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平成元年度に卒業した高専生が、令和元年の高専生に伝えたいこと

 平成元年度に卒業した高専生が、令和元年の高専生に伝えたいこと

Satoru MIYAZAKI

August 17, 2019
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Transcript

  1. 平成元年度に卒業した
    高専生が、令和元年の
    高専生に伝えたいこと
    社会人になったら必要になること

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  2. 自己紹介
    宮﨑悟
    みやざきさとる
    s_miyaza
    satoru.miyazaki.31
    • 平成元年度:
    • NEC系SI子会社:
    • 雇われSIer:
    • Prime Strategy:
    • 令和元年:
    函館高専機械工学科卒業
    UNIX/Windowsアプリ開発→SI→ISP用Linuxのお守り
    金融系システムのセキュリティ設計
    超高速WordPress仮想化マシンKUSANAGIの開発
    フリーランス(函館在住)
    • コラム執筆
    • KUSANAGIの開発(Prime Strategy社)
    • コンテナセキュリティの調査(Creationline社)

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  3. 社会人になったら必要になること
    Documentation
    Communication
    Learning

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  4. Documentation 文章を書くこと

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  5. 高専生は長文を書くことに慣れている
    文章を書くことに慣れているのは
    大きなメリット
    高専生は長いレポートに慣れている
    最近は、SNSなど短文しか書けない
    人もいる

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  6. 次のステップに進むには(1)
    構造化された文書を書く
    論理的に文章の構造を考える
    目次、見出し、箇条書きのように
    文章を構造化する
    場合によっては表・グラフを加える

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  7. 次のステップに進むには(2)
    ページ数、文字数によって書くことを変える
    1ページ以内/1200文字などページ数・
    文字数を指定されることがある
    内容を要約する技術
    何を伝えるかを考える
    優先度を考える

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  8. Communication 何かを伝えること

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  9. 人は一人では何もできない
    だから人と人は繋がりを持つ
    →Communication
    仕事はチームで行う(普通は)
    同僚とのコミュニケーション
    上司・部下とのコミュニケーション
    顧客とのコミュニケーション
     プレゼンテーション

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  10. チームコミュニケーションに大切なこと
     問題が発生したときは時系列にまとめる
     5W1H(Who、When、Where、What、Why、How)を考える
     論理的に考える
     報告・連絡・相談
     失敗は誰でもする!
     自分で抱え込まない
     報告・連絡・相談を受けやすい環境を作る
     誰に聞けばいいか
     自分が上司のときは、失敗を叱らず改善策を指示する

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  11. 会議
     会社によっていろいろな流儀がある
     いい会議
     予め資料を配布し、読んでいることを前提とする
     会議のゴールを決める
    何を決めるのか
    何を周知するのか
     会議の振り返りを行う
     時間内に終了する

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  12. 顧客とのコミュニケーション
     議事録を取って、相手に同意を求める
    言った、言わないを回避
    必要ならば写真撮影、録音する
     カネを払わない客は、お客ではない
    無理な要求は受けない
    営業が無理な案件を取ってきたら、
    営業に責任取らせる

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  13. プレゼンテーション
     何を話して何を話さないかを決める
     大きい文字を使う
     画面ではなく、観客の方をみる
     大きい声で、ゆっくり話す
     身振り手振り重要
     時間を守る

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  14. Learning 学ぶこと

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  15. 技術者は一生勉強
    新しい技術の台頭
    知識の幅を広げる
    知識と知識を結びつける

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  16. 学び方
     Webサイト
     ググる技術(前提知識がないとググれない)
     最新の知識を得ることができる
     書籍
     体系だった知識を得られる
     すぐ買わないと無くなる
     勉強会
     いくつかの勉強会が開かれている
     参加することで、同業種、他業種の人脈が増える

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  17. 最後に
     就職はスタートラインに立っただけ
     社会人になってからのほうが学習量は増える
     あとお金は大事なので、自分で勉強しよう

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