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200323 RPAドキュメントのレビュー観点について zinjinさん

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200323 RPAドキュメントのレビュー観点について zinjinさん

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RPACommunity

March 23, 2020

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Transcript

  1. #RPALT はじめまして Zinjin ともうします。 ー IT企画・推進 / 業務自動化効率化推進 - #RPALT

    (京都・大阪) #MSLearn #CSBBO BPR/RPAの経験をもとに、4月から新しい業態へチャレンジ #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 2 RPA活動において、業務側・エンジニア側ともに経験 今回はそれぞれの観点でLTさせていただきます。
  2. #RPALT 発表にあたって • オンラインLT向けに構成をシンプルに • 詳細資料は、「connpass」のイベントページからDLできるようにいたします • 資料の構成 • レビューするために「意識すること」を中心にまとめています

    • レビュー方法やレビュー成果物の中身については、今回触れておりません • 伝えたいこと • これまで見聞きした失敗談をもとに、おすすめしたい点をまとめています • 一般的なIT業界のレビュー基準・方法論は記載していません #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 3
  3. #RPALT 本日お話しすること • ドキュメントのレビューとは • RPA実装の工程例をもとに、レビューについて簡単に触れます • 今後のための「備え」 • 「業務担当者」「RPAエンジニア」双方の観点で、

    「まず始めてみる」点を双方の失敗例をもとに説明します • できる範囲から始めよう • 色んな制約の中でも、まず第一歩(Small Step)を踏み出すお話 #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 4
  4. #RPALT ドキュメントのレビューとは • 各作業工程で発生する成果物をチェックし、問題を指摘すること • チェックシートに基づいて、自己チェックを行う • 工程・成果物・レビューする方に合わせた、依頼内容(チェック内容)に基づき実施 #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19

    ~ドキュメントスペシャル~ 6 ヒアリング 現状まとめ 問題・課題 抽出 改善策 検討 改善案に 基づく設計 実装 テスト リリース 定着作業 「業務の自動化・効率化取り組み」の工程例 (上段:工程 / 下段:工程ごとの成果物) 現状資料・ 事象一覧 問題点・ 課題一覧 課題毎: 改善案 ・・・ ・・・ ・・・ レビュー レビュー レビュー
  5. #RPALT 失敗事例:業務担当者側 • 日次集計作業業務の自動化・効率化 検討&実施 • 日次作業 自動化して月100分減らしました #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19

    ~ドキュメントスペシャル~ 13 ヒアリング 現状まとめ 問題・課題 抽出 改善策 検討 改善案に 基づく設計 実装 テスト リリース 定着作業 現状資料・ 事象一覧 データベース プロセス A 日次報告書 Excel マクロによる自動化 日次作業の 手間が問題 エクセル マクロ実装 • しかし・・・大事なところで見落としがありました・・・
  6. #RPALT 業務 結果 データ 統合 マスタ情報 結果 確認 業務責任者の把握範囲 失敗事例:業務担当者側

    • 作業対象の成果物自体、当月で廃止予定だった • イニシャルコストが無駄 • 担当2名のモチベーションダウン #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 14 データベース プロセス A 日次報告書 Excel マクロによる自動化 日次集計担当/RPA担当 の把握範囲 自動 抽出 BI 日次 結果画面 翌月からBIで提供予定
  7. #RPALT #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 16 失敗を防ぐ、レビューのポイント 作業単位でなく、業務単位でレビューする ⇒ 最終成果物を誰がいつ利用しているか確認も含める 当事者(業務担当/RPA担当)以外の方にもレビューをお願いする

    業務自体に「偏り・重複・不要」作業がないか、まず確認する ⇒ 業務に「ムリ・ムダ・ムラ」がないかのレビュー視点は必須 「業務の現状」「発生している事象」をまずまとめ、レビューする
  8. #RPALT 失敗事例:RPA実装者側 • 改善方針資料は「プロセスA/BをまとめてRPAで自動化する」 #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 18 プロセス B

    業務自動化範囲 Web 作業結果 CSV プロセス A 報告書 (時間単位) Web 操作 日次報告書 • マクロ大好きRPA担当に開発依頼した・・・結果・・・
  9. #RPALT 失敗事例:RPA実装者側 • RPA作業担当者間で実装設計のレビュー実施…仕様変更 #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 19 プロセス B

    Web 作業結果 CSV プロセス A 報告書 (時間単位) Web 操作 日次報告書 • 成果物にマクロを実装&有人作業が一部残る形に・・・ マクロ実装 マクロ実装 有人作業
  10. #RPALT 失敗事例:RPA実装者側 • 前工程と実装工程で分断が発生して、相互レビューができていなかった #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 20 ヒアリング 現状まとめ

    問題・課題 抽出 改善策 検討 改善案に 基づく設計 実装 テスト リリース 定着作業 • マクロで提供してしまったため、「ブラックボックス排除」・ 「出社前に自動で作業を完了させる」要求を満たすことができなかった マネジメント・ヒアリング担当間で検討 RPA実装担当(複数名) 開発依頼
  11. #RPALT その他:失敗事例 • 業務フロー図・プロセスフロー図(PFD)作成時 • 作成ルールに基づいた作成がされていないことが気づかなかった • レビュー担当者へのレビュー観点(レビュー依頼内容)からも外れた • 実装段階で記載内容の指摘が発生(あいまいさが残ったままの表記)

    • RPA実施テスト項目のレビュー時 • レビューでも考慮が漏れたため、テストケースに漏れが発生 • テスト後のリリース段階で問題が発生して手戻り • レビュー指摘内容のフィードバック後 • 何度も同じ項目、内容でレビュー指摘が入りレビュワーもうんざり #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 24 どの工程でも、「当たり前レベル」のレビューを行わないと「手戻り」が発生して作業が無駄に・・・
  12. #RPALT できる範囲から始めよう • 私たちがRPA活動で意識していたこと #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 31 Small Start

    (Step) & Quick Win 私たちはプロのエンジニアではない、だからこそ、小さな成功体験を積み重ねみんなの成長を促していきたい
  13. #RPALT できる範囲から始めよう • SmallStart (Step) & Quick Win #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19

    ~ドキュメントスペシャル~ 32 業務定義書と IPOのみ記述 業務フローと RPA実装ルール 業務マッピング とRPAテスト ルール 統合環境にお ける検討・実装 パッケージン グ 関係者「全員」でフェーズごとのドキュメントレベルを決めよう。 それに合わせてレビューレベルをあげていこう!
  14. #RPALT できる範囲から始めよう • 工程ごとにレビューの観点をまとめておこう • RPA実装の工程ごとに、「誰に」「何を」「どの観点で」確認してもらうか • まずRPAコアメンバーで工程ごとの観点を「箇条書きで」まとめよう • 観点を広げる努力を「始める」

    • レビューの観点はその分野の専門家に協力を仰ぐ • レビューだけでも参加いただけるようにコミュニケーションをとる • レビューの工数をとりすぎず、最小単位で始めること • 1工程のレビューは30分以下で抑える • 問題点の指摘と修正の作業を分ける。問題点出しに集中する #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 36
  15. #RPALT 継続していくこと • レビュー結果は必ず「つぎにも」生かす • 同じ指摘を繰り返さないための仕組みを考える • 対面レビュー / 書面レビュー

    を使い分ける • メンバーの共通認識をすぐに取りたいときは対面レビュー • 要点を把握したい場合は、「レビュー観点」を記載して書面レビュー • レビュー手法を「じょじょ」にビルドアップしていく • まずは、みんなで「レビューするぞ!」が大事 • サイクルを回して無理なく・続けられるレビューを回すこと #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 37
  16. #RPALT 外してはいけないこと • レビュー結果はレビュー依頼者が責任を持つ • レビュー担当は、これまでの経験に基づいてレビュー実施する& 知らないことは指摘されない。その前提でレビュー依頼を行う • 依頼者が観点をきちんと押さえ、依頼しないと品質は上がらない •

    レビューもRPAのイニシャルコストに含める • 想定しておかないと、工数を確保できない • イニシャルコストに含められない場合は、実装工数に含めること • レビューは関係者の育成にも活用できる • 成功体験・失敗体験両方からレビューに生かせる • フィードバックをもとに気づきを得られる #RPALT 20200323_RPA勉強&LT会!vol.19 ~ドキュメントスペシャル~ 38