「目標設定は好きかー!?」
5月といえば新年度!企業における新年度開始時にまずやることと言えばズバリ「目標設定」です。例に漏れず私の所属する組織でもチーム目標と個人目標の設定があり、4月末に終わったところです。ただこの「目標設定」、ネガティブな印象を持っている人が多いのではないかと思っています。このプロポーザルではそんな「目標設定」をより効果的に扱うためにやっている工夫を共有させてもらおうと思います。
目標設定に対するよくあるネガティブな意見
目標設定といえばこんなことを聞きます
・立てる時:「考えるの面倒くさい」、「結局上司の期待していることになる」、「評価が低くならないようにクリアできる目標にしよう」
・1年後:「あれ?こんな目標立てたっけ?」、「1年前とやってること変わってるし」、「1年に2回しか意識しないんだしやる意味ある?」
目標設定でやってみた工夫
去年はモブ目標設定をやってみました。詳しくはリンク先をご覧ください。目標設定をした時点では、全員でそれぞれの個人目標を考えるので様々な良い点がありました。1人では考えることが困難な「全メンバーが協力する目標を立てられた」などですが、こちらもブログを見てもらえればと思います。
工夫の結果
確実に一歩前進はしたのを感じたものの、1年通してみるとまだまだカイゼンできるところが見つかりました。特に感じたことは「目標を立てた時の熱量が失われていく」ことでした。具体的には「目標ではなく指標やアウトプットの方に関心事が移り過ぎてしまう」ことがあります。そんな時は指標ではなく、そもそも達成したい目標を見返すのですが、その目標も血が通っていないただのテキスト情報にしか感じられなくなっていたりします。目標の老衰のような現象です。
結果を踏まえて今年やり始めた工夫
設定していた時は熱々だった目標を、時間が経っても冷めることなく、推進力として使えるものにしたいと考えて今年は以下の工夫を行なっています。
1.チーム目標の設定をモブで検討する
2.目標、モニタリング指標、Joy(達成して喜んでいる姿)を1セットにする
今回話すこと
今年工夫した2つのことについて、下記のようなことを紹介したいです。
・工夫に至った背景
・具体的にやってみたこと
・手順
・短期的な効果として感じたこと
※工夫はまだ始めたばかりなので長期的な効果については不明です