が薄れる 発言量の減少 マンネリ化で 起きる事象 モチベーションの低下
スプリント 課題リスト 当初みえていた課題が解消されてゆく
課題リスト 難しい課題ほど、のちのちまで残りやすい スプリント
解決を 試みる 解決する課 題を選択 うまくいく うまく いかない リトライ あきらめる
心的飽和 マンネリ化 マンネリ化を 起こす要因 効果の実感が薄れる 発言量の減少 マンネリ化で 起きる事象 モチベーションの低下
マンネリ化し効果が出ないのは ふりかえりが形骸化した状態。
みなさんの現場では、 「発言が少ない」「モチベ低下」 など発生してますか? Discordで コメントを ちょうだいね!
解決を 試みる 解決する課 題を選択 うまくいく うまく いかない リトライ あきらめる モチベーションが低下する、うまくいかない、
負のスパイラル
マンネリ化と負のスパイラル。 チャレンジングで、いきいきとした ふりかえりへと脱皮するために何ができるか
リフレーミング 出来事の枠組み(フレーム)を変える
たとえ話: コップに水が半分入っているとき
心的飽和 マンネリ化 マンネリ化を 起こす要因 効果の実感が薄れる 発言量の減少 マンネリ化で 起きる事象 モチベーションの低下
同じことの繰り返しだ ↓ かなり安定してきましたね
心的飽和 マンネリ化 マンネリ化を 起こす要因 効果の実感が薄れる 発言量の減少 マンネリ化で 起きる事象 モチベーションの低下
ふりかえりのアクションの効果が出ない ↓ やりがいのある課題にチャレンジしてる
発言や行動の「肯定的意図」に着目し それを引き出すようリフレーミングする
みなさんが最近抱いたネガティブな感情を リフレーミングしてみてください Discordで リフレーミングした 内容を教えてね!
肯定的意図の眼鏡で課題をみつめ 行動へとつなげる
過去の行いの良し悪しを評価 過去の行いから学習し行動する するのではなく
同じことの繰り返しだ(評価) ↓ かなり安定してきましたね(評価) 新しいアイデアが出づらくなってるので(学習)、 新しい手法を試してみませんか(行動)
ふりかえりのアクションの効果が出ない(評価) ↓ やりがいのある課題にチャレンジしてる(評価) 今のやり方ではうまくいかないとわかった、(学習) 他のやり方を考えよう (行動)
リフレーミングを促すプラクティス
Celebration Grid
Fun! Done! Learn! Fun Done Learn
みなさんがリフレーミングに活用している プラクティスを教えてください! Discordで プラクティスを 教えてね!
常に肯定的意図に着目して ふりかえりができたなら
挑戦することが怖くなくなる
安心して本音を言える
本音で・本気で挑戦できる、いきいきした現場
そもそも
「マンネリ化」は誰しも経験している
マンネリ化している ↓ 「ふりかえりが当たり前の状態」の 一歩手前まできている
「ふりかえりが当たり前の状態」になるか 「ふりかえりが形骸化した状態」になるか これらは表裏一体である
ふりかえりを「当たり前」に 行うことができそうか Discordで お気持ちを 表明してね!
「難しい」と思われたかもしれない。 実際、難しい。 では、どうするのか?
くりかえして、前に進む。
ふ り か え り 開 発 ふりかえりを習慣化すれば 大きなカイゼンサイクルに乗れる ふ
り か え り 開 発 ふりかえ り 開発 ふりかえ り 開発 開発
いきなり「行動」につなげるのは難しいかもしれない。 何を「学習」したのか言語化することも簡単ではない。 でも、一歩一歩進めばいい。
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ふりかえりが「当たり前」になった先の姿 シン・フリカエリについて考えたい
方法について
どうふりかえるのがよいのだろう。YWT?
タイムライン?
スターフィッシュ?
みなさんどうふりかえってます? Discordで「どうふりかえって る」か教えてね!
自分たちが得意とするパターンの発見
私たちのスタンダードパターン タイムラインで 事実を洗い出し リーンコーヒーで 議論を尽くす
スタンダードを軸にバリエーションを持つ タイムライン+ リーンコーヒーが基本 アクション出したいときはYWT 実験したときはCelebration Grid
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ふりかえりの経験を積み その中からパターンを見出し いくつかバリエーションをもつことで 自由自在にふりかえりできる
みなさんのチームならではの「カタ」は? Discordで「カタ」を教えてね!
頻度について
1スプリント(1-4週間)に1回のふりかえり
ふりかえりの適切なタイミングとは。 Discordで「どのタイミングで ふりかえってる」か教えてね!
「この課題については、 ふりかえりの時に話しましょう」
課題が見えてるなら、その時点で 向き合ってもいいんじゃない? 課題を認識 ふりかえり
小さくふりかえっても、いい。 スプリント デイリー 年間
「長い期間のふりかえりって、 よくないんですよね」
目の前のスプリントだけではなく 全体を見通したいタイミングだってある
大きくふりかえっても、いい。 スプリント 年間
もっと大きくても、もっと小さくてもいい。 スプリント デイリー 年間
常在ふりかえり、いつでも自由にふりかえる
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スプリント中には学びのチャンスがたくさん スプリント
経験 省察 概念化 実践 どんなに小さな経験からも学びは得られる
むしろ、小さくコミットすることが望ましい
diff ある時点のスナップショットがあることで 長期間のふりかえりでもdiffがとりやすい
「ふりかえりはスプリントの終わりにやるもの」 という制約からの解放
「何かあったら即ふりかえり」、 融通無碍なふりかえり。 コミットログのようにふりかえりログが蓄積され、 常にカイゼンが行われる。 それが「シン・フリカエリ」のひとつの形。
でも、どうやって? まとまった時間をとらないと オーバーヘッドになるんじゃない? 本当にうまくいくの?
少なくとも、いきなりは うまくいかないだろう。
私は、ふりかえりの記録をとることから始めている
分単位のスプリントを採用するチームもあると聞く
それぞれの現場で、それぞれのやり方で、 「シン化」は進んでいる
たとえばカンファレンス。 現場から越境することで、 自分にはない視座が獲得できる
異なる現場同士の暗黙知が ぶつかりあう
知識が創造されていく
でも、ちょっと待って
「異なる現場」は もっと身近に、在る。
みなさんのチームの、その外側では ふりかえりは行われていますか? Discordで あなたのまわりのふりかえり、 どうなってるか話してね!
隣のチーム、同じ部署、同じ会社… 身近なところで知の相乗効果が 生まれるとしたら。
自分の組織で、知識が創造されていく
会社 チーム 個人 越境する力を少し内向きにするだけで あなたの組織はいきいきとする メンバーが成長していくのにしたがって 会社も成長してる! 相乗効果がすごくて、すごい! ここにいると、どんどん学べる!
新しいことは、初めからはうまくいかない。 だからこそ、僕らはふりかえる。
ふりかえりはとても大事。 だから、ふりかえり自体をシン化させたい。
カンファレンスで学ぶ、それも良い。 けれども、現場に、現場の周りにこそ 学びは広がっている
向き合おう、現場と。 話し合おう、現場の外側と。 それがシン・フリカエリの第一歩になる。
私の話はここでおわり。 最後の問いかけです。 「あなたのシンはどこから?」 Discordで ワイワイ してね!