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【Oracle Cloud ウェビナー】Oracle Database 11g,12cからのアップグレード対策とクラウド移行 (2022年3月16日)

【Oracle Cloud ウェビナー】Oracle Database 11g,12cからのアップグレード対策とクラウド移行 (2022年3月16日)

Oracle Cloud ウェビナーシリーズ情報: https://oracle.com/goto/ocws-jp
セッション動画: https://go.oracle.com/ocws-jp-ondemand

oracle4engineer
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March 17, 2022
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Transcript

  1. Oracle Cloud ウェビナー
    Oracle Database 11g,12cからの
    アップグレード対策とクラウド移⾏
    2022年3⽉16⽇
    ⽇本オラクル株式会社
    事業戦略統括

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  2. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
    共通
    OnP
    Cloud
    Cloud
    共通
    本セミナーの⽬的
    数多くご利⽤いただいている11gや12cは、Premier Supportがすでに終了し、限定的なサポート期間に
    なっています。今回は既存システムで稼働するOracle Database 11gや12cのアップグレードや、システム更
    改に合わせたクラウド移⾏にお役⽴ていただける情報をお伝えします。
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    2

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  3. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
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    OnP
    Cloud
    Cloud
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    3

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  4. Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン
    * as of March 2022
    Release Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1)
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    4
    2022年には12cR1/12cR2の新規パッチ提供が終了します
    19c以降へのアップグレードをご検討ください

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  5. Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン (詳細版)
    2009
    2010
    2011
    2012
    2013
    2014
    2015
    2016
    2017
    2018
    2019
    2020
    2021
    2022
    2023
    2024
    2025
    2026
    2027
    EXTENDED
    2027/4まで
    19c 2024/4まで
    現在のLong Term Release
    Premier Support 5年/Extended Support 3年
    18c 2021/6まで
    各サポートレベルでの提供内容
    Premier Support :
    24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提
    供、セキュリティ・アラートおよび修正、OS等の新規認証
    Extended Support︓
    24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提
    供、セキュリティ・アラートおよび修正
    Sustaining Support (PaaSは提供なし)︓
    24x365⽇の技術問い合わせ、作成済のパッチ提供
    * 詳細はOracle Software テクニカル・サポート・ポリシー参照
    EXTENDED
    12.1 12.1.0.1
    12.1.0.2※
    12.2.0.1 Limited Error
    Collection
    12.2.0.1のPremier Support2020/11/30まで。そ
    の後2022/3/31までLimited Error Collectionを
    提供。同期間はサポート料⾦は変わらず、Sev1
    BugとSecurity修正のみ対応
    11.2 EXTENDED
    11.2.0.1
    11.2.0.2
    11.2.0.3
    11.2.0.4※
    11.2.0.4のExtended Supportは2020/12に終了。2022/12ま
    でACSの追加サービスとしてMarket Driven Supportあり
    21c 2024/4まで
    最新のInnovation Release
    Extended Supportは提供なし
    オラクル社は、2020年にお客様が直⾯した前例のない経済的およびビジネス上の混乱に留意し、Oracle Database 20c Previewバージョンを⼀般提供しない決定をしました。
    その代わりに、20cで提供予定であった機能をすべて21cリリースに組み込み、21cをOracle Cloud Infrastructureで⼀般提供しています。
    Paid Extended Support
    Premier Waived Extended Support fee Limited Error Collection
    * as of March 2022
    Release Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1)
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  6. Long Term Release
    • Premier Supportを5年間
    • Extended Supportを3年間
    • 安定性を重視し、⻑期間にわたってパッチ修正を提供
    • ⻑期間安定して運⽤したいシステム向け
    • 現時点ではOracle Database 19cが該当
    Innovation Release
    • Premier Supportを2年間
    • Extended Supportは提供しない
    • 多くの機能拡張や新しい機能を提供
    • まず新しい機能を試したいお客様向け
    • 現時点ではOracle Database 21cが該当
    Oracle Database の2つのリリースタイプ
    Build
    QA
    Ship
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  7. リリース・サイクルのイメージ
    • Long Term Release: Premier Supportを5年間、Extended Supportを3年間提供
    • Innovation Release: Premier Supportを2年間提供
    Oracle Database の2つのリリースタイプ
    19c
    21c
    新規パッチの提供が受けられるのは、
    最⻑Extended Supportまで
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    7

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  8. Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル
    年次リリースモデル
    Update
    四半期ごと
    • 四半期毎に新しい
    番号でリリース
    • セキュリティ修正
    • リグレッション修正
    • 機能修正
    • オプティマイザ修正
    (デフォルトではオフ)
    Revision
    四半期ごと
    • Updateに対し最⼤2つ
    ü 0, 1, 2
    • セキュリティ修正
    • リグレッション修正
    リリース
    毎年
    • リリース年の下⼆桁
    ü 18 : 2018年
    ü 19 : 2019年
    ü 20 : 2020年
    • 新機能
    • 性能 (パフォーマンス) 向上
    • バグ・フィックス
    : 19. 3. 0
    バージョン
    表記例
    Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1)
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    8

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  9. Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル
    Annual Releases
    • 従来の11g -> 12c, R1 -> R2といった数年に⼀度のサイクルから「年次リリース」に変わりました
    バージョン番号はリリース年の下⼆桁となります
    • 従来計画されていた12.2.0.2はRelease 18、12.2.0.3はRelease 19というバージョンとなっています
    • Long Term Release と Innovation Release
    • Long Term Support Release : 現時点では19c、数リリースに⼀度、Extended Supportも含め⻑期間のサポート提供
    • Innovation Release : 現時点では21c、多くの機能拡張や新しい機能を提供
    3ヶ⽉ごとのUpdateとRevision
    • Updateはプロアクティブパッチで既存で⾒つかった重要な機能修正やセキュリティ修正が含まれます
    • RevisionはUpdateリリース以降の新たなセキュリティおよびリグレッション修正が含まれます
    • 社内で⼗分なテストを⾏った後に提供されます
    • Updateは個別のパッチ適⽤を⾏うリスクを低減するためのものです
    UpdateとRevisionは1⽉、4⽉、7⽉、10⽉にリリースされます
    • 以前のバージョンのBPやPSUのリリースサイクルと同等です
    年次リリースモデル
    Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1)
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  10. 年次リリースモデルにおけるリリースイメージ
    製品 2018/4 2018/7 2018/10 2019/1 2019/4 2019/7 2019/10
    18c 18.2.0 18.3.0 18.4.0 18.5.0 18.6.0 18.7.0 18.8.0
    18.2.1 18.3.1 18.4.1 18.5.1 18.6.1 18.7.1
    18.2.2 18.3.2 18.4.2 18.5.2 18.6.2
    19c 19.2.0 19.3.0 19.4.0 19.5.0
    19.2.1 19.3.1 19.4.1
    19.2.2 19.3.2
    同じ
    セキュリティ
    リグレッション
    レベル
    Update/Revision 間は柔軟に⾏き来が可能
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  11. まとめ
    Oracle Databaseには2つのリリースタイプがあります
    • ⻑期間安定して運⽤したいシステムにおいては、Long Term Releaseを採⽤します
    • 現時点では、Long Term ReleaseはOracle Database 19cが該当します
    パッチは四半期ごとに提供されます
    • 重要な機能修正やセキュリティ修正へ対応するため、定期的に適⽤します
    • 新規パッチの提供が受けられるのは、最⻑Extended Supportまでです
    データベース・クラウド(PaaS)での留意点
    • 基本的にオンプレミスのライフタイム・サポートに準拠してサポート期間が設定されています
    • オンプレミスにおけるエラー修正終了時に、クラウドではサポート終了となり、Sustaining Supportは提供
    されません
    リリースモデルに関する基礎知識
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  12. Oracle Database 19cについて
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  13. 約11年で1,300以上に上る新機能および機能強化を実現
    Oracle Database
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    13
    223 341 337 100 216
    (Release 2)
    ※製品マニュアルにおける各リリースの新機能情報より抽出
    ※20c Preview Releaseは⼀般提供されず、すべての機能を21cに含めて提供
    134
    (Release 1) (Release 2)
    • Data Redaction(11.2.0.4)
    • RACcheck(11.2.0.4)
    • GoldenGate統合(11.2.0.4)
    • Solaris⽤TDE(11.2.0.3)
    • サービス品質(QoS)管理(11.2.0.2)
    • Database Replay(11.2.0.2)
    • 各種管理機能強化(11.2.0.2)
    • ブロック⾃動修復(11.2.0.1)
    • EditionBase再定義(11.2.0.1)
    • インメモリー・パラレル実⾏
    (11.2.0.1)
    • RAC機能強化多数(11.2.0.1)
    • XStream(11.2.0.1)
    • ACFS,DBFS(11.2.0.1)
    • SecureFilesのサポート(11.2.0.1)

    • Full Database
    Caching(12.1.0.2)
    • 各種インメモリー機能
    (12.1.0.2)
    • JSON対応(12.1.0.2)
    • PDB機能強化(12.1.0.2)
    • ゾーン・マップ(12.1.0.2)
    • APEX機能強化(12.1.0.1)
    • ヒート・マップ(12.1.0.1)
    • Multitenant(12.1.0.1)
    • Application
    Continuity(12.1.0.1)
    • Global Data
    Services(12.1.0.1)
    • ADG遠隔同期(12.1.0.1)

    • Sharding
    • Hadoop向け外部表
    • MVIEW関連強化
    • パーティション機能追加
    • Multitenant,PDB,CDB機
    能強化
    • Exadata関連管理機能拡

    • ADGでのIn-Memoryサ
    ポート
    • パブリック・クラウド対応
    • ⾼可⽤性および信頼性各
    種機能強化

    • プライベート⼀時表
    • RAC Sharding
    • Big Data SQLのLOB対応
    • DG環境でのPDBコピー
    • DBCA PDBクローン
    • PDBスナップショット・カルー
    セル
    • インメモリー式の動的取得
    ウィンドウ
    • ⾃動インメモリー
    • 外部表に対するIn-
    Memoryサポート
    • インメモリー動的スキャンによ
    る柔軟な並列化
    • セキュリティ機能強化

    • ⾃動索引付け
    • Active Data Guard DML
    リダイレクション
    • Memoptimized
    Rowstoreの⾼速収集
    • 同じCDBでの複数のPDB
    シャードのサポート
    • ハイブリッド・パーティション表
    • リアルタイム統計
    • ADDMによるPDBサポート
    • 粒度の⾼いサプリメンタル・ロ
    ギング

    • In-Database JavaScript
    • JSON 性能強化と柔軟性
    • In-Memory 性能向上
    • AutoML
    • Multitenant Data Guard
    • SQL マクロ
    • Native Blockchain
    Tables
    • Graph 性能強化
    • Persistent Memory
    • Sharding 機能拡張
    • Multitenant セキュリティ
    • Security 機能拡張

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  14. 多様な機能をオプションライセンスなしで利⽤可能に
    Multitenantライセンスの変更 (19c以降)
    • すべてのDatabase Editionで、コンテナデータベース(CDB)1つにつき最⼤3つのプラガブルデータベース(PDB)をライセ
    ンスなしで利⽤可能
    • 4つ以上のPDBを統合するにはMultitenantライセンスが必要です
    Spatial and Graph(空間&グラフ)、 Advanced Analytics(機械学習)のライセンス変更 (2019/12/5以降)
    • すべてのDatabase Editionに含まれるようになりました
    • 同じ開発⽤APIを使⽤することで、すべてのエディションでアプリケーションが動作するようになります
    Database In-Memoryライセンスの変更 (19.8 RU以降)
    • 新しい「Base Level」機能により、最⼤16GBのインメモリ列ストアが可能になりました
    • 既存のアプリケーションを変更する必要はありません
    Oracle Database 19c
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    14
    Option
    License なしで…
    SE2 EE EXA DBCS
    SE
    DBCS
    EE
    DBCS
    EE-HP
    DBCS
    EE-EP
    EXA
    CS
    Multitenant
    1 CDB に 3 PDBまで
    O O O O O O O O
    空間&グラフ
    機械学習
    O O O O O O O O
    Database In-Memory
    Base Level機能
    O O O O
    * Oracle Database 19c ライセンス情報ユーザー・マニュアル

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  15. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
    共通
    OnP
    Cloud
    Cloud
    共通
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    15

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  16. 直接アップグレード
    • データベースに含まれるデータ・ディクショナリを新しい
    バージョンに更新すること
    • JAVAVMなどのコンポーネントも含まれる
    • ユーザー・データへの接触や変更、移動はない
    新バージョンへの移⾏
    • データベースのデータを新しい環境のデータベース
    (ハードウェア、オペレーティング・システム / プラット
    フォーム、キャラクター・セット)へ移動すること
    直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い
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    16

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  17. ユーティリティ、機能
    直接アップグレード
    • AutoUpgrade
    • Database Upgrade Assistant
    など
    新バージョンへの移⾏
    • Data Pump
    • トランスポータブル表領域
    • トランスポータブル表領域
    • クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領域
    • 増分クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領

    • フル・トランスポータブル表領域
    • Oracle GoldenGate
    など
    直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い
    NEW
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    17

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  18. 直接アップグレードについて
    オンプレミスではAutoUpgradeが登場し、ボタン⼀つで簡単にアップグレードが可能になっています
    バックアップや切り戻しもツールで実⾏可能なため、アップグレード⼿順の複雑さ、対応⼯数によるコストは⼤幅に低減され
    ています
    アップグレードや移⾏は難しい︖
    アップグレードは⼿順が複雑だったり、バックアップや切り戻しを検討するのが⼤変。。
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    18

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  19. ユーティリティ概要
    最新の⾃動アップグレードユーティリティ (アップグレード元は11.2.0.4以降)
    • 既に世界で数千のお客様がご利⽤中
    • 1つのコマンドで、単⼀のデータベース、或いは、多くのデータベースをまとめてアップグレード可能
    • 構成ファイルを編集し、ツールを実⾏して⾃動アップグレード
    • 事前チェックのみ、実⾏前後にユーザ定義のスクリプト処理など、DBUAよりも柔軟に実⾏可能
    • 様々な状況に対応
    • シングル・インスタンス・データベース、RACデータベース、⾮CDBからPDBへの変換、Exadata上のデータベース等
    オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade
    18.4
    11.2.0.4
    12.1.0.2
    12.2.0.1
    autoupgrade.jar
    MOS Note: 2485457.1
    4MB
    config.cfg
    autoupgrade.jar
    12.2.0.1
    18.5
    19.6
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    19

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  20. お客様の評価︓⼤⼿⾃動⾞会社
    “この場をお借りして、Oracle AutoUpgrade Utilityに感謝いたします。
    おかげで我々は、 500以上のOracleデータベースにおいて、完全⾃動化で Oracle 12.2からOracle 19cへのアップグレー
    ドを完了しました。
    四半期に⼀度の OSアップグレードの処理に本スクリプトを組み込むことで、追加のダウンタイム無しでデータベースのアップ
    グレードを実現できました。
    これにより、⼀切の⼈⼿をかけずに、10⽇以内で全てのアップグレードを終えました。ピーク時には、1時間で80個のデータ
    ベースを同時にアップグレードしました。”
    “I would like to take the opportunity to thank you for the Oracle AutoUpgrade utility. Thanks to it, we completed more than 500 Oracle
    database upgrade fully automated from Oracle 12.2 to Oracle 19c.
    We even did this without using additional downtime for the database upgrades as we scripted it into our process for the OS upgrade
    which happens once per quarter.
    This way, we completed the entire upgrade process within 10 days - without any manual intervention. At peak, we upgraded 80
    databases in parallel within 1 hour.”
    オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    20

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  21. 参考資料
    詳細資料
    • データベースの移⾏・アップグレードにおける最新ツー
    ルのご紹介 AutoUpgrade
    • Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド
    [3 Oracle Databaseアップグレードでの
    AutoUpgradeの使⽤]
    • The new AutoUpgrade utility in Oracle 19c
    (Oracle社 PM Mike Dietrichのブログ記事)
    • Upgrade / Migrate / Consolidate to 19c
    [Japanese Version] / AutoUpgrade ハンズオンラ

    オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade
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    21

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  22. 新バージョンへの移⾏について
    移⾏⽅式は要件に沿って様々ありますが、ポイントを考慮することで最適な移⾏⽅式が明確になります
    考慮すべきポイントは以下の通りです
    アップグレードや移⾏は難しい︖
    データベース移⾏は⽅式がたくさんあってどれを選べばいいかわからない。。
    • 移⾏先がクラウドかオンプレミスか
    • 許容されるシステム停⽌の⻑さ
    • ホスト・オペレーティング・システムとバージョン
    • データベースのバージョン/エディション
    • データベースの⽂字セット
    • インデックスを含むデータの量
    • データベースで使⽤されるデータ型
    • データ・ステージングのためのストレージ
    • データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形式
    • データベースアーキテクチャ(Multitenant)
    • ネットワーク帯域幅
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  23. 主な移⾏⽅式⼀覧
    移⾏ツール 移⾏対象
    最低移⾏元バージョ
    ン(サポート中のDBの
    み記載)(*1)
    移⾏元
    エディション
    アップグレード
    可否
    ビックエンディアンからの
    変換
    スキーマ構成
    の変更
    non-CDBか
    らCDBへの
    移⾏
    停⽌時間 補⾜
    Data Pump
    DB/表領域/
    スキーマ/表
    11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中
    RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 (⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩
    RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 (⼀部制限あり) × × ⼩
    Transportable
    Tablespaces
    表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇 (⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
    Full Transportable
    export/import
    DB 11.2.0.4 EE 〇 〇 (⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩
    移⾏先DBはEE以上が必要
    移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降
    RMAN Transportable
    Tablespaces
    DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇 (⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
    PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩
    PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩
    Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩
    Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
    GoldenGate
    DB/表領域/
    スキーマ/表
    11.2.0.4(*2)
    SE〜+
    GoldenGate
    〇 〇 〇 〇 極⼩
    ダウンタイムを極⼩化したい場合に
    他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨
    Zero Downtime
    Migration(ZDM)
    DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 (AIX,Solarisのみ) 〇 〇 極⼩
    Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏移
    ⾏元ライセンスによって
    選択可能な移⾏⽅式が異なる
    Database Migration
    Service
    DB 11.2.0.4 SE〜 〇 × × 〇 極⼩
    Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏
    ZDMの論理移⾏をフルマネージドサービスで
    提供
    アップグレードを伴う
    移⾏は〇から選択
    (*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。
    (*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。
    (*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能
    https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c
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    23

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  24. 参考資料
    詳細資料
    • Oracle Database 移⾏・アップグレードの⽅式まとめ
    • 移⾏⽅式ごとに解説しています
    • Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド
    オンプレミスにおけるアップグレード
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  25. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
    共通
    OnP
    Cloud
    Cloud
    共通
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  26. Oracle Cloud Infrastructure (PaaS/IaaS) & Oracle Cloud Applications (SaaS)
    Oracle Cloud
    Oracle Cloud Applications
    Global Cloud Data Center Infrastructure
    Commercial and Government Public Cloud Regions | Cloud@Customer | Dedicated Regions | Roving Edge
    Security | Governance | Compliance
    アプリケーション開発
    DevOps インテグレーション コンテナ
    管理・監視
    ⾃動化 ネイティプVMware
    機械学習
    AI
    コンピュート ストレージ
    分析・BI
    データサイエンス
    リレーショナル・
    データベース その他のデータベース
    ネットワーク
    ERP SCM HCM ACX IA
    Enterprise
    Resource Planning
    Supply Chain and
    Manufacturing
    Human Capital
    Management
    Advertising and
    Customer Experience
    Industry
    Applications
    Oracle Cloud Infrastructure
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    26

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  27. Oracle Cloud Infrastructure が採⽤される理由
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    27
    データ活⽤に
    最適な環境
    堅牢な
    セキュリティ環境
    優れた柔軟性とコスト
    パフォーマンスによる
    ROIの充実
    1 2 3

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  28. ミッションクリティカル・エンタープライズ・ワークロードのため
    0から設計・構築したクラウド基盤
    リージョン
    (東京、⼤阪など)
    物理ネットワーク
    仮想クラウド・ネットワーク
    サービス
    AD1 AD2 AD3
    • 物理コア専有環境
    • ⾼速なハードウェアを標準採⽤
    • ネットワーク仮想化を分離し、
    専⽤のハードウェアで実⾏
    • 低遅延/⾼帯域
    • フラットなネットワーク
    • オーバーサブスクリプションなし
    • 世界中で37リージョンを展開
    • お客様DCへの展開も可能に
    • マルチクラウドへの拡張
    SaaS Applications DWH Big Data AI HPC/Simulation
    ISVs
    ミッションクリティカル・システム ⼤規模ワークロード
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    28

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  29. ⾼品質と低価格の両⽴を実現
    より良いサービスを適切な価格で
    性能 価格
    コンピュート メモリ ブロック
    ストレージ
    仮想マシン
    コンピュート
    ブロック
    ストレージ
    ネットワーク
    サポート料⾦込み
    性能もSLAで担保
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    29

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  30. ブロックストレージ IOPS ⽐較
    第三者機関検証によるストレージの圧倒的パフォーマンス
    https://www.storagereview.com/review/oracle-cloud-infrastructure-compute-bare-metal-instances-review
    https://www.storagereview.com/dell_emc_unity_450f_allflash_storage_review
    0
    50000
    100000
    150000
    200000
    250000
    300000
    350000
    Microsoft
    SQL
    Oracle
    Database
    Oracle
    他社
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    30

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  31. ⼀般的な可⽤性だけでなく、性能/管理も加える
    安定した⾼速な基盤を元に、業界初のSLAを定義
    可⽤性
    (利⽤できるか)
    性能
    (性能を満たしているか)
    管理
    (管理操作ができるか)
    https://www.oracle.com/cloud/iaas/sla.html
    A社 B社
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    31

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  32. 利⽤頻度の⾼いサービス3つ全てで低価格を実現
    圧倒的なコストパフォーマンス
    Oracle の強み Oracle 他社クラウド
    Compute ü 同⼀リソースを低価格で
    提供
    ü より⾼性能なリソースも提
    供可能
    ¥61.25/時
    Compute
    (VM.Standard2.8;
    16vCPU, 120GB, Linux)
    ¥119.94/時
    仮想マシン
    (16vCPU, 64GB, Linux)
    Storage ü 他社標準ストレージ価格
    で、⾼性能ストレージを
    提供
    ü IOPS設定+SLA
    ¥5,100/⽉
    Block Volume
    (1TB, 25K IOPS)
    ¥239,040/⽉
    ブロック・ストレージ
    (1TB, 25K IOPS)
    Network ü AD間無償
    ü 10TB/⽉まで無償
    ü 閉域網接続時はデータ
    転送無償
    ¥18,972/⽉
    FastConnect
    (1Gbps, 100TB)
    *閉域網接続
    ¥517,445/⽉
    接続サービス
    (1Gbps, 100TB)
    *閉域網接続
    ¥ 49%
    低価格
    ¥ 97%
    低価格
    ¥ 96%
    低価格
    Compute: 同⼀リソースを低価格で提供(メモリは約2倍)
    Storage/Network: トランザクションやデータ転送量による料⾦変動を低減する料⾦体系
    * as of October 2021, Tokyo Region
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    32

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  33. Oracle Cloud Infrastructureは圧倒的低価格
    ⾒落とされがちな、クラウドから外部へのデータ転送コスト
    ポイント1︓
    最初の10TBまで無償
    (他社では100GBまで)
    ポイント2︓
    単価が安価 (3円/GB)
    (他社の1/3-1/4)
    ポイント3︓
    閉域網接続では課⾦なし
    (接続ポート料⾦のみ)
    外部へ(アウトバウンド通信)のデータ転送コスト
    0
    50
    100
    150
    200
    250
    300
    0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
    千円/月
    送信データ(TB/月)
    オラクル 他社
    100GBまで
    無償 10TBまで無償
    ¥10-14/GB
    ¥3/GB
    クラウド
    オンプレミス
    他リージョン
    他クラウド
    発⽣
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    33

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  34. セキュリティ・ファーストで設計されたクラウド
    より堅牢なセキュリティの実現
    データ中⼼の
    セキュリティ
    ⾃動化された
    セキュリティ
    管理
    セキュリティ
    ・バイ・デザイン
    SECURITY ON THE CLOUD
    SECURITY OF THE CLOUD

    強⼒、完全なテナント分離
    強制的な暗号化
    (DB/Storage/Network)
    階層型権限管理
    特権ユーザーのアクセス制御
    ボット対策とWAF(*)
    セキュリティポリシーの⾃動有効
    リスクのある設定を⾃動検知
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    34
    Defense In Depth
    重要情報の隠蔽 セキュリティ構成
    機密データ発⾒ アクティビティ監査
    DBセキュリティ対策の⾃動化
    脆弱性スキャン
    ⾃動化されたログ分析
    脆弱性⾃動修復
    多要素認証とリスクベース認証
    * WAF: Web Application Firewall
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    34

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  35. Oracle Cloud Infrastructure: その分野のプロがSaaS基盤として選択するクラウド
    世界最⼤のコンピュータネットワーク
    機器ベンダー
    ハードウェアやソフトウェアセンサーからテレメト
    リー情報を収集し、データを⾼度な機械学習技
    術によって分析するSaaS (Cisco Tetration) で
    OCIを採⽤
    数千コア以上の⼤規模アプリケーションを2ヶ⽉
    で稼働
    インテリジェンス主導型のセキュリティ
    企業
    なりすまし攻撃、フィッシング、スパムによるEメー
    ル脅威の対策を提供するSaaSでOCIを採⽤
    ⾼度なリアルタイム分析をベアメタル・インスタン
    スを活⽤することでクラウドで実現
    業界をリードするサイバーセキュリティ
    企業
    脅威の識別、調査、解決を⾏うクラウドベースの
    SIEMソリューション(McAfee ESM Cloud)で
    OCIを採⽤
    他社クラウドに⽐べ1/4のコストで実現
    60万データソースにおける1秒当たり50万イベン
    トをサポート
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    35

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  36. 2022年3⽉現在︓37リージョン提供中、さらに7リージョン計画
    Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    36 https://www.oracle.com/cloud/architecture-and-regions.html
    SYDNEY
    MELBOURNE
    Commercial
    Commercial Planned
    Government
    Microsoft Interconnect Azure SANTIAGO
    VINHEDO
    SAO PAULO
    CHILE 2
    COLOMBIA
    デュアル・リージョン︓基本的に全ての国/地域
    で2つ以上のリージョンを提供し、お客様の業務
    継続要件に対応していく
    (⽇本の場合は東京-⼤阪)
    各リージョンはOracle Backboneで接続
    サステナビリティ︓2025年までに、すべてのリー
    ジョンにおいて、100%再⽣可能エネルギーを使
    ⽤することを表明 (欧州リージョンは達成済み)
    NEWPORT
    AMSTERDAM
    FRANKFURT
    ZURICH
    LONDON STOCKHOLM
    MILAN
    FRANCE 2
    SPAIN MARSEILLE
    JOHANNESBURG
    CHUNCHEON
    SEOUL TOKYO
    OSAKA
    SAN JOSE
    PHOENIX
    CHICAGO
    ASHBURN
    TORONTO
    MONTREAL
    MEXICO JEDDAH
    JERUSALEM
    DUBAI
    MUMBAI
    HYDERABAD
    SAUDI 2
    ABU DHABI
    ISRAEL 2
    SINGAPORE

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  37. Oracle Cloud Infrastructure をご利⽤いただいているお客様
    2022年1⽉時点
    https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-customer-reference
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    37

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  38. Autonomous Database
    (ADB)
    Database Cloud Service
    (DBCS)
    Exadata Cloud Service
    (ExaCS)
    Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
    Oracle Database on
    Virtual Machines
    1-24 OCPUs
    Oracle RAC on
    Virtual Machines
    4-48 OCPUs
    1コアからスタート可能
    RAC対応
    Autonomous
    Transaction
    Processing
    Autonomous Data
    Warehouse
    AI/機械学習を活⽤した
    ⾃律型データベース
    あらゆるワークロードで
    ⾼性能を実現する
    Exadataの専有環境
    Oracle Exadata
    Max 1,600 OCPUs
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    38

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  39. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
    Oracle Database on
    Virtual Machines
    1-24 OCPUs
    Oracle RAC on
    Virtual Machines
    4-48 OCPUs
    DBCS
    1コアからスタート可能
    RAC対応
    ADB
    Autonomous
    Transaction
    Processing
    Autonomous Data
    Warehouse
    AI/機械学習を活⽤した
    ⾃律型データベース
    ExaCS
    あらゆるワークロードで
    ⾼性能を実現する
    Exadataの専有環境
    Oracle Exadata
    Max 1,600 OCPUs
    Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed
    サービス形態
    サービス形態
    =管理範囲の違い
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    39

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  40. DB on IaaS DBCS/ExaCS Autonomous Database
    各サービスの管理範囲の違い
    データセンター
    ハードウェア機器
    OS
    データベース
    アプリケーション
    クラウド
    事業者管理
    お客様管理
    ハイパーバイザー
    仮想マシン
    データセンター
    ハードウェア機器
    OS
    データベース
    アプリケーション
    クラウド
    事業者管理
    お客様管理
    ハイパーバイザー
    仮想マシン
    データセンター
    ハードウェア機器
    OS
    データベース
    アプリケーション
    クラウド
    事業者管理
    お客様管理
    ハイパーバイザー
    仮想マシン
    OS以上は
    オンプレミス同様の管理
    データベースはBYOL
    OS以上の操作が可能
    OS/DBのバージョンや構成が限定される
    クラウドのメリットを享受(従量課⾦や⾃動化)
    最⼩限のDB管理を除き
    DB以下はすべてクラウド事業者が管理
    Automated Full-Managed
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    40

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  41. No.1データベースをそのままクラウド上で利⽤可能
    Database Cloud Service
    数千TB/数千万IOPSまで対応可能
    クラウドでも RAC / Exadata が選択可能
    あらゆる要件
    に対応
    全エディションを従量制で利⽤可能(サポート込)
    保有ライセンスの持ち込みも可能
    使った分だけ
    お⽀払い
    数クリックでチューンナップされたDBが準備完了
    ⾃動化・効率化機能がビルトイン
    ⼀⽅で⾃由度の⾼い運⽤が可能(OSアクセス可能)
    利便性と
    ⾃由度の両⽴
    Database
    Cloud Service
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    41

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  42. ⼀般的なPaaSのメリット
    • コスト︓ライセンスが不要、リソース増減が柔軟に対応できる
    • 運⽤︓簡単に構築できて、運⽤も楽になる
    オラクルならでは
    PaaSのメリット︓“オラクルならでは“のポイント
    オラクル (Database Cloud) 他社クラウドのデータベース・サービス
    コスト 全てのエディション・オプションが従量制で利⽤できる
    サポートはサービス費⽤に含まれる
    Standard Editionのみ従量制で利⽤できる
    (Enterprise EditionはBYOLで利⽤)
    サポートは別途費⽤が必要
    機能 Oracle RAC等オンプレミス同様の機能を提供 ⼀部機能がサポートされない
    (Oracle RAC / マルチテナント / Database Vault / フラッシュバック
    データベース 他)
    性能 ⾼速ブロック・ストレージ / Exadata ブロック・ストレージやインスタンス毎の帯域制限による性能
    限界
    運⽤ OSへのアクセスが可能
    パッチはお客様でコントロール可能
    OSへのアクセスはできない
    パッチは基本的に⾃動適⽤
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    42

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  43. ⼀般的なPaaSのメリット
    • コスト︓ライセンスが不要、リソース増減が柔軟に対応できる
    • 運⽤︓簡単に構築できて、運⽤も楽になる
    オラクルならでは
    PaaSのメリット︓“オラクルならでは“のポイント
    オラクル (Database Cloud) 他社クラウドのデータベース・サービス
    コスト 全てのエディション・オプションが従量制で利⽤できる
    サポートはサービス費⽤に含まれる
    Standard Editionのみ従量制で利⽤できる
    (Enterprise EditionはBYOLで利⽤)
    サポートは別途費⽤が必要
    機能 Oracle RAC等オンプレミス同様の機能を提供 ⼀部機能がサポートされない
    (Oracle RAC / マルチテナント / Database Vault / フラッシュバック
    データベース 他)
    性能 ⾼速ブロック・ストレージ / ローカルNVMe / Exadata ブロック・ストレージやインスタンス毎の帯域制限による性能
    限界
    運⽤ OSへのアクセスが可能
    パッチはお客様でコントロール可能
    OSへのアクセスはできない
    パッチは基本的に⾃動適⽤
    1. Oracle Databaseの機能をフル活⽤できる
    2. 性能は⼼配なし
    3. 運⽤は⾃動化と⾃由度を両⽴
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    43

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  44. 全エディションが従量制で利⽤可能、サポートもサービス費⽤に含む
    Database Cloud Service: エディション
    Extreme Performance
    High Performance
    Enterprise Edition
    Multitenant
    Partitioning
    Advanced Compression
    Advanced Security,
    Label Security,
    Database Vault
    Real Application Clusters
    DB In-Memory
    Active Data Guard
    • 完全なデータベース・インス
    タンス
    • 表領域暗号化
    Standard Edition
    • 全てのEE 標準機能
    - Data Guard
    - Hybrid Columnar
    Compression(HCC)
    - パラレル処理
    etc
    Real Application
    Testing
    OLAP
    Management Packs
    (Data Masking and
    Subsetting Pack,
    Diagnostics and Tuning
    Packs) 全てのデータベース・オプション機能
    が利⽤可能
    Oracle Database Cloud では、
    全てのエディションで
    表領域暗号化機能を提供 主なデータベース・オプション機能
    が利⽤可能
    Management Packs
    (Database Lifecycle
    Management Pack, Cloud
    Management Pack for
    Oracle Database)
    ¥25.8/h ¥106.452/h
    ¥51.61/h ¥161.292/h
    機能
    * 料⾦︓CPU当たり
    https://www.oracle.com/cloud/price-list.html
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  45. Real Application Clusters (RAC)
    • Active-Activeのクラスタ機能
    • パブリッククラウドで唯⼀利⽤可能
    Data Guard
    • 災害/障害対策のためのレプリケーション機能
    • 東京/⼤阪リージョン間で⾃動構成
    Oracle Databaseの⾼可⽤性機能を利⽤可能
    ノード数を2に設定するとRACを⾃動構成
    EP(VM)
    EE/HP/EP
    機能
    Public
    Compute Block
    Volume
    VCN
    AD AD
    Tokyo Region Osaka Region
    Public
    Compute Block
    Volume
    プライマリ
    Block
    Volume
    Database * 2
    (EE) 4 CPU
    RAC
    セカンダリ
    Block
    Volume
    Database
    (EE) 1 CPU
    Data Guard
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  46. クラウドの⾃動構成機能を利⽤して、オンプレミス同様の構成が構築可能
    • ⾼可⽤性ベストプラクティス (Oracle Maximum Availability Architecture; MAA)
    • クラウドの⾃動構成機能を利⽤可能 (⾃動バックアップ設定、RAC/Data Guard構成など)
    Oracle Cloud上での⾼可⽤性ベストプラクティス
    https://www.oracle.com/jp/database/technologies/high-availability/oracle-cloud-maa.html
    DB Backup
    (Object Storage)
    DB Backup
    (Object Storage)
    BRONZE
    Single
    Instance
    DB Backup
    (Object
    Storage)
    シングル構成で
    DBバックアップ取得
    Primary
    Region #1
    Standby
    Region #2
    GOLD (DR)
    Data Guard
    複製DBでのDR構成
    Standby
    DB Backup
    (Object Storage)
    RAC
    DBサーバー冗⻑構成
    もしくは
    Primary
    Data Guard
    Region #1
    Region #1
    SILVER (HA)
    SILVER (HA)
    Primary Standby
    Region #1
    Region #2
    DB Backup
    (Object Storage)
    DB Backup
    (Object
    Storage)
    複製DBの複数(ローカル+リモート)構成
    Primary Standby
    DB Backup
    (Object Storage)
    DB Backup
    (Object
    Storage)
    Data
    Guard/
    Golden
    Gate
    DG/GG
    Data
    Guard/
    Golden
    Gate
    PLATINUM
    機能
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  47. あらゆる性能要件に対応可能
    Database Cloud Service: ラインナップ
    Database
    Cloud Service
    数⼗万
    数千万
    48
    24
    IOPS
    OCPU
    Exadata
    Cloud Service
    1,600
    オンプレミスで実
    現していたあらゆ
    る性能要件を満
    たせるクラウド
    ü ⾼性能ストレージ
    ü 専有環境
    ü アプライアンス 等々
    オンプレミス
    シングル
    構成
    RAC
    構成
    他社データベース・サービス
    他社データベース・サービス
    では数万IOPS程度まで
    オンプレミス構成からすると
    かなり⾒劣りしてしまう
    (⾼IOPS設定は⾼コスト)
    性能
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    47

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  48. データベース・サービスの性能を⼤きく左右するストレージ性能
    他社の標準ストレージよりも安価な料⾦で⾼性能ストレージが利⽤可能
    データベース・サービスの⼀般的な構成
    • サーバサイズ、帯域、ストレージ性能が重要
    サーバ
    (4 vCPU/30GB)
    ブロック
    ストレージ
    (1,000 GB)
    帯域 (2 Gbps)
    25,000 IOPS
    320 MB/s
    * 性能数字は例
    * OCIでは、ベアメタル/Exadataは異なるアーキテクチャ
    ブロック・ストレージの⽐較
    他社 OCI
    標準 14.4円/GB
    (3 IOPS/GB)
    3.06円/GB
    (2 IOPS/GB)
    ⾼性能 17.04円/GB
    別途IOPS設定費⽤
    (50 IOPS/GB)
    5.1円/GB
    IOPS設定費⽤含む
    (60 IOPS/GB)
    性能SLAあり
    DBCSで利⽤
    ⾼性能ストレージを
    低コストで利⽤可能
    ü 1 TB / 20,000 IOPSにおける⽐較
    ü 性能が求められるデータベースであるほど
    OCIのコストパフォーマンスが優れる
    性能
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  49. こんなイメージありませんか︖
    “PaaSって運⽤変わるから既存システムの移⾏では利⽤
    しにくいですよね”
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  50. お客様が管理できる範囲の違い
    PaaSにおける運⽤の⾃由度
    データセンター
    ハードウェア機器
    OS
    ミドルウェア
    アプリケーション
    クラウド
    事業者管理
    お客様管理
    ハイパーバイザー
    仮想マシン
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    50
    ⼀般的なPaaS
    通常OSにログインできなくなり、パッチも⾃動的に適⽤さ
    れます
    • データベース・サーバにエージェントを⼊れたい、OSに
    ファイルを⼀時的に保存したい
    • パッチは任意に適⽤したい
    こうした場合は、PaaSを諦めるか、運⽤を変更する必要
    があります
    Oracle Database Cloud (DBCS)
    • OSへのアクセスが可能
    • パッチはお客様でコントロール可能
    PaaSとして⾃動化・効率化を搭載しながら、⾃由度を確
    保しています
    DBCSは従来システムからの移⾏影響を少なくしな
    がら、クラウド化のメリットを享受できます
    ⼀般的なPaaS DBCS
    運⽤
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  51. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
    Oracle Database on
    Virtual Machines
    1-24 OCPUs
    Oracle RAC on
    Virtual Machines
    4-48 OCPUs
    DBCS
    1コアからスタート可能
    RAC対応
    ADB
    Autonomous
    Transaction
    Processing
    Autonomous Data
    Warehouse
    AI/機械学習を活⽤した
    ⾃律型データベース
    ExaCS
    あらゆるワークロードで
    ⾼性能を実現する
    Exadataの専有環境
    Oracle Exadata
    Max 1,600 OCPUs
    Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed
    サービス形態
    サービス形態
    =管理範囲の違い
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    51

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  52. Autonomous Databaseを構成するテクノロジー
    Oracle Database + Exadata + AI/機械学習による⾃律化
    Autonomous
    Database
    Automated
    Data Center Operations
    and Machine Learning
    Complete
    Infrastructure
    Automation
    Complete
    Database
    Automation
    Oracle
    Cloud
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    52

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  53. 新時代のデータベース・サービス
    Oracle Autonomous Database
    AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤
    チューニングをはじめとしたDB運⽤は消滅
    完全な
    マネージド
    サービス
    1CPU単位でCPUを無停⽌で増減可能
    ワークロードに応じた⾃動増減も可能
    CPU/ストレージは1秒間単位で課⾦
    完全な
    柔軟性
    あらゆるワークロード(OLTP/分析/混在)
    あらゆるデータタイプ(構造化/JSON/グラフ等)
    1つのデータベースで対応可能
    完全な
    マルチモデル
    Autonomous
    Database
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    53

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  54. 運⽤・管理範囲の違い
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    DB最適化
    お客様管理
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    オラクル管理
    オンプレミス DB on IaaS
    DB PaaS Automated
    (Database/Exadata)
    ユーザー管理範囲
    ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供
    オラクル管理範囲
    AP管理/最適化
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    DB最適化
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    AP管理/最適化
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    DB最適化
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    AP管理/最適化
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    AP管理/最適化
    DB最適化
    DB PaaS Full-Managed
    (Autonomous Database)
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  55. 運⽤・管理範囲の違い
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    DB最適化
    お客様管理
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    オラクル管理
    オンプレミス DB on IaaS
    DB PaaS Automated
    (Database/Exadata)
    ユーザー管理範囲
    ユーザー管理範囲+機能(ツール)提供
    オラクル管理範囲
    AP管理/最適化
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    DB最適化
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    AP管理/最適化
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    DB最適化
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    AP管理/最適化
    ファシリティ管理
    サーバー管理
    パッチ適⽤
    リソース監視
    バックアップ/リストア
    HA/DR
    OSインストール
    DBインストール
    DB設計・構築
    スケーリング
    AP管理/最適化
    DB最適化
    DB PaaS Full-Managed
    (Autonomous Database)
    無停⽌かつ⾃動で
    スケーリング
    利⽤開始から最適な性能
    AI/機械学習を利⽤した
    最適化を継続
    強固な可⽤性構成
    AI/機械学習を利⽤した障害
    対応
    強固なセキュリティ対策
    セキュリティパッチはオンラインで
    ⾃動適⽤
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  56. 利⽤開始直後からプロのチューニングに匹敵
    ユーザがチューニングした既存データウェアハウスとAutonomous Databaseの⽐較
    • ユーザ⾃⾝が、パーティション、コンプレッション等を活⽤してチューニング
    • Autonomous Databaseでの⾃動的なチューニング
    Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化
    Autonomous Databaseは
    ユーザがチューニングした環境と⽐較して⼀貫して⾼速
    Elapsed
    Time
    (sec)
    Customer
    Tuned 2551
    5137
    ADW
    証券取引所 製造業
    Customer
    Tuned
    2835
    4051
    ADW
    銀⾏
    Customer
    Tuned
    2265
    2831
    ADW
    性能
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  57. AI/機械学習を利⽤した最適化の継続(⼀例)︓⾃動索引作成
    熟練したエンジニアによる索引チューニングが、24 x 365
    休みなく⾏うことと同等の機能
    ⾃動索引を作成する⼿順は、これまでのSQLチューニン
    グのアプローチと同様
    • 新たなSQL実⾏計画と索引の特定
    • 本番環境の外で評価/検証
    • ⼀度実⾏し確認
    • もし遅ければ、元の実⾏計画に戻す
    ⼀連のプロセスに DBA は介在する必要なく、全⾃動で
    実⾏
    チューニング内容はレポーティングされる
    Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化
    Capture
    Identify
    Verify
    Decide
    Monitor
    性能
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  58. セキュリティ対応︓利⽤開始直後から強固に保護され、安⼼して利⽤できる
    Autonomous Databaseがもたらす運⽤⾃動化
    バックアップを含む全てのデータを暗号化
    (Transparent Data Encryption)
    特権ユーザ・Oracle運⽤者から
    顧客データへのアクセスをブロック
    (Database Vault)
    DB
    全ての通信を暗号化
    (Advanced Security)
    監査ログを保管
    (OCI Audit / Unified Audit)
    特定の通信のみを許可
    (Network ACL)
    27001 : 27017 : 27018
    国際的コンプライアンス標準に対応(⼀部抜粋)
    ・・・
    常に最新のセキュリティパッチで保護
    特定のユーザのみを許可
    (デジタル証明書/パスワード認証)
    統合されたDBセキュリティ管理サービス
    (Data Safe)
    重要情報の隠蔽 セキュリティ構成
    機密データ発⾒ アクティビティ監査
    セキュリティ
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  59. 1 CPU単位+無停⽌+⾃動でスケーリング
    負荷状況を判断し、⾃動的にリソースの拡張・縮⼩を無停⽌で実施します
    1 CPU単位で拡張・縮⼩を⾏い、秒単位で課⾦されます
    Autonomous Databaseの完全な柔軟性
    0
    4
    8
    CPU
    6時 12時 18時 24時 翌6時
    ⽇中時間帯のスパイクに対応
    夜間バッチの⾼負荷に対応
    16
    実際に利⽤しているリソース
    Autonomous Database


    0
    4
    8
    6時 12時 18時 24時 翌6時
    16
    実際に利⽤しているリソース
    課⾦対象のリソース
    他社データベース・サービス
    柔軟性が⽋如している
    ため、クラウドにも関わら
    ず、ピークに合わせたサイ
    ジングが必要


    シェイプ単位での拡張のみ
    システム再起動が必要
    柔軟性
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  60. Autonomous Databaseの費⽤体系
    Autonomous DatabaseはExadataが使えますが、とてもリーズナブル
    他社データベース・クラウドから、BYOLを利⽤してAutonomous Databaseへ移⾏いただいた
    ファンコミュニケーションズ様からのコメント
    『⾼性能とAIによる運⽤の⾃動化を実現したOracle Autonomous Database Cloudは、まさに究極のデータベースと⾔っても
    過⾔ではありません。今、振り返ると、その存在になぜもっと早く気付けなかったのかと悔しくてなりませんね。これまで抱えていた
    データベースに関するさまざまな⼼配ごとが⼀切なくなりましたし、今回の導⼊がOracle Databaseの最後の移⾏作業となると確
    信しています』
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html
    CPU
    (1 CPU単位)
    Exadata
    ストレージ
    (1 TB単位)
    161.292円/時間
    14,208円/⽉
    Database Cloud (EP)
    とCPUは同じ料⾦
    38.712円/時間
    Standard Edition ライセ
    ンスをBYOLすると
    14,208円/⽉
    (76%OFF)
    * 60⽇間分のバックアップ費⽤を含む * 60⽇間分のバックアップ費⽤を含む
    * Autonomous JSONは別料⾦
    コスト
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    60

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  61. Autonomous Databaseの⾰新を体験いただいたお客様の声
    お客様 ⽤途 ⽐較対象 結果 コメント
    Propre
    Japan
    不動産情報
    ビッグデータ基

    インメモリDB
    on AWS EC2
    83秒→0.7秒
    (99%短縮)
    データを移⾏しただけでチューニングをしていない状態で⾼い性能が得られた
    ことは衝撃的でした。稼働開始後の運⽤においても、チューニングが必要な
    いこと実感しています。運⽤管理が⾃動化されたことで新サービスの検討や
    開発に注⼒できるようになりました
    ウィルグルー

    基幹システム
    (⼈事派遣管
    理システム)
    オンプレミス
    Oracle
    Database SE
    10倍以上の性
    能向上
    既存システムにまったく⼿を⼊れないままの状態で、Oracle Cloud上でのテ
    ストを⾏いました。本番に近い環境で何種類ものテストを実施した結果、平
    均的に速度が速くなるなど、良好なパフォーマンスを確認しました。ある部分
    では何も⼿を⼊れていなく載せ替えただけなのに10倍くらいのスピードを実現
    したテストもあります
    ファンコミュニ
    ケーションズ
    アフィリエイト
    サービスのデー
    タ管理基盤
    AWS RDS for
    Oracle (SE)
    N/A ⾼性能とAIによる運⽤の⾃動化を実現したOracle Autonomous
    Database Cloudは、まさに究極のデータベースと⾔っても過⾔ではありませ
    ん。今、振り返ると、その存在になぜもっと早く気付けなかったのかと悔しくて
    なりませんね
    アズワン 在庫データ提
    供基盤
    N/A 255秒→18秒
    (93%短縮)
    ⾃律化機能によりチューニング、パッチング、モニタリングなどの運⽤管理の負
    担を50%軽減しながら、在庫データのロード時間を約93%短縮できました
    ピー・ビーシス
    テムズ(ダリア)
    販売管理デー
    タの分析基盤
    他社クラウドの
    DBサービス
    95%短縮 パフォーマンスはもちろんのことコスパも⼤きく向上することを確認できましたの
    で即ADWを採⽤しました。ADWのパフォーマンスと可能性には⼤きな期待
    をしております
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  62. ミッションクリティカル⽤途におけるクラウド・データベースとして、⾼い評価を得ています
    Gartner 社
    Oracle Ranked Highest in Gartner® Critical Capabilities
    for Cloud DBMS Operational Use Cases
    KuppingerCole Analysts 社
    Leadership Compass: Enterprise Databases in the
    Cloud
    調査会社における評価
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    NEW
    ⽇本語発表はこちら
    レポート⾃体もこちらから閲覧いただけます

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  63. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database)
    Oracle Database on
    Virtual Machines
    1-24 OCPUs
    Oracle RAC on
    Virtual Machines
    4-48 OCPUs
    DBCS
    1コアからスタート可能
    RAC対応
    ADB
    Autonomous
    Transaction
    Processing
    Autonomous Data
    Warehouse
    AI/機械学習を活⽤した
    ⾃律型データベース
    ExaCS
    あらゆるワークロードで
    ⾼性能を実現する
    Exadataの専有環境
    Oracle Exadata
    Max 1,600 OCPUs
    Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed
    サービス形態
    サービス形態
    =管理範囲の違い
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    63

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  64. Oracle Database 既存システムからの移⾏
    64
    Oracle Database
    既存システム
    オンプレミスのままの更改
    クラウド移⾏
    DR⽤途でクラウド活⽤
    あらゆるDB管理から開放
    Exadata基盤であることによる⾼い性能と可⽤
    性を低コストで利⽤可能
    データベースが
    ⾃動的に最新化
    ADB
    塩漬け
    OK
    データベース・サーバの
    OSは問わない
    (Oracle Linux)
    OK ExaCS
    DBCS
    DB on IaaS
    オンプレミス同様の⾃由度を確保しながら、運⽤
    を⾃動化・効率化でき、従量課⾦によるコストメ
    リットを享受できる
    構成の⾃由度が⾼い反⾯、DB管理については、
    オンプレミスと同様の⼯数が必要
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    OCIの場合

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  65. Oracle Databaseのクラウド移⾏でOCIを選択するメリット
    Oracle Cloud Infrastructure - データベース・クラウド
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    65
    ⼩〜中規模システム
    ⼤規模システム
    完全なフルマネージド・DBサービス (Autonomous Database)
    堅牢なセキュリティ
    ⾼可⽤性を始めとした⾼度な機能
    ⾼いコストパフォマンス
    OCIのみ提供できる性能要件
    ⼩〜中規模では、⾼いコストパフォマンスを、
    規模が⼤きなシステムでは、⾼可⽤性や性能⾯を評価いただき、OCIが選択されています

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  66. 規模 現状オンプレミス構成 おすすめのクラウド移⾏先とメリット
    ⼩-中規模 エクセル/アクセス等の部⾨システム Autonomous Databaseの導⼊
    (⾼性能データ基盤を⾃動管理で導⼊可能、分析サービス/OACとの組み合わせ)
    Standard Edition
    (AWS RDS等も含む)
    Autonomous DatabaseへBYOL (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能)
    DBCS EEへの移⾏ (コストを抑えながら、EE機能を利⽤し、性能課題等を解決)
    中規模 Standard Edition RAC Autonomous DatabaseへBYOL
    (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
    Enterprise Edition Autonomous DatabaseへBYOL
    (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
    DBCS EEへBYOL (既存環境をそのまま移⾏可能)
    ⼤規模 Enterprise Edition RAC / ODA Autonomous DatabaseへBYOL or ExaCSへBYOL
    (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
    DWHアプライアンス
    (Netezza/Teradata等)
    Autonomous Databaseへの移⾏
    (コストを抑えながら、Exadata環境を利⽤可能、可⽤性/性能の向上が実現可能)
    Exadata ExaCSへBYOL (既存環境をそのまま移⾏可能)
    現状オンプレミス構成別 おすすめのクラウド移⾏先とメリット
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    66

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  67. Autonomous DatabaseへのBYOL
    • RACを含むEE機能が利⽤可能
    (パラレル処理, Partitioning, Compression等)
    • Exadataの性能/可⽤性が利⽤可能
    • 完全マネージドで利⽤可能
    • SEをBYOLすると76%OFFで利⽤可能
    (1 CPU: 161.292円/時間→38.712円/時間)
    EE化へのハードルの低さ
    • オンプレミスの場合、多数のコアを搭載しているため、
    EE化の場合5-10倍の費⽤が必要なケースが多い
    • クラウドの場合、SEとEEの差は約2倍。秒単位の従
    量課⾦のため、柔軟にリソース調整することで、コスト
    の最適化が可能
    • EE化の⽬的︓
    性能向上を実現するためPartitioningを活⽤
    運⽤を効率化するためMultitenantを活⽤
    Standard Edition ユーザがOCI Databaseで享受できる利点
    1 1
    10
    2
    0
    2
    4
    6
    8
    10
    12


    SEEE
    SE EE
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    67

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  68. システム概要
    • 約2万社の広告を約300万のサイトに24時間365⽇配信
    するアフィリエイト・ネットワークサービス「A8.net」のデータベー
    ス基盤。億単位のレコードを持つテーブルが複数あり、1⽇
    数百万件の処理を⾏う
    • 従来はAmazon RDS for Oracle(Standard Edition)で
    稼働していたが、性能や拡張性の⾯で課題があった
    導⼊効果
    • お客様のコメント︓
    「Autonomous Database=究極のデータベース」
    • Exadataを基盤とした、性能、可⽤性、およびセキュリティに
    優れたデータベース
    • サービスを⽌めずにリソースの増減が可能な拡張性があり、インフラ
    の⼼配は不要に
    • ⾃動化により、少ないリソースや⼯数での運⽤や監視が可能に
    • Standard Editionを卒業
    • 既存のSEライセンスを持ち込むことでコストを低減しながら、
    Exadata/Enterprise Editionの機能を活⽤可能に
    データを駆使し広告効果を最⼤化するシステム基盤にOracle Autonomous Databaseを採⽤
    顧客事例︓ファンコミュニケーションズ様
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    68 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20191023.html
    システム構成イメージ
    利⽤サービス・製品
    • Oracle Autonomous Transaction Processing
    • MySQL Database Service with HeatWave
    (別システムの分析基盤で利⽤)
    ⾃社データセンター
    アプリケーション郡
    (管理系)
    他社SaaS
    (顧客管理等)
    ⾃社拠点
    分析ツール
    AWS
    A8.net 基幹システム
    アプリケーション群
    OCI
    A8.net 基幹システム
    分析基盤
    Autonomous Database
    MySQL Database Service
    with HeatWave
    データ連携
    基幹システム︓SE→ADB

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  69. ⼩売業向け販売管理システム提供基盤をOCIで構築し、性能および信頼性を向上
    システム概要
    • 「storeGATE2」は、専⾨店・⼩売業に適した、全店舗の販
    売情報をリアルタイムに把握できるサービスで、約10年で40
    社、3,000店舗以上で導⼊
    • 従来オンプレミス環境でサービスを提供。ハードウェア更改に
    際し、サービス基盤をモダナイズすることを決定
    採⽤ポイント
    • ⾃律型データベースにより、データベースのチューニング、ス
    ケーリング、パッチ適⽤などの運⽤管理を⾃動化し、⾼いレ
    ベルの性能、セキュリティ、可⽤性が実現できること
    • 現⾏オンプレミス環境と⽐較し、5倍以上の性能向上
    • システムを無停⽌でスケールアップおよびスケールダウンが可能
    • 専有環境であるため、⾃社のポリシーに合った頻度でのメン
    テナンスの設定が可能で、⾃社の管理要件をすべて満たす
    ことができた
    • 保有しているStandard EditionライセンスをBYOLすること
    ができ、コストを低減しながら、Exadata/Enterprise
    Editionの機能がフル活⽤できる
    顧客事例︓NECネクサソリューションズ様
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    69
    システム構成イメージ
    利⽤サービス・製品
    • Autonomous Database Dedicated
    (Autonomous Transaction Processing)
    • OCI Compute, Storage, FastConnect
    https://www.oracle.com/jp/news/announcement/necnexsolutions-20210908.html
    基幹システム︓SE→ADB

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  70. 基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移⾏し、最⼤40倍の性能向上を実現
    ファイテン株式会社
    • 販売管理システムには仕⼊や在庫、売上等のデータが蓄積され、全
    社の様々な部⾨が⽇常的に利⽤しているほか、ECサイト等とも連携
    しており、24時間365⽇⽌めることが許されないシステム
    従来の課題
    • ビジネス拡⼤と共にデータが年々増加し、処理性能の低下が課題に。
    処理性能向上のため、数年前にハードウェアの増強を⾏ったが、その
    後も増⼤するデータ量により⼗分なパフォーマンスが得られない状態
    になっていた
    採⽤ポイントと導⼊効果
    • オンプレミスではOracle Database Standard Editionを利⽤してい
    たが、今回Enterprise Editionに移⾏。データ圧縮、パーティショニ
    ング、パラレル処理、チューニングアドバイザ機能等を活⽤し、最⼤
    40倍の性能向上を実現
    • 性能向上が容易にできる⾼いコストパフォーマンスを持つストレージや
    上位サービスExadata Cloudが利⽤可能であり、将来のさらなる
    データ増⼤にも対応できること
    • オンプレミスから閉域網で接続する必要があり、低遅延でのアクセス
    が可能な⼤阪リージョンが利⽤可能
    性能向上の例︓受注データの取り込み
    利⽤サービス
    • Oracle Database Cloud (Enterprise Edition)
    導⼊パートナー
    • 富⼠通株式会社
    顧客事例︓ファイテン様
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201013.html
    約15秒
    オンプレミス
    Standard Edition
    Oracle Database Cloud
    Enterprise Edition
    約40倍の性能向上
    従量制で利⽤できることから
    Enterprise Edition(EE)に移⾏
    EE機能を活⽤することで⼤幅な性
    能向上を実現
    約600秒
    基幹システム︓SE→EE
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    70

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  71. 24時間365⽇稼働する⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏
    システム概要
    • 24時間365⽇稼働する、店舗、本部、在庫、物流業務な
    どの12の⼤規模基幹システム
    • 既存データセンター閉鎖の通知、各種ソフトウェアの保守切
    れおよびExadata⽼朽化による更新をきっかけにクラウド移
    ⾏を検討
    導⼊効果
    • 東京・⼤阪リージョンの2拠点で合計200以上のコンピュー
    ト・インスタンス、2つのExaCSを利⽤し、Oracle Cloud
    Maximum Availability Architecture(MAA)で推奨され
    る⾼可⽤性構成を実装することで、基幹システムに不可⽋
    な⾼いレベルの可⽤性とデータ保護を実現し、事業継続性
    を強化
    • 移⾏に際しては、Oracle Real Application Testing、
    Oracle GoldenGate、Oracle GoldenGate Veridataを
    活⽤し、3時間以内での確実な移⾏に成功
    • ⾃社主導でOCIへの移⾏およびDR環境構築を⾏った結果、
    システムの開発・運⽤の内製化を加速
    顧客事例︓エディオン様
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210301.html
    システム構成イメージ
    利⽤サービス・製品
    • Exadata Cloud Service (ExaCS), Compute, Storage
    • Oracle Real Application Testing, Oracle GoldenGate,
    Oracle GoldenGate Veridata
    • Oracle WebLogic Server
    • Oracle Consulting Service
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    71
    基幹システム︓Exadata→ExaCS

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  72. 24時間365⽇稼働する⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏
    新規事業や事業拡⼤を加速するスピード経営を⽀えるシステム変⾰
    顧客事例︓エディオン様
    Oracle Cloud Infrastructureを活⽤いただき、
    ミッションクリティカル・システムを、効率的かつ確実にクラウド移⾏
    ビジネス継続性
    の向上(DR環境)
    ITコストの最適化
    柔軟性の向上
    検討のきっかけ 次世代システムの⽅針 検討した選択肢 プロジェクトゴール
    ü 既存データセン
    ター閉鎖の通知
    ü 各種ソフトウェアの
    保守切れおよび
    Exadata⽼朽化
    による更新
    他社クラウドへ
    の移⾏は性能
    /コスト/実績
    ⾯に課題があ
    ることが判明
    コスト削減や安定性を重視
    した情報システムから売上
    増加とスピード経営、システ
    ムの柔軟性を重視した情
    報システムへの変⾰
    1. オンプレミス継続
    2. アーキテクチャを刷
    新しクラウド化
    3.アーキテクチャを
    維持したまま
    クラウド化
    Step1
    期間内での安全な移⾏、安⼼の
    DR環境、⼀定の柔軟性を確保し
    た基盤を実現
    インフラのクラウド移⾏
    Step2
    クラウド活⽤によるスピードと⼀層の
    柔軟性の確保
    クラウドネイティブ化
    Oracle Cloud Infrastructure
    エディオンのワークロードに対応できる唯
    ⼀のパブリッククラウド
    システムの開発・運⽤の内製化を⽀える
    ベンダーコンサルタントの技術⼒
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    72
    基幹システム︓Exadata→ExaCS

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  73. UQ WiMAX基地局建設業務システムのDR環境を構築、本番環境も今後移⾏予定
    UQコミュニケーションズ株式会社
    • 基地局建設業務システムは、屋外だけで40,000局にもおよぶ基地
    局の建設、運⽤全般から撤去までを⼀元管理できるよう、⾃社で独
    ⾃に構築したLinuxベースのシステム
    従来の課題
    • ハードウェアのメンテナンスや障害対応などの負荷削減、運⽤コスト
    の⾒直しを図るためクラウドへの移⾏を検討
    • これまで災害対策のために他社のデータセンター内で遠隔地バック
    アップ・システムを運⽤していたが、頻繁に発⽣する台⾵や洪⽔など
    の⾃然災害を想定し、被災基地局の迅速な破損修復など事業継
    続性の強化および運⽤効率向上を⽬的に、システム内の必要な
    データに瞬時にアクセス可能なDR環境の構築も合わせて検討
    採⽤ポイントと導⼊効果
    • 運⽤効率の向上、災害発⽣時の事業継続性を強化すると同時に、
    システム運⽤コストを3分の1まで削減できる⾒込み
    • ⾼いコストパフォーマンスを持つIaaSサービス
    • 閉域網接続時のデータ転送費⽤が無償
    • RedHat Enterprise LinuxからOracle Linuxへ移⾏し、ライセンスや保守に
    かかるコストを削減
    顧客事例︓UQコミュニケーションズ様
    従来︓週次でバックアップ⼿動転送
    今回︓⽇次でバックアップ⾃動転送&適⽤
    (DR環境でもデータ参照が可能に)
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201002.html
    システム構成イメージ
    利⽤サービス
    • Compute, Block Storage, Object Storage
    • Database Cloud
    導⼊パートナー
    • 株式会社アシスト
    基幹システム
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    73

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  74. データ分析基盤をOracle Autonomous Data WarehouseとOracle Analytics Cloudへ移⾏
    株式会社オカムラ
    • オフィスや店舗等の設備および家具の設計・製造、物流シ
    ステム機器の開発など幅広い事業を⼿がける
    • 販売分析や⽣産効率および物流効率の向上などを⽬的と
    して、全従業員の4分の1にあたる約1,000名が利⽤
    従来の課題
    • 従来のオンプレミス環境は、アプライアンス型DWHとOracle
    BIEEで構成。ピーク時に合わせたサイジングのため、余剰リ
    ソースが発⽣していた
    導⼊効果
    • ADWの⾼い基本性能やスマートスキャンを活⽤することで、
    従来環境と⽐較して少ないリソースで⾼いパフォーマンスを
    実現(従来環境 32コア→ADW 4コア)
    • バッチ処理で平均1.5倍に性能が改善、BIレスポンスタイム
    は最⼤60分の1に短縮
    • 運⽤管理負荷を軽減すると同時に、ADWのオートスケーリ
    ング機能により、柔軟なリソース増減が可能になり、年額費
    ⽤を約36%削減
    システム構成イメージ
    利⽤サービス
    • Autonomous Data Warehouse, Oracle Analytics
    Cloud, Oracle Data Integrator
    導⼊パートナー
    • イデア・コンサルティング株式会社
    顧客事例︓オカムラ様
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210310.html
    分析/DWH
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    74

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  75. 顧客の変化や多様性に迅速に対応するデータドリブンな業務変⾰を実現
    システム概要
    • Keio Department Store Data Lake (KDSDL)
    • 全社員が利⽤する顧客情報や販売情報などの様々なデータを
    シームレスに取り込める戦略的情報活⽤基盤
    • 従来の顧客分析システムはオンプレミスDWHを利⽤していたが、
    容量や性能の制約により⾃在なデータ分析ができなかった
    • ギフト配送システム
    • ネット受注の配送連携強化を図るため、お中元やお歳暮時の店
    頭ギフト受注を⼀元管理するギフト配送システムを刷新
    導⼊効果
    • ADWの⾃律機能により、管理や拡張、監視、チューニング、バック
    アップが全て⾃動化。他社クラウドサービスと⽐較して約30%コスト
    低減できる上、運⽤負荷の抑制と⾼性能を実現
    • データが増え続けてもチューニングなしで⾼速性能を維持。 2年分で
    4,000万件を超えるテーブルを含む複雑な結合検索を1-2秒のレス
    ポンスで実⾏
    • 店頭POSからの全ての取引明細データを、店舗や売場毎の管理レ
    ベルにほぼリアルタイムで集計。300ほどのダッシュボードを全従業員
    へ提供。店舗におけるタイムリーな情報把握を実現し、スタッフのデー
    タ活⽤の頻度も向上
    顧客事例︓京王百貨店様
    Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    75 https://www.oracle.com/jp/news/announcement/keiodepartmentstore-oci-adw-20210916/
    システム構成イメージ
    利⽤サービス・製品
    • Oracle Autonomous Data Warehouse (ADW)
    • Oracle Database Cloud Service
    • OCI Compute, Storage, FastConnect
    • Oracle Consulting Service
    導⼊パートナー
    • 株式会社アシスト
    分析/DWH

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  76. プライベート・クラウド全体の移⾏
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    76

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  77. Oracle Cloud Infrastructureの⾼パフォーマンスなインフラストラクチャ上で、お客様専有VMware環境を提供
    Oracle Cloud VMware Solution
    Oracle Cloud Infrastructure
    ベアメタル・コンピュート
    vSAN & NSX
    Virtual Networking & Virtual Storage
    VM VM VM VM VM VM VM VM
    VMware
    vSphere
    VMware
    vSphere
    VMware
    vSphere
    容易なVMware環境の
    プロビジョニング・拡張
    完全にお客様による管理が
    可能な専有VMware環境
    オンプレミス同様の操作性
    完全にお客様による制御が可能で⾼い分離性の、専有VMware環境を
    提供。オンプレミスで使⽤している管理⼿法やツールが使⽤でき、パッチや
    アップグレードもお客様のタイミングで実施可能。
    インフラ管理コストの削減
    VMware環境は⾃動でデプロイされ拡張もクラウドのポータルから容易に
    実⾏可能。デプロイや拡張の時間を⼤幅に短縮でき、インフラ管理コスト
    も⼤幅に削減。
    豊富なクラウド・サービスとのシームレスな連携
    VMware環境もお客様の仮想ネットワーク内に配置。⾼速・低遅延なネ
    ットワークで、Oracle Databaseなどの様々なクラウド・サービスと連携可
    能です。
    Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
    77 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates
    77

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  78. ⼾⽥建設株式会社様は、内製によるシステム構築を進めるに
    あたり、運⽤コストを削減し、かつユーザーが環境を制御できる
    必要がありました。また、Oracle Databaseも多く運⽤していた
    ため、データベース管理コストの削減も求められていました。それ
    らの課題を解決するため、⼾⽥建設株式会社様は、Oracle
    Cloud VMware Solutionを採⽤しました。
    • ユーザーが制御可能なVMware環境
    • クラウドによるインフラ管理コストの削減
    • Oracle DatabaseのPaaSサービス活⽤による、データベース
    管理コストの⼤幅な削減
    ⼾⽥建設株式会社様
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    78
    Oracle Cloud VMware Solutionを活⽤して、
    システムの内製化とクラウド移⾏、コスト削減を
    推進
    「弊社は2019年度から2022年度にかけて基幹システムの再構築に
    取組んでおり、その基盤再構築において、内製された社内システムの
    クラウド化を検討していました。『Oracle Cloud VMware Solution』
    は、『OCI』上でのクラウド活⽤メリットとオンプレミスの環境での運⽤と
    同様の⾃社でのVMware環境の制御を両⽴させることができます。
    また今回、『Oracle Cloud Lift Services』を利⽤することで弊社の
    ミッション・クリティカルなシステムをクラウドへ移⾏する際の最適な道筋
    をみつけることができました。今後は、『Oracle Autonomous
    Database』などの『OCI』のIaaS、PaaSの活⽤も進めていき、BCP対
    策にも取組んでいく計画です。」
    ICT統轄部 インフラ・セキュリティ部 部⻑ 盛 茂実 ⽒

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  79. マルチクラウドでの利⽤
    79 Copyright © 2022, Oracle and/or its affiliates

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  80. Microsoft AzureとOracle
    Cloud間で、ミッションクリティカル
    なエンタープライズワークロードを移
    ⾏して実⾏
    Interoperability
    Cross-cloud SSO and
    Interconnect
    • Oracle Cloud Infrastructure
    • Oracle Autonomous Database
    • Oracle Exadata
    • Oracle Applications
    • Oracle RAC
    • Oracle Analytics Cloud
    • And other services…
    • Azure DevOps
    • Azure Stream Analytics
    • Azure Databricks
    • Azure Kubernetes Service
    • And other services…
    Microsoft Azure
    パートナーシップのポイント
    1. 相互接続
    2. ID/アクセス統合管理
    3. エコシステムの拡⼤
    マイクロソフトとのクラウド・パートナーシップ︓マルチクラウドの推進
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    80
    相互接続は以下のリージョンで提供中
    [⽶州] ⽶国(東⻄)/トロント/ブラジル
    [欧州] ロンドン/アムステルダム/フランクフルト
    [アジア] 東京
    + Microsoft
    https://www.oracle.com/jp/cloud/azure-interconnect.html

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  81. MESTEC
    • 製造業向けのSaaSプロバイダ
    • Autonomous Transaction Processing(ATP)
    により、⾼可⽤性かつスケール・アップおよびダウン
    できる柔軟性のあるデータベースを実現
    • ATPとAzure Interconnectにより、600%のパ
    フォーマンス向上を実現
    • パッチによるダウンタイムを無くし、同時にインフラお
    よび⼈的コストの半減を実現
    • データ活⽤を促進し、⽣産性を60%向上
    Azure InterconnectとAutonomous
    Databaseによりシステムを最適化
    https://www.oracle.com/customers/infrastructure/mestec/
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    81

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  82. Oracle CloudとMicrosoft Azureの相互接続によるマルチ・クラウド環境に基幹システムを全⾯移⾏
    お客様事例: システムエグゼ 様
    採⽤構成
    • 顧客情報や営業情報を管理するCRMを
    Oracle Cloud Infrastructureに移⾏
    • Active DirectoryおよびWindows Virtual Desktopで
    Azureを利⽤
    • Oracle Cloud InfrastructureとMicrosoft Azure間を
    低遅延でセキュアな相互接続で接続
    ポイント
    • 構築期間の短縮: 通常2週間程度かかるクラウド間接続を約半
    ⽇で完了し、全体のマルチ・クラウド環境構築も2週間という短期
    間で完了。
    • 低遅延でセキュアな接続: 「Oracle Cloud Infrastructure」上の
    データベースとMicrosoft Azure上のアプリケーション間を低遅延
    で相互接続
    • コストの削減: ⾼い性能、セキュリティ、拡張性を低コストで提供す
    る「Oracle Cloud Infrastructure」を採⽤、コストを抑えながら⾼
    い性能を実現
    プレスリリースより抜粋
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20200910.html
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    82

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  83. PaaS (DB Standard Edition, 従量課⾦)
    OCI 他社クラウド
    仮想マシン (Web) 13,213円
    VM.StandardE3
    (Linux, 4vCPU, 16GB)
    36,664円
    仮想マシン(Linux,
    4vCPU, 16GB)
    データベース・サービス 38,390円
    (4vCPU, 32GB)
    91,006円
    (4vCPU, 32GB)
    ブロックストレージ 3,570円
    Block Volume
    (700GB, 60
    IOPS/GB)
    7,392円
    ブロックストレージ
    (700GB, 3 IOPS/GB)
    ロードバランサー 1,902円
    (100Mbps,
    処理量課⾦無し)
    1,989円
    (処理量課⾦が別途必
    要)
    合計 (⽉額) 57,076円 (-58%) 137,051円
    サポート 含む 別途必要
    商⽤Linux 無償 別途必要
    データ転送料 別途必要
    (10TB無償)
    別途必要
    (100GB無償)
    OCIのコストパフォーマンス︓他社クラウドとの⽐較
    83
    * ⾚字は価格以外のOCIのメリット
    ロードバランサー
    WEBサーバー
    WEBサーバー
    データベース
    サーバー
    ストレージ
    • 仮想マシン (Web) * 2
    • データベース・サービス (PaaS)
    • ブロックストレージ
    • ロードバランサー
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  84. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
    共通
    OnP
    Cloud
    Cloud
    共通
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    84

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  85. • 許容されるシステム停⽌の⻑さ
    • ホスト・オペレーティング・システムとバージョン
    • データベースのバージョン/エディション
    • データベースの⽂字セット
    • インデックスを含むデータの量
    • データベースで使⽤されるデータ型
    • データ・ステージングのためのストレージ
    • データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形

    • データベースアーキテクチャ(Multitenant)
    • ネットワーク帯域幅
    考慮すべき主要なポイント
    オンプレミス クラウド
    データベース移⾏
    バージョンアップ
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    85

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  86. データベース移⾏⽅式の検討例
    移⾏⽅式の選び⽅
    移⾏要件と前提条件を考慮して移⾏⽅式を検討
    移⾏時のダウンタイム
    を極⼒短くしたいか
    データ転送に時間が
    掛かるか
    定期的なパッチ適⽤
    運⽤を⾏っているか
    Data Guard
    GoldenGate
    YES
    YES
    YES
    NO
    NO
    NO
    RMAN
    移⾏時にバージョン
    アップしたいか
    マルチテナント構成か
    GoldenGate
    TTS
    YES
    NO
    YES
    RMAN
    Data Pump
    NO
    データ量:多
    ネットワーク転送速度:低速
    初期移⾏
    移⾏要件
    前提条件
    初期移⾏
    Data Guard
    (⼀時ロジカル・ス
    タンバイ)
    Data Guard
    Data Pump
    切り戻しを⾒越した差
    分同期機能が必要か
    YES
    NO
    ZDM/DBM
    ZDM/DBM
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    86
    マルチテナント
    (Unplug/Plug)

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  87. 主な移⾏⽅式⼀覧
    移⾏ツール 移⾏対象
    最低移⾏元バージョ
    ン(サポート中のDBの
    み記載)(*1)
    移⾏元
    エディション
    アップグレード
    可否
    ビックエンディアンからの
    変換
    スキーマ構成
    の変更
    non-CDBか
    らCDBへの
    移⾏
    停⽌時間 補⾜
    Data Pump
    DB/表領域/
    スキーマ/表
    11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中
    RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 (⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩
    RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 (⼀部制限あり) × × ⼩
    Transportable
    Tablespaces
    表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇 (⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
    Full Transportable
    export/import
    DB 11.2.0.4 EE 〇 〇 (⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩
    移⾏先DBはEE以上が必要
    移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降
    RMAN Transportable
    Tablespaces
    DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇 (⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
    PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩
    PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩
    Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩
    Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要
    GoldenGate
    DB/表領域/
    スキーマ/表
    11.2.0.4(*2)
    SE〜+
    GoldenGate
    〇 〇 〇 〇 極⼩
    ダウンタイムを極⼩化したい場合に
    他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨
    Zero Downtime
    Migration(ZDM)
    DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 (AIX,Solarisのみ) 〇 〇 極⼩
    Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏移
    ⾏元ライセンスによって
    選択可能な移⾏⽅式が異なる
    Database Migration
    Service(DBM)
    DB 11.2.0.4 SE〜 〇 × × 〇 極⼩
    Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏
    ZDMの論理移⾏をフルマネージドサービスで
    提供
    アップグレードを伴う
    移⾏は〇から選択
    (*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。
    (*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。
    (*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能
    https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c
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    87

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  88. 最新サービス・ツール
    Database Migration Service
    (OCIで提供するサービス)
    • データベースをOCIにスムーズに
    移⾏できるようにする専⽤サービ
    ス。簡単なステップで、移⾏元
    データベースに接続し、初期同
    期から、オンラインレプリケーション
    を開始して、ダウンタイムの少な
    いクラウド移⾏を実現
    • データベース移⾏開始から6か⽉
    間は無償
    • 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux
    • 移⾏先︓Database Cloud,
    Exadata Cloud,
    Autonomous Database
    Zero Downtime Migration
    (ツール)
    • データベースをOCIにスムーズに
    移⾏できるようにする専⽤ツール。
    簡単なステップで、移⾏元データ
    ベースに接続し、初期同期から、
    オンラインレプリケーションを開始
    して、ダウンタイムの少ないクラウ
    ド移⾏を実現
    • 無償ツール
    • 移⾏元︓11.2.0.4以降、
    Linux/Solaris/AIX
    • 移⾏先︓Database Cloud,
    Exadata Cloud,
    Autonomous Database
    GoldenGate
    (OCIで提供するサービス)
    • Oracle GoldenGateをベースと
    したフルマネージド型のデータレプ
    リケーションサービス。ダウンタイム
    を極⼩化した、クラウド移⾏にも
    利⽤可能
    • 有償サービス
    • ¥161.292 [OCPU/時間]
    • 接続対象︓11.2.0.4以降
    オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
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    88
    ⾃由度
    容易性

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  89. Data Guard ZDMをダウンロード&設定
    1
    データベース移⾏を開始
    2
    ソースからバックアップ先に接続
    3
    バックアップを転送
    4
    スタンバイのインスタンス化
    5
    プライマリとスタンバイを同期
    6
    スイッチオーバーし、ロール変換
    7
    移⾏の完了
    8
    物理オンライン移⾏
    Backup Location
    Enterprise Edition
    Backup Location: Object Storage, NFS or ZDLRA
    Zero Downtime Migration: 物理オンライン移⾏の流れ
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    89

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  90. 参考資料
    詳細資料
    • クラウド移⾏に関するまとめサイト
    • Zero Downtime Migration サービス概要
    • Database Migration Service サービス概要
    • GoldenGate サービス概要
    オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
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    90

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  91. オンプレミスからクラウドへのデータ転送⽅法の検討
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    91

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  92. • 次の表は、データセットをオンラインとオフラインで移⾏するのにかかる時間に関する情報を⽰しています。 この表は、
    データセットのサイズと使⽤可能な帯域幅を⽰しています
    • ここではデータの送付およびアップロードにかかる時間のみを⽰しています。データ転送サービスを利⽤する場合は、これ
    以外に事前準備作業やデータのコピー作業⽇数が必要です
    オンプレミスからクラウドへのデータ転送⽅法の検討
    おおよそのデータアップロード時間
    データセットの
    サイズ
    10 Mbps 100 Mbps
    1 Gbps
    (FastConnect)
    10 Gbps
    (FastConnect)
    データ転送ディスクを利
    ⽤した場合
    10 TB 92 ⽇ 9 ⽇ 22 時間 2 時間 1 週間
    100 TB 1,018 ⽇ 101 ⽇ 10 ⽇ 24 時間 1 週間
    500 TB 5,092 ⽇ 509 ⽇ 50 ⽇ 5 ⽇ 1 週間
    1 PB 10,185 ⽇ 1,018 ⽇ 101 ⽇ 10 ⽇ 2 週間
    オフライン転送に向いているケース
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    92

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  93. データ転送サービス - Data Transfer Service
    ⼤容量のデータを⾼速かつセキュアに Oracle Cloud へ転送
    お客様購⼊ディスクにデータをロードし、データ転送サイト
    に送付
    • 対応デバイス︓USB 2.0/3 .0ハード・ディスク・ドライブ
    転送前にデータ暗号化(AES-256)
    バケットにアップロードされたデータは削除されてから(NIST
    800-88)お客様に返送
    サービス費⽤無償
    • 別途デバイス費⽤と往復輸送費、移⾏先オブジェクト・ストレー
    ジ費⽤が必要
    オラクルから貸し出すデータ転送アプライアンスにデータを
    ロードし、データ転送サイトに送付
    • 最⼤150TB (※東京/⼤阪リージョンについては 90TB)
    転送前にデータ暗号化 (AES-256)
    バケットにアップロードされたデータは削除される(NIST
    800-88)
    サービス費⽤無償
    • 移⾏先オブジェクト・ストレージ費⽤が必要
    • トライアルやPAYGでは利⽤不可
    データ転送ディスク データ転送アプライアンス
    Object Storage
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    93

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  94. 詳細はこちらの資料をご覧ください
    https://oracle-
    japan.github.io/ocidocs/services/storage/data-
    transfer-and-storage-gateway/
    オンプレミスからのデータ移⾏等で利⽤可能な、データ転
    送サービス、ストレージ・ゲートウェイなどについて解説して
    います
    データ転送サービス - Data Transfer Service
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    94

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  95. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
    共通
    OnP
    Cloud
    Cloud
    共通
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    95

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  96. パフォーマンスに問題の出るSQLを特定してチューニングする
    アプリケーション・テストの負荷を下げる
    「すべてのアプリケーションのすべてのSQLをテストでチェックすることはできない」
    • アップグレードなどで環境が変わる場合、すべてのSQLの性能が劣化するわけではなく、逆に殆どのSQLで性能は向上する
    • 性能が劣化するSQLだけを簡易かつ正確に抽出できれば、チューニングをおこなうSQLの数を削減できる
    「本番環境と同じ環境を再現するだけのテストシナリオを⽤意することは無理だ」
    • 本番環境で実⾏されたSQLをそのまま実⾏できれば、実際の環境と同じユースケースと実⾏負荷が再現できる
    • 更にシナリオの検討とスクリプトの準備に費やす時間が不要になる
    アプリケーション・テストの負荷
    単体・結合テスト SQL性能確認 シナリオ準備 シナリオ性能テスト 統合・移⾏テスト
    この部分の負荷を抑えたい
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  97. Oracle Real Application Testing
    SQL Performance Analyzer (SPA)
    • SQL単体テスト
    • システム変更前と変更後でのSQL⽐較レポートを⽣成
    • SQL互換性(エラー有無)のチェック、実⾏計画や単体性能のチェックに
    Database Replay
    • システムテスト
    • 本番環境のトランザクションを記録し、テスト環境で再現、⽐較レポート
    • スループットのチェック、リソース使⽤量のチェックに
    リアルなテストのための機能を1ライセンスで提供
    • アップグレードやパッチ適⽤など、インフラ変更に伴うテストを⼤幅効率化
    • SQL単位の詳細⽐較や本番ワークロードを使ったリアルなテスト
    • アプリケーションに⼿を加えず、インフラチーム主体でテストを実施
    データベース・クラウドの場合
    DBCS EE/HP/EP, ExaCS
    で利⽤可能
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    97

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  98. 個々の機能検証と本番ワークロード検証
    本番環境から
    キャプチャ・ファイルを取得
    評価
    SPA 実⾏
    チューニング DB Replay 実⾏
    チューニング
    評価
    移⾏先環境へ適⽤
    OK
    NG
    OK
    NG
    レポート
    Replay Report /
    AWR Report
    キャプチャ・ファイル
    キャプチャ・ファイル
    個々の機能検証
    本番ワークロード検証
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  99. SQL Performance AnalyzerによるSQLの性能劣化の抽出とSQL Tuning Advisorによるチューニング (例︓10g
    R2から19cへのアップグレード)
    パフォーマンスのチェックとチューニング
    l SQL ワークロードやパフォーマンス統
    計を、SQL Tuning Set (STS) に格
    納する
    l フィルタリング、追加も可能(9i/10gR1
    はSQLトレースからSTSに変換する必
    要がある)
    l 19cのテスト環境へSTSをインポート
    l SPAからSTS を使ってSQLをシリアル
    に1回ずつ実施して、実⾏計画とパ
    フォーマンス統計を取得する
    l 10gR2と19cでの違いをレポートとして出⼒(実⾏時間、
    オプティマイザ・コスト、読み取りブロック数など)
    l 変更前後で影響のあったSQLをリストして表⽰
    l SQL Tuning Advisorを使って劣化したSQLをチューニ
    ング
    l 10gR2の時の実⾏計画を採⽤したいときはSQL Plan
    Managementを使⽤
    STEP-1 STEP-2 STEP-3
    10gR2 Test 19c
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    99

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  100. オープン系共通基盤のハードウェアEOSLに伴う更改を実施
    お客様事例︓国内⼤⼿保険会社様
    オープン系共通基盤DB Migration(保険の契約・⽀払、Web関連システム)
    •画⾯数 ︓約740画⾯
    •バッチジョブ数︓約200ジョブ 合計︓約28万SQLのテストを実施する必要あり
    •テスト計画 ︓ 2⼈⽉
    •アプリ解析 ︓ 4⼈⽉
    •検証環境の構築 ︓ 2⼈⽉
    •テスト・検証 ︓175⼈⽉
    •チューニング ︓ 5⼈⽉
    •テスト計画 ︓ 1⼈⽉
    •アプリ解析 ︓ 0⼈⽉
    •検証環境の構築 ︓ 1⼈⽉
    •テスト・検証 ︓ 1⼈⽉
    •チューニング ︓ 1⼈⽉
    400万円
    1.88億円
    28万SQL÷5トランザクション×0.5時間
    =28,000時間(175⼈⽉)
    28万SQLの10分の1のテストだと30.5⼈⽉。3,050万円
    テスト・検証は、6⼈で、たった3⽇で完了
    パフォーマンス変動なし ︓94.38%
    改善 ︓ 5.37%
    劣化 ︓ 0.01%
    SQL構⽂エラー ︓ 0.24%
    RATを利⽤したアップグレードテスト
    従来のアップグレードテスト
    テスト効率&精度の向上とプロジェクトのコスト&リスクの⼤幅削減に成功
    ⾼い効果が認められ標準プロセスに
    ü 1回⽬︓ 11gR1 à 11gR2
    ü 2回⽬︓ 11gR2 à 12cR2
    ü 3回⽬︓ 12cR2 à 19c
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    100

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  101. アップグレードやパッチ適⽤の評価はOracle Cloud Infrastructureで
    Oracle Cloud Infrastructure活⽤のメリット
    • Oracle Database 19c環境が⾼速・簡単に構築可能
    • Enterprise EditionならReal Application Testingを利⽤可能
    これにより、より品質の⾼い移⾏評価を⾼速に実施可能
    • Enterprise EditionならTuning Packを利⽤可能
    移⾏時のSQLチューニング⼯程が簡単⾼速に
    Oracle Cloud Infrastructureの利⽤で
    簡単、⾼速、安価な移⾏評価が実施可能
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    101

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  102. FX取引システムにおけるデータベース・アップグレード時のテスト⼯数を⼤幅削減
    課題・ニーズ
    • データベースのアップグレードを実施
    • 影響度テスト負荷・コストを削減したい
    • 短期間でアップグレードを実施したい
    ソリューション
    DBCS+RAT でテストを実施
    • Oracle Database Cloud Serviceを⽤い、コストを抑えテ
    スト環境を準備
    • テスト・ソリューション (RAT) を⽤い効率的に短期間でDBテ
    ストを実施
    • 2,100本以上のSQLからチューニングが必要なSQLを特定
    ベネフィット
    通常のアップグレードと⽐較し、約7割のコスト削減を実現
    お客様事例︓外為どっとコム様
    AP
    本番環境
    変更後の環境に対してSQL
    単体テスト実⾏(SPA試⾏)
    Oracle Database Oracle Database (New Version)
    STS
    SPA
    STS
    STSをCloud環境
    にインポート
    Oracle Database Cloud 環境
    レポート⽣成
    https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20170227.html
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    102

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  103. 1. Oracle Databaseのリリースモデル
    2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス)
    3. Oracle Cloud Infrastructureにおけるデータベース・サービス
    4. オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法
    5. 移⾏時におけるテストの効率化
    アジェンダ
    共通
    OnP
    Cloud
    Cloud
    共通
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    103

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  104. Oracle Cloud Lift Services
    クラウド移⾏に向けた “フィジビリティスタディ⽀援”
    現⾏システムの評価を検証し、クラウド移⾏の課題とロードマップを可視化
    クラウド移⾏に向けた “実機検証 (PoC) の⽀援”
    PoCを通じて、クラウド移⾏の問題やリスクに対するソリューションを検証
    プロジェクト初期フェーズの “早期⽴ち上げ⽀援”
    クラウドサービスを利⽤して、検証・開発環境の導⼊、⽴ち上げをご⽀援
    主なサービス内容
    • お客様のクラウド移⾏をご⽀援する無償サービス
    • 現⾏システムのクラウドへの移⾏検討で妨げとなる課題
    に直⾯しているお客様をご⽀援
    サービス概要
    1. クラウド移⾏に精通したオラクルの専任エンジニアが、
    移⾏のご⽀援をいたします
    2. OCIのノウハウがないお客様でも、環境を迅速に構築
    し、ご利⽤頂くことができます
    3. お客様がクラウド環境の準備に伴う初期費⽤や時間
    を抑えることができます
    4. 併せてお客様プロジェクトメンバーに対して、クラウド環
    境の利⽤・運⽤するための知識を持てるよう、スキル
    トランスファーのご⽀援をさせていただきます
    お客様のベネフィット
    主なワークロード
    High Performance
    Computing
    applications on
    Cloud
    Oracle Database
    On Exadata
    Cloud
    VMware
    on
    Cloud
    ※その他ワークロードに関しましては、担当営業にご相談ください
    クラウド移⾏に向けた “ケーススタディ⽀援”
    クラウドへの移⾏事例を共有し、新たな観点でのクラウドメリットを可視化
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    Oracle DBを
    OCI の ExaCS に移⾏する
    VMware環境を
    OCI の OCVS に移⾏する
    HPC アプリケーションを
    OCI の HPC環境に移⾏する
    • OCI … Oracle Cloud Infrastructure
    • ExaCS … Oracle Exadata Cloud Service
    • OCVS … Oracle Cloud VMware Solution
    104

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  105. Oracle Databaseは新しいリリースモデルを2018年より導⼊しています
    現在最もサポート期間が⻑いリリースは、Oracle Database 19cです
    オンプレミスにおけるアップグレードでは、最新ツールであるAutoUpgradeがおすすめです
    Oracle Cloud Infrastructureでは、多様なデータベース・サービス(DBCS, Exadata, Autonomous Database)を提供
    し、お客様のあらゆる要件に対応でき、多くのお客様がクラウド移⾏を実現しています
    オンプレミスからクラウドへの移⾏においても、多様なサービス・ツールを提供しています
    Zero Downtime Migrationは、容易性と⾃由度を両⽴した、おすすめの移⾏ツールです
    本セミナーのおさらい
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    105

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  106. より詳しく知りたい
    資料
    • Oracle Cloud Infrastructure 概要資料
    • Autonomous Database 概要資料
    • Database Cloud Service 概要資料
    • Exadata Cloud Service 概要資料
    オンラインセミナー
    • 4⽉6⽇︓はじめてのOracle Cloud Infrastructure
    試してみたい
    資料
    • チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を
    使ってみよう
    オンライン・ハンズオンセミナー
    • 3⽉15⽇︓ハンズオンWebinar - Oracle Cloud
    Infrastructureを使ってみよう
    • 3⽉29⽇︓はじめてでもできる、ビジネス情報の活⽤!
    ⾃分で試すナットクの、データの収集と共有・分析、そ
    してAI活⽤へ
    参考情報
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    106

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  107. Oracle Cloud サービス概要
    • https://www.oracle.com/jp/
    Oracle Cloud Free Tier
    (Always Free&無償トライアル)
    • https://www.oracle.com/cloud/free/
    マニュアル
    • 英語 / ⽇本語
    リージョン毎のサービス提供情報
    • https://www.oracle.com/cloud/data-
    regions.html#apac
    東京/⼤阪リージョン最新情報
    • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po
    st/oci-tokyo-osaka
    サービス・アップデート
    • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/
    技術情報
    • 活⽤資料集 / チュートリアル
    活⽤事例
    • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po
    st/oci-customer-reference
    セミナー情報
    • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po
    st/oci-seminar
    Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料
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    107

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  108. Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です
    • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
    Oracle Cloud Free Tier: Always Free&無償トライアル
    Always Free
    時間制限なく
    特定サービスを利⽤可能
    Free Trial
    30⽇間 300ドル
    フリー・クレジット
    +
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