Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
自分の開発環境の変遷
Search
Satoru Takeuchi
PRO
July 17, 2021
Technology
1
760
自分の開発環境の変遷
kanazawa.rb #107の発表スライドその1です。
Satoru Takeuchi
PRO
July 17, 2021
Tweet
Share
More Decks by Satoru Takeuchi
See All by Satoru Takeuchi
利きプロセススケジューラ
sat
PRO
4
2.6k
俺とVSCode Python Debugger Extension
sat
PRO
1
180
コード再利用のしくみ ライブラリ
sat
PRO
3
48
AWKへの愛を語る
sat
PRO
3
520
syncコマンドのデータ同期 完了待ちやエラー検出
sat
PRO
0
62
動作中のLinux環境の全メモリを見る
sat
PRO
1
88
Linuxの時間を10秒止める
sat
PRO
2
210
プロセスへのメモリ割り当て4 - 実際に使うときにメモリを獲得するデマンドページング(実践編)
sat
PRO
1
120
プロセスへのメモリ割り当て(3) 実際に使うときにメモリを獲得するデマンドページング
sat
PRO
1
71
Other Decks in Technology
See All in Technology
元旅行会社の情シス部員が教えるおすすめなre:Inventへの行き方 / What is the most efficient way to re:Invent
naospon
2
280
Deno+JSRでパッケージを作って公開する
askua
0
120
20241108_CS_LLMMT
shigashiyama
0
250
リンクアンドモチベーション ソフトウェアエンジニア向け紹介資料 / Introduction to Link and Motivation for Software Engineers
lmi
4
300k
Platform Engineering ことはじめ
oracle4engineer
PRO
8
810
ジョブマッチングサービスにおける相互推薦システムの応用事例と課題
hakubishin3
3
620
State of Open Source Web Mapping Libraries
dayjournal
0
200
なぜ今 AI Agent なのか _近藤憲児
kenjikondobai
0
250
エンジニアが一生困らない ドキュメント作成の基本
naohiro_nakata
2
150
AI長期記憶システム構築のための LLMマルチエージェントの取り組み / Awarefy-LLM-Multi-Agent
iktakahiro
2
350
株式会社島津製作所_研究開発(集団協業と知的生産)の現場を支える、OSS知識基盤システムの導入
akahane92
1
180
メールサーバ管理者のみ知る話
hinono
1
100
Featured
See All Featured
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
73
5.3k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
360
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
6
400
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
665
120k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
95
5.2k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
156
23k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
38
6.9k
Teambox: Starting and Learning
jrom
133
8.8k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
246
1.3M
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Transcript
自分の開発環境の変遷 Jul. 17th, 2021 kanazawa.rb #107 Satoru Takeuchi twitter: satoru_takeuchi,
EnSatoru
プログラミングをはじめたとき: 1990年代中盤 • ゲーム開発系の雑誌についてたCライクな独自言語で開発していた • メモ帳ですべてを開発 ◦ 「テキストエディタ」という概念を知らなかった ◦ インターネットなんて家になかったし言葉も知らなかったので参考にするものもなかった
◦ 今同じことをしろと言われたら気が狂うと思う
Windowsプログラムをはじめてから: 1990年代後半~ • DelphiやVC++(ほぼ前者)などのIDEを使っていた • スーパー便利、何これ?メモ帳でやってた頃はなんだったんだ? • リッチなエディタやデバッガがすべて最初から揃っていて最高
Linuxに出会ってから: 2000年代前半~ • IDEから伝統的なツールに回帰 ◦ gcc+gdb+emacs+cvs • 色々あってWindows、IDE、GUIアンチ、Linux、CUIフリークになる • emacsの虜になる
◦ 「emacsはテキストエディタではなく環境 (受け売り)」 ◦ elisp書いて自分の好みにカリカリチューニング
その後: 2010年代中盤から後半あたり • なんか環境に凝るのめんどくさいな… • .emacsとか.bash、何年も更新してないな… • 何なら設定ファイルの意味がもうよくわからないな… • カリカリチューニングではなくチューニングする自分が好きだったのでは?
いま • 真にやりたいこと以外なにもかもがめんどくさい ◦ 興味の範囲の縮小 ◦ 精神の老化 ◦ 環境変えるたびに設定を移行するのがめんどい。自分で変えられない環境もある •
とにかくデフォルトでええかんじに動いて脳を使わずに使えるやつ最高 • 今はVSCodeですべてが完結 ◦ プラグインを検索して ”install”ボタンを押せば必要十分な環境が揃う ◦ 細かいところが気に食わない?致命的じゃなければ自分をツールにあわせればいいじゃん
おわり any questions?