産業用自家消費型太陽光・蓄電池を導入しなかった需要家(企業経営者・役員)100名に聞いた!
[独自レポートVol.18]産業用自家消費型太陽光・蓄電池を導入しなかった需要家の約6割が、経済効果シミュレーション保証があれば稟議・決裁が通りやすくなると回答
●Q1.あなたの会社では、産業用(事業者用)の自家消費型太陽光または産業用(事業者用)蓄電池の導入を前向きに検討していますか。
→46.0%が、産業用自家消費型太陽光・蓄電池の導入を「前向きに検討している」と回答しました。
●Q2.Q1で「全く検討していない」「わからない/答えられない」以外を回答された方にお聞きします。自家消費型太陽光または蓄電池の導入にあたっての不安や懸念事項を教えてください。(複数回答)
→回答者の69.1%が、自家消費型太陽光・蓄電池導入にあたって、「投資回収ができるかどうか」を懸念しています。
●Q3.Q2で「わからない/答えられない」「特にない」以外を回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、自家消費型太陽光または蓄電池の導入にあたっての不安や懸念事項があれば、自由に教えてください。(自由回答)
52歳 メンテナンス費用が高いのではないか。
38歳 耐用年数と投資が合っているかどうか。
58歳 制度や法律の変更等のリスクも懸念されるため。
52歳 パネルの最終処分。
46歳 費用対効果がどこまで出せるか?これまで何社かに見積もってもらって、その
シミュレーションの違いが結構あるので、何処の会社に頼むのが良いのか?
58歳 買い入れ価格を電力会社が恣意的に変更している。電力市場が公正でなければ
導入できない。
53歳 製品の性能、経年劣化に対するサポート。
●Q4.自家消費型太陽光または蓄電池の導入にあたって、提示された経済効果シミュレーションの結果に対して、信憑性を疑ったことがありますか。
→自家消費型太陽光・蓄電池の経済効果シミュレーションの結果に対して、67.0%が「信憑性を疑った経験がある」ことがわかりました。
●Q5.経済効果シミュレーションの結果が保証されるとしたら、その保証のある販売施工店に発注したいと感じますか。(※保証料・掛け金の負担は販売施工店が見積もりに含めたうえで負担するものとします。)
→57.0%が、経済効果シミュレーションの結果が保証されるとしたら、「その販売施工店に発注したい」と回答しました。
●Q6.経済効果シミュレーションの結果が保証されるとしたら、社内稟議や投資に対する決裁が通りやすくなると思いますか。(※保証料・掛け金の負担は販売施工店が見積もりに含めたうえで
負担するものとします。)
→60.0%が、経済効果シミュレーションの結果が保証されるとしたら、「社内稟議や投資に対する決裁が通りやすくなる」と回答しました。
●Q7.経済効果シミュレーションの結果が保証されるならば、どのような項目に基づいて保証をして欲しいと感じますか。(複数回答)
→経済効果シミュレーションの結果が保証される際に、保証の基準となってほしい項目は、「太陽光の自家消費効果による電気代削減額」や「太陽光パネルの発電量」などが上位になりました。
●Q9.産業用の自家消費型太陽光または産業用蓄電池導入に先立ち、経済効果シミュレーションの結果の保証を受けるために、自社で保険料(掛け金)を支払うことに抵抗感はありますか。
→経済効果シミュレーションの結果の保証を受けるために、自社で保険料を支払うことに対し、 31.0%が「抵抗感はない」と回答しました。
●調査概要
・調査機関:国際航業株式会社
・調査名称:産業用自家消費型太陽光・蓄電池の経済効果シミュレーション結果に関する意識調査
・調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・調査期間:2024年5月14日〜同年5月15日
・有効回答:産業用自家消費型太陽光・蓄電池を導入しなかった需要家(企業経営者・役員)100名※
※自家消費型太陽光・蓄電池の提案を受けた際に、経済効果シミュレーション結果を
示された上で、発注をしなかった企業経営者・役員100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とは
なりません。
●参考URL
・国際航業、日本リビング保証と業務提携/太陽光発電・蓄電システム「経済効果シミュレーション保証」の提供開始~予測分析を活用し、性能効果をコミットする「シミュレーション保証」分野を強化~ | 国際航業株式会社 https://www.kkc.co.jp/news/release/2024/04/30_21021/
・太陽光発電・蓄電システム 販売動向白書 2024 エネルギー | 脱炭素 https://enegaeru-hakusyo.jp/