Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
個人CLAUDE.md紹介と設定から学んだこと/introduce-my-claude-md
Search
shibayu36
September 01, 2025
Technology
2.1k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
個人CLAUDE.md紹介と設定から学んだこと/introduce-my-claude-md
個人のCLAUDE.mdに入っている内容をテーマに、なぜ入れたか・効果(感覚値)を説明
最後に設定を通して学んだことを紹介
shibayu36
September 01, 2025
More Decks by shibayu36
See All by shibayu36
非定型業務をAI slackbotで自動化する ~ 社内要望を自動壁打ちするbotを作った ~/automating-ad-hoc-work-with-ai-slackbot
shibayu36
0
1.4k
顧客との商談議事録をみんなで読んで顧客解像度を上げよう
shibayu36
0
1.1k
QAフローを最適化し、品質水準を満たしながらリリースまでの期間を最短化する #RSGT2026
shibayu36
2
5.7k
EMこそClaude Codeでコード調査しよう
shibayu36
0
1.2k
詳しくない分野でのVibe Codingで困ったことと学び/vibe-coding-in-unfamiliar-area
shibayu36
3
6k
今の生産性改善活動で大切にしている考え方
shibayu36
8
8.9k
エンジニアメンター制度の効果的な運用を目指して/improve-mentor-system
shibayu36
27
10k
グレードイメージ具体化のため昇格理由を公開する
shibayu36
8
6.1k
新機能作成時に開発ブランチに細かくmergeしていく戦略/merge-strategy-for-new-feature
shibayu36
6
18k
Other Decks in Technology
See All in Technology
KPIだけでは評価できないプロダクトが考えるべき Evalsという第二の評価系 / Beyond KPIs: Evals as a Second Evaluation Framework for Products #PdEConf
aki_iinuma
4
3.9k
2026-09-11 【Snowflake World Tour Tokyo 2026】Snowflakeを起点に、AI Agentが自律稼働し続ける未来へ / Driving AI Agents with Snowflake
civitaspo
0
310
Code4Lib JAPANカンファレンス2026 開会挨拶 / Code4Lib JAPAN Conference 2026: Opening Remarks
ykiyota
0
330
Deploying a Full-Stack Bun-Native Framework on Cloudflare Workers
7nohe
0
130
AI 駆動 Terraform 開発/SRE_BizReach_MIXI_2
visional_engineering_and_design
3
2k
あるけみー式LTスライド作成術
alchemy1115
1
170
Snowflakeで実現する全社横断の顧客の声(VOC)分析・活用基盤@Snowflake World Tour Tokyo 2026
yuto16
0
170
なぜSRE・セキュリティは評価されないのか?守りの組織を事業成長エンジンに変えた実践
cscengineer
PRO
3
2.5k
AI時代だからこそ、スケールしないことをやろう
yutashigemura
1
140
「図書館」という名前のままでいいのか -Code4Lib JAPANカンファレンス2026 アンカンファレンス報告- / Code4Lib JAPAN Conference 2026: Unconference Report
ykiyota
0
160
Omarchy Quattro の日本語設定周り
simosako
2
140
Sigmaで作る業務アプリ
kazushiro_honma
0
110
Featured
See All Featured
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
55
8.3k
Jess Joyce - The Pitfalls of Following Frameworks
techseoconnect
PRO
1
410
BBQ
matthewcrist
89
10k
Navigating Algorithm Shifts & AI Overviews - #SMXNext
aleyda
1
1.6k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
17k
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
490
From π to Pie charts
rasagy
0
360
Balancing Empowerment & Direction
lara
6
1.3k
WCS-LA-2024
lcolladotor
0
820
Believing is Seeing
oripsolob
1
210
Bash Introduction
62gerente
615
220k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
990
Transcript
個人CLAUDE.md紹介と 設定から学んだこと shibayu36 2025年08月27日
今日話すこと • 個人のCLAUDE.mdに入っている内容をテーマに、なぜ入れたか・効果 (感覚値)を説明 • 最後に設定を通して学んだことを紹介
個人CLAUDE.mdの紹介 https://github.com/shibayu36/config-file/blob/master/.claude/CLAUDE.md
• なぜ ◦ キャラクター指定を入れてテンション上げたい • 効果 ◦ ちゃんとキャラクターを演じる。途中で忘れることがあり、コンテキスト 増えすぎた目安に •
Tips ◦ キャラクター指定は分量が多いので別ファイルで管理し、@インポー トをしている。プログラミングと同じ感覚 振る舞い指定
• なぜ ◦ 人間に迎合してほしくない。批判的に間違いを指定してほしい • 効果 ◦ 全然聞いてくれない...どうしたらいいんや。知見募集 迎合ではなく批判的に
• なぜ ◦ 「今日の話をまとめて」と言うと、LLMの学習最終日付を使いがち。今 のClaude 4 Opus/Sonnetだと2025/01を出してくる ◦ dateコマンドを使わせることで確実に現在日時を取得させる •
効果 ◦ かなり効果的。謎日付を使うことが減った 正しい現在日時
• なぜ ◦ 設計を考えさせるとただ一つの回答を出し、自分のアイデアが広がら ない ◦ ただ一つだと自分が無意識に誘導していることがある • 効果 ◦
かなり従ってくれる ◦ 自分の思考を短絡的にしないためにかなり役立っている 複数案での設計指針検討
案1: Repository パターン with インターフェース(推奨) // user_repository.go type UserRepository interface
{ GetAllUsers(ctx context.Context) ([]slack.User, error) FindByDisplayName(ctx context.Context, displayName string) ([]slack.User, error) } type userRepository struct { client *slack.Client cache []slack.User cacheExpiry time.Time cacheTTL time.Duration mu sync.RWMutex } メリット: テスタブル、責務が明確、キャッシュロジックを隠蔽 デメリット: 初期実装にはやや大げさかも 案2: シンプルな構造体直接実装 type UserCache struct { client *slack.Client users []slack.User expiry time.Time } メリット: シンプル、実装が速い デメリット: テストしづらい、拡張性が低い 案3: Handler内に直接実装 メリット: ファイル数が増えない デメリット: Handlerが肥大化、責務が不明確、テストしづらい 推奨案の詳細設計 案1のRepository パターンを推奨するよ!理由: - users.listの結果をキャッシュして効率化できる - 将来のreal_name検索追加が容易 - Handlerから Slack API の詳細を隠蔽できる - モックを使ったテストが書きやすい // 15分程度のTTLでキャッシュ // users.listは全ユーザー取得なのでAPIコール削減効果が高い // ページネーション対応(大規模ワークスペース用) この設計が破綻するケース: - リアルタイムでのユーザー情報更新が必須になった場合 - メモリ使用量が問題になるほど大規模なワークスペース(数万ユーザー) どう思う?😊
• なぜ ◦ コード調査させると結論だけ短くまとめることが多く、正当性のダブル チェックができない ◦ プロセスを吐き出す、重要な証拠も一緒に提出させることで、正当性 チェックや自分の学びに繋がりやすくなる • 効果
◦ 従ってくれた時はかなり効果的。だが、従わないこともある ◦ 初回調査がうまくいかなかったら、調査自体のプロンプトを調整して やり直している ダブルチェックや学びをしやすいコード調査
• なぜ ◦ 一気に暴走実装しないように ◦ 「ついでに」実装しないように ◦ 「エラー出てるけど完成したよ」にならないように • 効果
◦ ちゃんと検証していないので、よく分からない ◦ 「ついでにやっておいたよ」「エラーは出てるけど完成しているよ」とは 言ってこないので効いてるのかもしれない 「暴走」「ついでに」をさせない実装指針
• なぜ ◦ 「テスト」という言葉が一般用語すぎて、ベストプラクティスに従ってく れない ◦ よりベストプラクティスに近づくようにしたい • 効果 ◦
大きく効果を感じない ◦ そもそもLLMが「自動テストはなんのために行うか」「コスパの良い自 動テストとは何か」の大前提を理解していない感。あらゆる網羅的な ケースを書きがち ◦ テストは自分がテストケース名を書き、「今回はこのテストを参考に 作ってね」と指示する方が作りやすかった テスト記述をましにしたい
• Tips ◦ 汎用的になってしまったワードでは、より限定すると効くことがある ▪ TDD => t_wadaのTDD ▪ リファクタリング
=> 「リファクタリング(第2版): 既存のコードを安 全に改善する」に従ったリファクタリング ◦ 無詠唱でコンテキスト圧縮 vs コンテキストを使ってより具体的 テスト記述をましにしたい
• なぜ ◦ 「このエラーが起きたのは多分こうだよ〜」と言って全然関係ないとこ ろに行きがち ◦ 一回深掘りして原因を探ってほしいので • 効果 ◦
効いているような効いていないような? ◦ しばらく様子見中 エラーを深掘りさせる
• なぜ ◦ 個人用にBashツールの利用を制御 • 効果 ◦ rmは効いてる ◦ ghコマンドは使ってくれたり使ってくれなかったり
Bashコマンドの細かい制御
• なぜ ◦ 設計や調査内容を一時ファイルに書き出す時、いろんなところに保存 してgitを汚してしまう ◦ ある程度場所を限定し、gitignoreできるように • 効果 ◦
ちゃんと保存場所指示が効いてる 一時ファイル場所の指定
• Serena = LSPを使ってコード定義ジャンプなどをしてくれるMCP • コード検索だと間違った関数呼び出しがヒットすることがあるが、LSPなら 確実になる • なぜ ◦
コードジャンプする時symbol名を推測して適当なものを呼び出し、見 つかりませんと言われることが多かった • 効果 ◦ まあまあ効くが無視することも多い。確率上がったくらい ◦ こんな感じで、tool利用確率を増やすこともできる MCPのtool利用確率を増やす
設定から学んだこと
プロンプトエンジニアリングの知識が結局大切 • 設定すればするほど、結局良い設定の基本はプロンプトエンジニアリング の知識と感じる • 知識例 ◦ 解釈の幅がない明確な表現 ◦ 否定での指示を避け、できる限り肯定に書き直す
◦ 具体事例をいくつか入れる(Few-shotプロンプティング) ◦ なぜ必要か理由も一緒につける • 以下の資料がおすすめ ◦ プロンプトエンジニアリングの概要 < プロンプトエンジニアリングの章 の記事が短くまとまっていておすすめ ◦ Prompt Engineering Guide ◦ LLMのプロンプトエンジニアリング - O'Reilly Japan
プロンプトエンジニアリングの知識が結局大切 • 今だとコンテキストエンジニアリングというワードも出てきている
LLMは関係ないコンテキストにも無理やり追従する傾向にある • 個人やプロジェクトのCLAUDE.mdの内容の全てに追従して結果を出そう としがち • 特定の時のみの内容をCLAUDE.mdに入れてしまうと、性能が劣化する ことも ◦ 例: ライブラリアップデート用の方法をCLAUDE.mdに入れる
• いつも使う内容をCLAUDE.mdに入れ、特定の時のものはスラッシュコマ ンドや別ドキュメントに記載し、都度使うと良い
思考を広げるため、 1つの最終結論ではなく、過程や複数案を出すように • 1つの最終結論を出させると、ダブルチェックも、自分の学びにも繋がりに くい • 設定によって、過程や複数案を出させれば、たとえ間違っていたとしても ダブルチェックできる & 自分の学びに繋がる
• できる限り思考を広げる方向に設定するのをオススメ
初手はうまくいかなくても、設定で大きく改善することがある • AIに何かのタスクをやらせる時、初手はあまり上手くいかないことが多い • 上手くいかない理由を言語化し、設定を調整することで、大きく改善するこ とがある • 「うまくいかないからこのタスクはやらせない」より「うまくいかないから何か 工夫をしてみる」を一度やってみることをオススメ
まとめ
まとめ • 個人設定の紹介と、そこから学んだことについて発表しました • 参考に個人CLAUDE.mdやプロジェクトCLAUDE.mdを調整してみてくだ さい
質疑応答