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社内アジャイル勉強会コミュニティの火を燃やせ!製造業に入社して4か月でやったこと全部見せます!

 社内アジャイル勉強会コミュニティの火を燃やせ!製造業に入社して4か月でやったこと全部見せます!

スクラムフェス大阪2023の神奈川トラックで発表させていただきました。
社内で楽しい学びの場を作りたい!と秘かに心を燃やしている人に向けて、コミュニティ活動は「楽しい」が大事であることを伝える内容となっています。

Satoshi Harada

July 02, 2023
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Transcript

  1. © KONICA MINOLTA 1 • この発表を聞いて欲しい人 • 社内で楽しい学びの場を作りたい!と密かに心を燃やしている人 • この発表から得られるアウトカム

    • 楽しい学びの場を今まさに作っている実例を知る • 実例ベースでうまくいったこと・うまくいかなかったことを知る • 社内コミュニティ運営は楽しいが大事であることを理解する あなたが一歩目を踏み出す勇気を 「楽しい」というキーワードとともに持ち帰ってもらう はじめに
  2. © KONICA MINOLTA 2 Satoshi Harada @harada_psj Agile Coach /

    Scrum Master / Software Developer 自己紹介 Scrum Fest Sapporo 2021 Regional Scrum Gathering Tokyo 2022 Scrum Fest Sendai 2022 Scrum Fest Mikawa 2022
  3. © KONICA MINOLTA 4 • Agile CoE • アジャイル開発の専門家集団 •

    アジャイルコーチングとアジャイルの教育啓蒙を行う • 社内のアジャイル開発経験者で構成 • 2016頃から活動(アジャイル開発の取り組みはそれ以前から) • 社内研修・社内認定制度 • KMプロダクトオーナー • 社内で独自の研修を提供(ユーザーストーリーマッピングなどの実践ワーキング) • KMスクラムマスター • Scrum Alliance CSM受講&認定 • スクラムマスターOJT&アジャイルコーチ伴走 コニカミノルタ、実はアジャイルやってます コニカミノルタってアジャイルやってるの?
  4. © KONICA MINOLTA 6 • すでに開発でアジャイルやってる • 社内研修もある • もっと自主的に・誰でも・自由に参加できる、学びのためのコミュニティが欲しいと思った

    • 部署を跨いで、勉強会というテーマで人が集まる場を作ったら、楽しそう! • 最初は個人的モチベーションだった • コニカミノルタは真面目でちゃんとした人が多い社風 • ちょっと緩く・まったり・気が向いたときに集まって、興味があること一緒に学んでみる?とい う場でいいと思った 上手くいけば嬉しいし 上手くいかなければ止めるか方向転換 くらいの軽い気持ちで始めた なぜコミュニティを立ち上げようと思ったか
  5. © KONICA MINOLTA やったこと時系列 7 FEARLESS CHANGE読書会 社外カンファレンス上映会 アジャイル マニフェスト

    読み合わせ会 スクラムガイド 読み合わせ会 社外スクラムマスター 交流会 社外の著名エンジニア を招いて登壇していただく 始まりの火 現在
  6. © KONICA MINOLTA 8 • 過去の経験から、勉強会から始めるというアプローチが有効であること を知っていた • スクラムフェス札幌での登壇 •

    しかし、1人で運営する辛さも知っていた • 1人でも始められるけど、仲間がいると心強い • 仲間になってくれそうな人を見つけた! • 入社前からの繋がりから • 「とりあえずやってみればいいんじゃない?」 仲間がいるのは心強い 仲間がいることで火を長く燃やすことができる 始まりの火 Scrum Fest Sapporo 2021 始まりの火
  7. © KONICA MINOLTA 9 • なぜ読書会か • 参加ハードルを極限まで低く • 運営コストもできる限り低く

    • なぜこの本を選んだか • 前提知識不要 • 誰にでも役に立つ • 工夫した点 • オープンなコミュニティの場を確保 • 参加者の事前読み込み不要 • 運営のテンプレート化&ファシリ持ち回り 楽しい学びの場が必要とされているはず という仮説をミニマムかつ高頻度で検証 FEARLESS CHANGE読書会
  8. © KONICA MINOLTA 10 • なぜ上映会か • ブラウンバックミーティングの実践 • 運営コストは引き続き低く

    • なぜScrum Tokyoのカンファレンス録画を選んだのか • 社外カンファレンスの様子を手軽に伝えられる • 社外カンファレンス上映会で起きた変化 • チャット欄で実況や感想をどんどん書き込む • スクラムフェスのDiscordでは見慣れた光景 • コニカミノルタ社内では新鮮 • 上映した動画をきっかけに、次のコミュニティ活動が生まれた • 楽しい学びのスパイラル! ギャザリングとはどのようなものかを伝え、 上映会の場もギャザリングにしていく 社外カンファレンス上映会 0 50 100 150 200 書き込み数
  9. © KONICA MINOLTA 11 • なぜアジャイルマニフェストの読み合わせ? • コーチング先のチームにアジャイルを説明するため • どうせならオープンに開催しよう

    • これも運営の負荷は最小限に • 昔作成した資料をそのまま使ったので、準備コストはほぼゼロ • 講義形式 • ちょっと楽しさの成分が足りない 講義形式のティーチングのみでは 楽しい学びの場にはできないのかもしれない アジャイルマニフェストの読み合わせ会
  10. © KONICA MINOLTA 13 • きっかけ • つかさんとの交流は、RSGT2022のギャザリングから • RSGT2023でもギャザる→QAの人交えて話したいね

    という流れ • 双方のアジャイルやQAに関連する人材の交流会を企画・実施 • 社外の人の仕事の進め方や課題感を知ることができる機会 • 2回実施 • とても有意義な交流会だった • 会社をまたいでの開催調整となるため、運営側の負担がそれなりに 大きいという気づき 運営側も無理なく継続できるものでないと 楽しい学びの場は維持できない 社外のスクラムマスターとの交流会
  11. © KONICA MINOLTA 14 • きっかけ • 社外カンファレンス上映会からの流れ • スクラムフェス福岡のとある発表でShiibaさんの登壇が紹介されて

    いて、勇気をもらったというのが始まり • Shiibaさんの登壇を見たい→だけどYoutubeにアーカイブ残ってな い→Kuboさんが連絡を取ってくれて、お招きすることができた! • Shiibaさんの発表「誰も嫌な思いをしない変化」が聴けて最高だった! • これまでは参加していなかった層が来てくれた • だが、ものすごくたくさんの人が来てくれたわけではなかった 人数が集まったら成功? 人数ではなく楽しいに共感して くれる人が集まる場にしたい 社外の著名エンジニアを招いて登壇していただく
  12. © KONICA MINOLTA 15 効果の高そうな施策の特徴 • 継続性がある • スポットのとりくみも一定の成果はあったが、その後につながりにくい •

    フェアレスチェンジ読書会や社外カンファレンス上映会は、それ自体の1回あたりの進展は小幅だが、 ここを起点にして何かが始まることが多い • これって、繰り返し・漸進的なのでは? • 敷居がおもいっきり低い • 社外カンファレンス上映会は、見てるだけでOK(ROM歓迎) • フェアレスチェンジ読書会は、本さえ持っていればOK。事前読み込みや準備は不要 • とりあえず来てくれれば何とかなる • なんか楽しい! • 面白そう、興味あるという人が自主的に集まってる • 同じ興味関心を持つ人たちが集まり学びを深める場は楽しい いったんまとめてみる
  13. © KONICA MINOLTA 17 楽しい学びの場を作りたい! Agile CoE ガイドライン 社内認定研修 認定者コミュニティ

    楽しい 自主的な集まり 緩やかな繋がり ギャザリングの場 全社共有会
  14. © KONICA MINOLTA 18 SECIモデルとコミュニティ 共同化 Socialization 表出化 Externalization 内面化

    Internalization 連結化 Combination 対話場 システム 場 実践場 創発場 形式知 形式知 暗黙知 暗黙知 暗 黙 知 暗 黙 知 形 式 知 形 式 知 共通の体験を通じて 暗黙知を他の人に移転させ るプロセス 個人のノウハウなどの 暗黙知を言語化し メンバーと共有するプロセス 異なる形式知と組み合わせて 新たな知を創出するプロセス 新たに得た形式知を 学習により体得するプロセス 全社共有会 社内認定研修 ナレッジ DB 認定者 コミュニティ 勉強会 コミュニティ ガイドライン Agile CoE スクラム マスター OJT 気軽 フラット 楽しい!
  15. © KONICA MINOLTA 19 コミュニティは焚火のイメージ https://unsplash.com/photos/yPBHXvN3HII 着火 ↓ 順番に 薪をくべる

    いきなり 太い薪に 火は着かない 焚火は楽しい コミュニティ 活動も楽しい が大事!
  16. © KONICA MINOLTA 22 • 楽しい!という感情が人を動かす • 人は論理的な理由よりも、本能的な感情で動く生き物 • 論理的には正しいけど、感情的には受け入れられないことに対して、

    人は動かない • 学びが必要ということはみんな知ってる。 • しかし、そこから行動に移せないのは、感情が伴わないから • なので、自主的な学びの場を作るなら、楽しい!という感情を伴う 場にしたかった • これは参加者側だけでなく、運営側も同様 • 山あり谷ありのコミュニティ運営を続けるには、論理的なメリット だけでなく、運営側にも楽しい!という感情が必要 なぜ楽しさにこだわるのか https://www.kango-roo.com/ki/image_1970/ 大脳新皮質 知覚・思考などを司る 大脳辺縁系 感情・本能などを司る
  17. © KONICA MINOLTA 24 • 焚き火で言えば小枝に着火した状態 • 火がすぐに消えてしまうか弱い状態ではないが、まだまだ安定しているとは言い難い • 火を維持するために、フェアレスチェンジ読書会や社外カンファレンス上映会といった、コアな参加

    者が見えてきた取り組みは引き続き頻度を維持して続ける • 火を大きく・安定したものにできるように、新たな薪を用意する必要がある • 上位層へのアプローチ • 外部のお墨付き • 宣伝 • だが、この4ヶ月で気がついたら楽しさは見失わないようにしたい • これはきっと、社外勉強会コミュニティで私が目指したい世界観・ビジョンなのだと思う • 「楽しい学びの場を作る」、それが社内アジャイル勉強会コミュニティのビジョン • このビジョンに共感した人たちが、コミュニティに自ら参加し、主体的・自己組織的に活動し、成長 する場にしていきたい 楽しい学びの場であり続ける