2026年11月7日「マジカチ JAPAN TOUR 2026」(https://majikachi.fun/japantour2026)での講演資料です。
AIで記帳の難易度は下がり、記帳代行のニーズは縮小していきます。一方で、顧問先の業務を整えるプロのサービスへのニーズは変わりません。会計事務所の役割は、届いた書類を処理する側から、データの流れを設計する側へ移っていきます。
freee会計は「取引」が登録の起点で、発生が常に決済より先にあります。通帳から記帳するやり方をfreeeでも続けてしまうと、この構造は活かせません。業務の起点を「発生」に移すことが導入の要になります。取引の発生はfreee会計の外、つまり顧問先のビジネスの中で起きています。
後半では、岡山リーダー・成本さん作成のケーススタディ(中古車販売業の「株式会社マジカチ」)をもとに、業務設計士が最初の面談で何をどの順番で聞くのかを紹介します。
・会う前にAIで業種の勘所をつかむ
・ゴール → 商流 → 業務の流れ → 決済の順に、広いところから聞く
・freeeの説明より、課題認識と解決策のすり合わせを優先する
記帳は業務の記録にすぎません。上流から業務を整理して組み立て直すことが、AI時代にプロにしかできない仕事になります。