人間関係に活かすREBT【第1講】

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April 19, 2019

 人間関係に活かすREBT【第1講】

アルバート・エリスの認知行動療法、REBT(理性感情行動療法、論理療法)をソーシャル・スキル、コミュニケーション・スキル、人間関係の促進に活用する全8回のシリーズです。

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April 19, 2019
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  1. 合同会社実践サイコロジー研究所 木内敬太 ppinstllc@gmail.com 人間関係に活かすREBT 第1講 ソーシャルスキル と 認知行動療法

  2. 2 講座の構成 講数 内容 第1講 ソーシャルスキルと認知行動療法 第2講 人間関係の振り返りとABCモデル 第3講 ABC分析とイラショナルな信念

    第4講 ラショナルな信念 第5講 ラショナルな信念への確信を強める(1) 第6講 ラショナルな信念への確信を強める(2) 第7講 良好な人間関係の7つのルール 第8講 学びの振り返りと今後に向けて
  3. 3 講座の構成 講数 内容 第1講 ソーシャルスキルと認知行動療法 第2講 人間関係の振り返りとABCモデル 第3講 ABC分析とイラショナルな信念

    第4講 ラショナルな信念 第5講 ラショナルな信念への確信を強める(1) 第6講 ラショナルな信念への確信を強める(2) 第7講 良好な人間関係の7つのルール 第8講 学びの振り返りと今後に向けて
  4. 内容 01 02 03 04 ソーシャルスキルとは? 認知行動療法(CBT)とは? ソーシャルスキルとREBT ディスカッション

  5. ソーシャルスキルとは? スキルを階層構造としてとらえた「スキルの扇」(藤本・大坊, 2007) 藤本学・大坊郁夫. (2007). コミュニケーション・スキルに関する諸因子の階層構造への統合の試み. パーソナリティ研究, 15(3), 347-361. ENDCOREモデル

    ENCODE:表現力、自己主張 DECODE:解読力と他者受容 CONTROL: 自己統制 REGULATION:関係調整
  6. 6 ソーシャルスキルの自己評価 自己統制 表現力 読解力 自己主張 他者受容 関係調整 合計点: ÷4=

    /6 合計点: ÷4= /6 合計点: ÷4= /6 合計点: ÷4= /6 合計点: ÷4= /6 合計点: ÷4= /6 (3.80) (3.32) (3.97) (3.15) (4.34) (3.99) ※()内は藤本・大坊(2007)で報告された大学生233名の平均値 藤本学・大坊郁夫. (2007). コミュニケーション・スキルに関する諸因子の階層構造への統合の試み. パーソナリティ研究, 15(3), 347-361.
  7. 7 認知行動療法(CBT)とは? • CBT:Cognitive Behavioral Therapy • 個人と環境の効果的(機能的)な相互作用 を促進することを目的とした心理支援法 •

    第1世代:行動的アプローチ • 第2世代:認知的アプローチ – アルバート・エリスのREBT – アーロンベックの認知療法 • 第3世代:マインドフルネス・アプローチ
  8. 8 アルバート・エリスのREBT • 認知行動療法の一種 • 1956年に論理療法(Rational Therapy)と して発表され、現在では理性感情行動療法 (Rational Emotive

    Behavior Therapy)と 呼ばれている • 最悪の事態を生き抜き、人生を楽しむため の信念(ビリーフ)の修得を支援する • ABCモデルに基づくアセスメントを行う
  9. 9 イラショナルな信念(IB)の自己評価 達成動機 依存傾向 倫理的 厳しさ 回避傾向 低い欲求 不満耐性 合計点:

    ÷4= /4 合計点: ÷4= /4 合計点: ÷4= /4 合計点: ÷4= /4 合計点: ÷4= /4 (1.41) (1.9) (2.48) (1.37) (2.59) ※()内は森ら(1994)で報告された大学生546名の平均値 森・長谷川・石隈・嶋田・坂野(1994)不合理な信念尺度短縮版JIBT-20の開発の試み. ヒューマンサイエンスリサーチ, 3, 43-58.
  10. 10 ソーシャルスキル(SS)とREBT • 弱いながらもIBとSSやコミュニケーション能力との間に統 計学的に有意な負の関連が認められた3, 4) • 9歳~11歳の44名の児童を対象として問題解決療法とREBT を併用することで、SSが高まった5) •

    9歳~11歳の児童24名を対象として問題解決型のアンガー マネジメントにREBTを併用することで、SSが高まった6) • REBTはSSの構成要素を促進する可能性がある。 REBT IBの低下 RBの促進 惑乱した 感情の低下 【SS】 自己統制⤴ 表現力⤴ 読解力⤴ 自己主張⤴ 他者受容⤴ 関係調整⤴ IB: イラショナルビリーフ RB: ラショナルビリーフ SS: ソーシャルスキル
  11. 参考図書

  12. 12 ディスカッション 自分のソーシャルスキルとイラショナルな信念の 評価を踏まえて、全8回の本講座でどんなことを 学びたいか?

  13. 13 引用文献 1. 藤本学・大坊郁夫. (2007). コミュニケーション・スキルに関する諸因子 の階層構造への統合の試み. パーソナリティ研究, 15(3), 347-361.

    2. 森・長谷川・石隈・嶋田・坂野(1994)不合理な信念尺度短縮版JIBT-20 の開発の試み. ヒューマンサイエンスリサーチ, 3, 43-58. 3. Monti, P. M., Zwick, W. R., & Warzak, W. J. (1986). Social skills and irrational beliefs: A preliminary report. Journal of behavior therapy and experimental psychiatry, 17(1), 11-14. 4. Prola, M. (1985). Irrational beliefs and intellectual performance. Psychologi cal Reports, 57(2), 431-434. 5. Flanagan, R., Povall, L., Dellino, M., & Byrne, L. (1998). A comparison of pro blem solving with and without rational emotive behavior therapy to impro ve children's social skills. Journal of rational-emotive and cognitive-behavior therapy, 16(2), 125-134. 6. Flanagan, R., Allen, K., & Henry, D. J. (2010). The impact of anger managem ent treatment and rational emotive behavior therapy in a public school set ting on social skills, anger management, and depression. Journal of Ration al-Emotive & Cognitive-Behavior Therapy, 28(2), 87-99.