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自社データを生成AIに活用
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OHNO
July 19, 2025
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自社データを生成AIに活用
OHNO
July 19, 2025
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Transcript
「ローカル型LLMを使い 社内情報を活用する」 大野宏
AI研究の取り組み ・廃棄物選別ロボットの開発 ・バラ積み部品のピッキングシステムの開発 ・金属製品の外観検査の自動化 ・野菜の形状色彩選別機の開発 ・ディープラーニングによる金属破断面観察画像の分類 ・機械学習によるCAE最適設計 ・機械学習を用いたFT-IRスペクトルデータ解析 ・機械学習による動画像解析と分類 ・3Dデータによる類似品検索と見積もりの省力化
・社内情報を活用する生成AIシステム H28年度からAI ・共同研究 ・受託研究 ・技術支援 ・実用研究 ・講習会の開催 R3年度からDX推進
社内情報を活用する生成AIの開発 ・R6年度の県内企業との共同研究で実施 研究概要:データベースと接続して情報を横断的かつ総合的に把握し、質問に適切に 回答できる生成AIを開発します 研究項目 ①生成AIに適した情報を統合的に扱うことのできるデータベースの構築 ②大規模言語モデルの活用手法の検討と回答システムの構築 ③構築したシステムの回答精度の検証と改良 データベース 大規模言語モデル(LLM)ローカル型
管理システム ファイルデータ 3 Q&A 【目的】生産性の向上 【効果】技術や技能を 言語化し継承に利用
使用した大規模言語モデル ・社外秘をクラウドに上げたくないので自前のPCにダウンロードして使えるローカル型モデルを利用 ネットを遮断した状態で利用可能 ・サイバーエージェント、東工大、富岳、SakanaAI等が開発したモデルがあり、回答精度の 良いELYZA(東大発ベンチャーでKDDIの子会社)のELYZA3(80億パラメータ)を利用 広く浅く良い回答を返す 24GBのGPUが必要 モデルが小さいので、取り扱える文字数に制限がある Difyでも使える ・経済産業省が支援し開発環境を提供(GENIAC)
4
クラウド型vsローカル型 性 能 年 クラウド型 ローカル型 ELYZA3-8B ダウンロードして自前のPCで使う 情報漏洩の危険がない GPUが必要
・メタが牽引、グーグルもローカル型Gemma3を公開 それぞれ長所短所がある Llama-3-ELYZA-JP-8B DeepSeek cyberagent/DeepSeek-R1- Distill-Qwen-32B-Japanese DeepSeek ChatGPT4o
プログラム例 import torch from transformers import AutoModelForCausalLM, AutoTokenizer DEFAULT_SYSTEM_PROMPT =
"あなたは誠実で優秀な日本人のアシスタントです。特に指示が無い場合は、常に日本語で回答してください。" text = "仕事の熱意を取り戻すためのアイデアを5つ挙げてください。" model_name = "elyza/Llama-3-ELYZA-JP-8B" tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained(model_name) model = AutoModelForCausalLM.from_pretrained( model_name, torch_dtype="auto", device_map="auto", ) model.eval() messages = [ {"role": "system", "content": DEFAULT_SYSTEM_PROMPT}, {"role": "user", "content": text}, ] prompt = tokenizer.apply_chat_template( messages, tokenize=False, add_generation_prompt=True ) token_ids = tokenizer.encode( prompt, add_special_tokens=False, return_tensors="pt" ) with torch.no_grad(): output_ids = model.generate( token_ids.to(model.device), max_new_tokens=1200, do_sample=True, temperature=0.6, top_p=0.9, ) output = tokenizer.decode( output_ids.tolist()[0][token_ids.size(1):], skip_special_tokens=True ) print(output) 6 https://huggingface.co/elyza/Llama-3-ELYZA-JP-8B text = "仕事の熱意を取り戻すためのアイ デアを5つ挙げてください。"
RAGのしくみ ①質問と関連度の高い文章を検索 ⇒ ②質問と一緒にこれらをLLM渡す ⇒ ③回答を生成 LLM 関連度の 高い文章 A
Q 文章ファイル Q 「参照文章の絞り込み」 ベクトル検索 キーワード検索 LLMは関連度の高い 文章を参照して回答 を生成 データベース
共同研究で取り組んだ内容 ・①社内規程に答える 事務処理方法など会社独自の規程に答えてもらう(回答精度の検証が比較的容易) ・②不適合を減らす 過去事例を活用し不良品を減らす ・③案件に速く適切に対応するため、過去の類似案件を検索する 新規見積もり図面ではなく製品の仕様や概要を比較する ・ ④PDFの請求書から必要な情報を取り出す 転記ミスを防ぐ
8
共同研究で取り組んだ内容の結果 ・社内規程に答える 回答精度は 90% 残り10%は参照文章を利用者が読むことで対応 ・不適合を減らす 注意事項や対策方法を提示してくれる モデル自体の知識が浅く広くなので、深い回答を得るためには別途専門文章の参照が必要 ・新規見積もり案件に速く適切に対応するため、過去の類似案件を検索する 使える情報が不足しており、情報を加味することでより類似度の高い案件が検索可能に
・PDFの請求書から必要な情報を取り出す 良い結果が得られた 過去の会話履歴やネット検索結果も参照できるようになり、実運用に向けて改良中 9
Vision-Langage-Modelで在庫管理 この画像には、合計6本のペットボトルが 並んでいることが確認できます。 この画像には1つのペットボトルが入っています。
VLMをAI-OCRとして利用 ・画像を読み込んで文字を抽出する 【認識結果】 新潟県工業技術総合研究所 技術統括センター 025-244-9168 ローカル型VLM(Qwen/Qwen2-VL-7B-Instruct)を利用 FAXにも適用可能
AIエージェント ・生成AIの性能が向上し、ある程度の判断を任せ、複雑な作業を行う ・例として、質問に対してネットで検索し、その結果を踏まえて回答することもAIエージェント ・ローカル型モデルと無料検索エンジンDuckDuckGoで検索エージェントを開発したが、プログラ ムが大変 ・AIエージェントを簡単に作れるよう、MCP(Model Context Protocol)が提案され普及 AIモデルが外部のデータソースやツールと連携するための新しいプロトコルで、AIエージェントは、 より広範な情報を活用し、より複雑なタスクを実行できるようになる
・CADソフトの使い方が分からなくても、ソフトがMCPに対応していれば、日本語で指示し、形 状モデルを作成してくれる 12
AIを用いた外観検査機の開発 ・ディープラーニングを活用した外観検査のニーズも高い ・YOLOv1(2016)米国の大学生が開発 精度はよくなかったが非常に高速 ・最新版はYOLOv12(2025) ・ライセンスが緩いのはYOLOX(2021) ・一般的にはPythonで学習しPythonで推論 ・推論モデルをONNXに変換するとC言語でも推論可能 ・インテルが開発したOpenVINOを使えばCPUでも高速化