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属人化した知識を、 AIが辿れる地図にする
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PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)
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July 28, 2026
Programming
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属人化した知識を、 AIが辿れる地図にする
PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)
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July 28, 2026
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Transcript
AI活⽤ LT祭り ─ あの⼈‧あの会社のAI活⽤事例 属⼈化した知識を、 AIが辿れる地図にする AIが辿れる地図は、新⼈も辿れる地図だった @yutashx 株式会社PKSHA Technology
AIバックオフィス開発部 / AIワークマネージャー開発グループ ソフトウエアエンジニア 新冨 優太 2026年7⽉28⽇ © PKSHA Technology Inc. 1
新⼈とAIには⼊⼝が⾒えない。詳しい⼈には道が⾒えている。 例:「ある画⾯が開かない」という事象を聞いたとき 新⼈‧AI に⾒えているもの 詳しい⼈に⾒えている道 ▪ どこから調べる? 画⾯‧環境を確認 ▪ どの情報を信じる?
設定‧権限を確認 ▪ どの順番で確認する? 通信を確認 ※AI(Claude Code / Codex)も、プロダクト固有の知識は持っていない ログを確認 =⼊社初⽇の新⼈と同じ 情報は社内にある: GitHub ∕ Notion ∕ ヘルプセンター ∕ Slack ∕ Teams ⸺ただ、辿る道が共有されていない 認識差は、知識量の差だけでなく、 「どこから、どの順番で調べるか」が共有されていないことで⽣まれる。 © PKSHA Technology Inc. 2
答えではなく、「判断の道筋」をAgent Skillにした Agent Skill = AIが必要な場⾯で開く、参照先‧判断⼿順‧道具のパッケージ 01 いつ使う? description どんな相談‧作業のときに開くか
03 どこを⾒る? 確認するべきドキュメントはどこか 02 どう確かめる? contents 確認の順番と判断基準 references 04 何を動かす? scripts 同梱の道具(スクリプト)をAIが実⾏ ドキュメントはコピーしない(GitHub‧Notion‧ヘルプセンターはそのまま)。 Agent Skill に書くのは 「情報への⼊⼝‧確認の順番‧道具」 © PKSHA Technology Inc. 3
エンジニアの判断の道筋を、問い合わせ担当も辿れるようにした 例: 画⾯が開かない原因が、認証設定の不備の場合 BEFORE AFTER 顧客「画⾯が開かない」 顧客「画⾯が開かない」 情報が⾜りないままエンジニアへ 問い合わせ担当 +
AIの補助で通信記録を解析 エンジニアが追加情報を依頼‧解析 エラー箇所‧原因候補‧根拠を整理し、引き継ぎ 引き継ぎメモ 認証API エラー: 401 原因候補: 認証情報または認証設定の不備 根拠: 該当リクエストと応答 ※規約‧社内ルールに従い、マスキング済み情報のみをAIで解析 エンジニアの頭の中にあった調査‧判断の道筋を、 別職種も辿れるようになった。 © PKSHA Technology Inc. 4
普及の仕組みそのものを、PluginとSkillで作った 01 03 配る‧更新する 02 最初の利⽤を作る 使われ⽅を観測する 04 AIに選ばれやすくする Claude
Pluginで • 役割‧業務ごとに束ねて配布 • 2⾏のコマンドで導⼊ • 更新は⾃動で全員へ ハンズオンで • サンプルを試してもらう • ⾃分の業務領域で使う • 期待と違えば改善してもらう 利⽤測定Skillを配布し • 各⾃の.claudeログを解析 • ⽣ログは回収しない • 集計結果を共有してもらう descriptionを改善し • 実際の相談の表現を追加 • 曖昧な依頼も対象にする • Skill間の役割を明確にする 04 の改善は、⾃動更新でふたたび 01 へ ⸺ 全員の⼿元のSkill群が最新になる 使われなかった事実を改善に変え、 その改善は⾃動更新で、ふたたび全員へ届く。 © PKSHA Technology Inc. 5
普及したSkillの集合が、地図として機能し始めた Skill名の指定なしで開かれた回数 オンボーディングでの利⽤範囲 111/114回 30種類 観測したSkill読み込みのうち、 ⼈がSkill名を明⽰しなかった数 オンボーディング直後のメンバーが1か⽉で利⽤ (対象者数5名‧2026年6⽉の実績計測) Skill名を指定しなくてもAIがSkillを開き、
新⼈も複数のSkillを横断して使い始めた。 © PKSHA Technology Inc. 6
同じSkill群が、職種ごとの判断の道筋を横につなぎ始めた Skill の追加‧更新に参加した⼈ 職種を越えた利⽤‧改善が始まった 15名 3名 開発部の全6職種が追加‧更新に参加 (6/24 → 7/24)
SWE SRE QAE PdM SP ▪ 品質保証のテスト観点を、開発者が実装中に使う ▪ 問い合わせ担当が、コード‧ログの根拠付きで 開発者へ引き継ぐ ▪ 開発者が、ヘルプセンター記事の草案を書く SE そして職種を越えた再利⽤が、顧客体験全体をつなぐ取り組みへ広がり始めた 顧客の利⽤シナリオ ⇔ ヘルプセンター ⇔ SLO ⇔ ソースコード を横断して辿る仕組みを構築中 © PKSHA Technology Inc. 7
まとめ AIが辿れる地図は、 新⼈も辿れる地図だった。 そして、各職種が育てることで、職種を越えて使われる地図になり始めた。 もし、明⽇から実践するとしたら。 まずは、よく聞かれる質問の「判断の道筋」を1つ⾔語化する。 1本の道から、地図は始まります。 © PKSHA Technology
Inc. 8
越境し、共進化しながら社会を変えよう。 私たちは⼈と共進化する未来のソフトウェアを社会に実装しています。 あなたの勇気ある越境が、社会に新たな価値を⽣む パークシャテクノロジーでは 分野の垣根を超え、協⼒し、ともに成⻑できる未来の仲間との出会いを 楽しみにしています。 PKSHAでは SWE /SRE /
PdM の採⽤を強化しています! 少しでもご興味ございましたら、カジュアル⾯談からお話ししましょう! 採⽤サイト https://www.pkshatech.com/recruitment/ Techブログ https://zenn.dev/p/pksha © PKSHA Technology Inc. 9