スクラム研修2022冬

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1. 2022.2.17(⽊) @pokotyamu スクラム研修 2022 冬
2. 今⽇のわいがやは、 #agile-encouraging で！ 2 まずはみんなで 👏 書いてみよう！
3. わいがやとは？何書くの？ 3 研修の中で 気になった単語を書いてください！ ⾒ながらしゃべるので、随時拾います！ 質問の形じゃなくつぶやきでいいです！
4. 受け⾝じゃない研修にしてほしい 4 「学ぶ」という⾏為は みんなでやるほうが効果的なんです
5. 「なるほど」ポイントは⼈によって違う 5 ⾃分の認知過程を意識する 俯瞰して⾃分について観察してみる。 なぜ⾃分はそう考えることができたんだろう？ 学ぶ時は全⼒で理解する 知識を溜め込む時は、その場で理解できるように全集中。 図解や画像 メタ認知
6. みんなの学び 6 僕⾃⾝の学びにもつながるので #times-* よりも#agile-encouraging で⾊々書いてもらえると🙏
7. 最後に「学び」のふりかえりをやります 7 Q1. 今⽇⼀番記憶に残ったことはなんですか？ Q2. 今⽇初めて知ったことはありましたか？ Q3. この後からのチーム開発に活かしたいこと この3つの質問を考えながら研修受けてください🙏
8. ⾃⼰紹介 8 福岡住み dfplus.io チーム アジャイル推進室 えーちゃん(30) 野球(ホークス) スヌーピー ディズニー カメラ(Sony α7rⅡ) 冨⽥ 英祐 @pokotyamu ふりかえり お兄さん
12. 冬季オリンピックはカーリング派です 12 氷上のチェス⾮常に⾯⽩い 掛け声を分かるとより⾯⽩い
13. ヤップ・ウォー・数字を抑えましょう 13 ヤップ: 掃いて(滑る) ウォー: 掃くのやめて 数字: その位置に⽌まりそう
14. コミュニケーションを良く取っているチーム 14 通称もぐもぐタイム 作戦タイムで おやつ⾷べながら会話
15. なお、15:00 から決勝リーグにむけた決戦があります 15 VS
16. 〜本題に⼊ります〜 16
17. 今⽇の注意事項 17 チーム毎のスクラムについての 詳細については話しません
18. 本⽇のお品書き 18 アジャイルの基礎 スクラムの原則
19. 本⽇のお品書き 19 アジャイルの基礎 スクラムの原則
20. Agile の辞書的な意味 20
21. 21 Agile -【形】 1. 敏捷な 2. すばしっこい 3. 頭の回転が早い
22. 22 アジャイルは 名詞ではなく、形容詞(状態)
23. 形容詞といえば… 23 かっこいい 新しい 美しい ⾯⽩い ⾚い 明るい かわいい 楽しい 痛い
24. 状態はするものではない 24 かっこいいする 新しいする 美しいする ⾯⽩いする ⾚いする 明るいする かわいいする 楽しいする 痛いする
25. アジャイルはやるものではない 25 朝会をやっている！ イテレーションを回している！ スクラムイベントやってる！ カンバン使っている！
26. アジャイルはやるものではない 26 朝会をやっている！ イテレーションを回している！ スクラムイベントやってる！ カンバン使っている！ Don't do Agile, Be Agile!
27. スクラム研修で学んでほしいもの 27 スクラムチームで 活動する時のベースとなる考え⽅
28. 今⽇の注意事項 28 チーム毎のスクラムについての 詳細については話しません
29. アジャイルの価値基準 29 出典: https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html 出典: https://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html
30. なぜアジャイルが選ばれるのか？ 30 作ったら売れる時代 価値あるものを売る時代 何に価値があるか⾒極めないといけない 
 激しい変化に対応できる 仕組みで物を作り出さないといけない
31. ‒コンウェイの法則 “組織の設計するシステムには ... 
 その組織のコミュニケーション構造をそのまま反映した 設計になるという制約がある” 31 出典: http://www.melconway.com/Home/pdf/committees.pdf
32. ウォーターフォールの開発の進め⽅ 32 時間 実装 ⼀直線に最終形に向けて作る 設計 要件定義 テスト リリース
34. アジャイルの開発の進め⽅ 34 時間 実装 要件定義 設計 テスト リリース 徐々に動くものを作っていく 実装 要件定義 設計 テスト リリース 実装 要件定義 設計 テスト リリース 実装 要件定義 設計 テスト リリース 実装 要件定義 設計 テスト リリース
35. リリースを分割することで軌道修正が簡単 35 届けたい価値 もし間違った⽅向に 進んでもやり直せる！ ブラックホール
36. アジャイルといえばスクラム！ 36 出典: Digital.ai 15th State of Agile Report
37. スクラムやりたくなったらまず何する？ 37 スクラムやりたーい チーム
38. 陥りがちなアンチパターン 38 チーム お隣チーム 隣のチームのやり⽅ そのままやろう
39. まずは、これ読んどけ 39 17ページ分に 全部書いてある
40. 40 シンプルに書かれている ≠簡単
41. というわけで ざっくり解説します！ 41
42. 本⽇のお品書き 42 アジャイルの基礎 スクラムの原則
43. なぜスクラムが選ばれている？ 43 経験主義 知識は経験から⽣まれ 意思決定は観察に基づく リーン思考 ムダを省き 本質に集中する
44. 経験主義を⽀えるスクラムの三本柱 44 透明性 適応 検査
45. スクラムの５つの価値基準 45 確約 勇気 集中 尊敬 公開
46. スクラムの全体像 46 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
47. スクラムの全体像 47 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
48. チームに唯⼀のやりたいことリスト置き場 48 こんなユーザーのために こんな機能を⽤意したいとか 既存の機能の拡張をしたい
49. なぜスクラムが選ばれている？ 49 経験主義 知識は経験から⽣まれ 意思決定は観察に基づく リーン思考 ムダを省き 本質に集中する
50. ‒ Jemma Simmons “踏み出す⼀歩は⼤きくなくていい、 ただ⽅向さえ正しければ” 50
51. ビジョンファーストで考える 51 チェックポイントの先に ビジョンがあるわけではない
52. ビジョンファーストで考える 52 明確なビジョンがあるから 具体的な道筋を決めることができる
53. 優先度順で並んだリスト 53 INVEST なアイテムが並ぶ • Independent (独⽴している) • Negotiable (交渉可能) • Valuable (価値がある) • Estimable (⾒積もり可能) • Small (適切な⼤きさ) • Testable (テスト可能)
54. スクラムの全体像 54 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
55. そのスプリントで何を達成するべきか？ 55 同じ完成形を イメージできるようにする
56. スプリントの始まりスプリントプランニング 56
57. もやもやしていると検査が難しい 57 ビジネス要件は？ 受け⼊れ条件は？ ⼤体のToDo は？ ビジョンへの影響 進んでいるかどうかも分からない
58. 透明性を⾼めるイベントがスプリントプランニング 58 これはやらない このパターンが通る Todo はこれを⾒ろ チーム全員が同じイメージを持つ こんな使われ⽅！
59. スクラムの全体像 59 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
60. デイリースクラムよくある質問 60 Q. 昨⽇何をしましたか？ Q. 今⽇何をしますか？ Q. なにか困っていますか？
61. 透明性・検査の視点で⾒るデイリースクラム 61 ⾃分たちの活動を客観的に⾒て スプリントゴールを達成できるか検査する Q. スプリントゴールを達成するために、昨⽇何をしましたか？ Q. スプリントゴールを達成するために、今⽇何をしますか？ Q. スプリントゴールを達成するために、なにか困っていますか？
62. 透明性を⾼めているからこそ検査・適応ができる 62 透明性 適応 検査
63. Tips: スクラムではないけどカンバンの効果 63 Todo Doing Review Done 誰が何をしているか？が分かるようにする
64. カンバンは野球のスコアボードのイメージ 64
65. カンバンは野球のスコアボードのイメージ 65 次は誰が打つ？ 今何回？ 勝ってる？負けてる？
66. スクラムの全体像 66 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
67. スプリントレビューは機能のお披露⽬会？ 67 スプリントで こんな機能ができましたー！
68. 実際の動くものベースで検査可能なはず 68 当初の予定通り プロダクトビジョンに 向かっている？
69. 実際の動くものベースで検査可能なはず 69 意図せぬ⽅向に ⾶んでない？
70. ⾃分たちの状況がどうなっているかを確認する 70 顧客が欲しい物？ ゴール通りのものができた？ 意図していない副作⽤はない？ ビジネス⽬線も含めて状況を整理 プロダクトバックログの⾒直しも⾏う
71. スクラムの全体像 71 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
72. KPT とかやるやつでしょ？ 72 良かった 悪かった 次やること
73. レトロスペクティブこそ透明性・検査・適応の場⾯ 73 ⾃分たちの 活動を洗い出す 次の活動に向けて カイゼンする 良かった 悪かった 次やること
74. プロセス：期間中はどうだった？ カンケイ：他の⼈と何をした？ レトロスペクティブで意識すべき5つの視点 74 ジブン：私は何をした？ ツール：使ったツールはどう？ セイカ：できたものはどう？
75. ダニエル・キムの組織の成功循環モデル(悪いループ) 75 ①結果の質 ②関係の質 ③思考の質 ④⾏動の質 結果が 上がらない 対⽴や押しつけ 指⽰が増える 受け⾝な姿勢 創造性がなくなる 積極的に ⾏動できない
76. ダニエル・キムの組織の成功循環モデル(良いループ) 76 ①関係の質 ②思考の質 ③⾏動の質 ④結果の質 豊かな コミュニケーション 多様で質の⾼い アイディア 合意して 納得して⾏動 期待された 結果
77. イベントのやり⽅的なのは チームで教えてもらってください🙏 77
78. ふりかえりで困ったら トミタまで！！全⼒でサポートします！！ ※ 個別コーチもやってます 78
79. 以上の4つのイベントを繰り返すことでチームが強くなる 79 プロダクト バックログ スプリント バックログ プロダクト ビジョン インクリメント 毎⽇の開発 スプリント レビュー スプリント レトロスペクティブ デイリー スクラム スプリント プランニング 1スプリントを繰り返していく
80. 経験を活かせないとスクラムではない 80 経験主義 知識は経験から⽣まれ 意思決定は観察に基づく リーン思考 ムダを省き 本質に集中する
81. スクラムチームの構成 81 PO Dev SM
82. プロダクトオーナーのお仕事 82 プロダクトの価値を最⼤化することに責任を持つ • プロダクトビジョンとゴールを明確にチームに伝える • プロダクトバックログを管理する • リリースや中断の最終判断を⾏う プロダクトオーナー以外の⼈が実⾏してもよいが 責任に関しては必ずプロダクトオーナーが持つ
83. 開発者のお仕事 83 プロダクトの品質に責任を持つ • ⼈数は 6⼈ ± 3⼈まで • 仕事のやり⽅は開発メンバーが決定できる • 開発者に職能の区分はない 実際にプロダクトを開発するメンバー
84. スクラムマスターのお仕事 84 スクラムを確⽴することに責任を持つ • チームにスクラムの理論とプラクティスを教える • プラクティスの改善を促す • チームに奉仕する スクラムチームを⽀えるコーチ 必要に応じて、様々なことを⾏う
85. 前に FFTT でも喋ったのでぜひ 85 出典: https://speakerdeck.com/pokotyamu/sukuramumasutafalseosigoto
86. アジャイルソフトウェア開発宣⾔をおさらい 86
87. プロセスやツールよりも、個⼈との対話 87 お互いの状況を知っているから 正確に検査ができるため 効果的に適応させることができる
88. 包括的なドキュメントよりも、動くソフトウェア 88 実際に動いてるもの という基準を明確にすることで 正確にゴールが達成できそうかを検査でき 効果的に適応させることができる
89. 契約交渉よりも、顧客との協調 89 届けたい相⼿の状況を把握しているから ⾃分達が⽣みだす価値を判断でき 効果的に適応させることができる
90. 計画に従うことよりも変化への対応 90 明確なビジョン・ゴールを持つことで 計画が変化に気付くことができ 状況に合わせて効果的に適応していく
91. 91 効率的より効果的に
92. 透明性には適度な コミュニケーションも⼤事です 92
93. リモート全盛時代のコミュニケーション 93 現状まだまだ課題が多いと思う お互いにやってみるベースで考えてみる
94. 会話が発⽣するきっかけが難しいからこそ積極性を持つ 94 業務以外の内容でも 相⼿の考えを知ることは⼤事 いいチームのエッセンスを 真似することは⼤事
95. 95 「楽しみながら」 実験と検証 やってみる！の精神
96. 96 「楽しい」が持つ ポジティブなエネルギーを ⼒に開発する💪
97. お困りの際はアジャイル推進室まで！ 97 福岡住み dfplus.io チーム アジャイル推進室 えーちゃん(30) 野球(ホークス) スヌーピー ディズニー カメラ(Sony α7rⅡ) 冨⽥ 英祐 @pokotyamu ふりかえり お兄さん
98. 質疑応答 98
99. ふりかえりやりまーす！ 99
100. 最後に「学び」のふりかえりをやります 100 Q1. 今⽇⼀番記憶に残ったことはなんですか？ Q2. 今⽇初めて知ったことはありましたか？ Q3. この後からのチーム開発に活かしたいこと 10分間(予定) 3分ずつ共有 + 残りは、お互いの共有への感想出し