Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
IoT雷警報システムサンダーガードLTE
Search
shinrinakamura
February 18, 2024
Technology
0
310
IoT雷警報システムサンダーガードLTE
[大阪開催]LINE DC Frontend Meetup ~Webアプリ開発で盛り上がろう!編~で使用したスライドです。
shinrinakamura
February 18, 2024
Tweet
Share
More Decks by shinrinakamura
See All by shinrinakamura
M5stackで使用できるpHセンサの開発
shinrinakamura
1
810
ワークショップしくじり先生 enebularを利用したワークショップで学んだこと
shinrinakamura
0
200
新的土壤和植物农业模式.pdf
shinrinakamura
0
98
土壌と植物で奏でるアート~農業における新たなパラダイム~
shinrinakamura
0
430
(実践編)憩いのひと時に コーヒーが飲みたい
shinrinakamura
0
460
Development of applications using Sakura's mono platform
shinrinakamura
0
280
なかまのなかま
shinrinakamura
0
240
IoTの現場猫 自動水まきやってみた
shinrinakamura
0
890
ESP32で始めようIoT開発ハンズオン
shinrinakamura
0
480
Other Decks in Technology
See All in Technology
信頼できる開発プラットフォームをどう作るか?-Governance as Codeと継続的監視/フィードバックが導くPlatform Engineeringの進め方
yuriemori
1
190
なごミュ@SPAJAM2025 第二回予選
1901drama
0
110
キャリアを支え組織力を高める「多層型ふりかえり」 / 20250821 Kazuki Mori
shift_evolve
PRO
2
110
生成AI利用プログラミング:誰でもプログラムが書けると 世の中どうなる?/opencampus202508
okana2ki
0
150
いま、あらためて考えてみるアカウント管理 with IaC / Account management with IaC
kohbis
2
420
EKS Pod Identity における推移的な session tags
z63d
1
150
Amazon Bedrock AgentCoreのフロントエンドを探す旅 (Next.js編)
kmiya84377
1
160
[OCI Technical Deep Dive] OracleのAI戦略(2025年8月5日開催)
oracle4engineer
PRO
1
250
テストを実行してSorbetのsigを書こう!
sansantech
PRO
1
130
Mackerel in さくらのクラウド
cubicdaiya
1
300
会社にデータエンジニアがいることでできるようになること
10xinc
6
600
20250807_Kiroと私の反省会
riz3f7
0
270
Featured
See All Featured
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
431
65k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
Navigating Team Friction
lara
188
15k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
8
460
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
110
20k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.6k
The Invisible Side of Design
smashingmag
301
51k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
139
34k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
161
15k
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
Transcript
福岡から来ました 福岡といえばあまおう 福岡といえばうどん 普段はエンジニアカフェで地下活動をしています
最近ゴルフを始めました 引用:Gyao公式HP 原作:藤子不二雄Ⓐ Ⓒ富士夫スタジオ/シンエイ 脳内イメージは
ホールインワンをすると嬉しい ホールインワン アマチュア:1/12000
プレイ中に怖いのは雷ですよね? 雷による被害にあう確率は 約100万分の1 ※1 だが被害は極めて深刻 ※1:ホールインワンに比べて高くはないが 宝くじに当たるよりも高い確率
雷雲が発生しているとすぐにでも落雷のリスクがある 落雷は直前に起こった場所から0~30km離れていても 起こる可能性が有る 落雷の音が聞こえるのは10~14km程度 聞こえなくても落雷のリスクはある
どうしたらいいのだろう?
IoT雷警報システム サンダーガードLTE
中村 真理 Nakamura Shinri 診療放射線技師 Line API Expert 株式会社B&B Lab.
共同ファウンダー 自己紹介 株式会社 B&B Lab. 事業内容:IoTハードウェア及びサービスの開発
2024年1月11日の地震から総合防災センサーの開発を開始
1 2 3 4 ゴルフ中危険な目にあいたくない ゴルフ場での雷通知はサイレンに よるものがほとんど 聞こえなくても落雷による 危険はある 開発中の防災システムを使用して
雷警報システムをつくろう アラートが届いたらコースにある 被雷小屋に避難するようにしたい
クラウドで可視化(例) 危険な時には LINEで通知 データ取得 (ハードウェア) マイコン 通信モジュール 雷センサー https://groups.google.com/g/weewx-user/c/NQIQ6KhG7To?pli=1 LTE
さくらの モノプラットフォーム アプリケーションサーバー 雷のデータを取得
通信について さくらのモノプラットフォームを利用したアプリケーション開発 https://qiita.com/shinfrom/items/715c2255b173bd2dabdc さくらのモノプラットフォーム https://iot.sakura.ad.jp/platform/ さくらのモノプラットフォーム ・IoTプラットフォームサービスの一つ ・LTE回線を利用したIoTの通信を手軽に行うことができる
使用するセンサー as3935 特徴 ・40km圏内の雷の早期検出ができる ・雷までの距離の推定ができる ・ライトニングアルゴリズムによる誤検出防止 ・屋外での使用を考慮した省電力設計になっている 秋月電子で購入できます https://akizukidenshi.com/catalog/g/g108685/ https://www.mdpi.com/journal/electronics
日本では目立った使用実績はないが、海外ではcity OSと絡めた学術論文も発表されている https://www.mdpi.com/2079-9292/8/12/1512/pdf
距離推定アルゴリズムが センサーの中に内蔵されている アラートの発報がなぜできるか https://groups.google.com/g/weewx-user/c/NQIQ6KhG7To?pli=1 横軸:時刻 縦軸:雷の発生回数 距離が近いときは 危険を通知 雷の発生回数が多ければ、雷が近いと判定 ライトニング
アルゴリズム
どのように開発を進めていくか HWの動作確認 ・LTE通信の動作確認 ・LTEからのLINE発報動作確認 ・雷センサーの動作確認 タッチポイントの確認 ・ユーザーにどのようにリーチするか確認 PoCや実証実験を行い実現可能性を高める 通信やクラウドの動作検証 ・LTEの動作検証
・LINEへの発報の動作検証 ・発報アルゴリズムの開発と動作検証
LTEを利用した通信の確認 マイコンと通信モジュールを利用したLTEの送信 本日簡単なデモを行うことが出来ます! マイコンでトリガーをかけてLINEの発報 マイコンからのLTE送信 クラウドでのLTE受信 マイコンからのLINE発報 実験風景 通信基板
センサ―の使い方を把握し、動作検証を行う ご協力いただける方を探しています。 絶賛動作検証中ではあるが、雷を使用した検証は難しい センサーの動作検証中
ゴルフ場にフライヤーを貼り、 ユーザーに登録してもらう タッチポイントと本日の参加理由について LINEログインやLIFFを組み合わせることで、より使い勝手の良いシステムになる そこでフロントエンドの人たちの力をお借りしたい
地震雷火事親父のうちの75%を実装中 雷を使用した検証は難しい 力を貸してください! ※おやじの実装は求められていない為 実験場所、PoCなど 親父 25% 雷 25% 火事
25% 地震 25% 地震雷火事 75%