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次の20年をどう生きるのか? ― IT 20年の歴史から学ぶ「変わる事・変わらない事」

次の20年をどう生きるのか? ― IT 20年の歴史から学ぶ「変わる事・変わらない事」

2024年7月31日開催『Classmethod Odyssey』で、ソラコム松下(max)が発表した資料です。

SORACOM

July 31, 2024
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Transcript

  1. 株式会社ソラコム テクノロジー・エバンジェリスト 松下 享平 (まつした こうへい) "Max" • 静岡県民 新幹線通勤族

    • 講演や執筆を中心に活動、登壇数600以上/累計 • 経歴: 東証二部ハードウェアメーカーで情シス、 EC 事業、IoT 事業開発を経て2017年より現職 • 好きな言葉「論よりコード」 • X(旧Twitter): @ma2shita • 最近、ラジオ体操(第二まで)やってます WiJG?, Public domain, via Wikimedia Commons NEW!! NEW!!
  2. SORACOM は IoT の「つなぐ」を簡単に IoT デバイス クラウドサービス IoT 通信 IoT

    SIM (カード型 / eSIM / iSIM) LPWA / Satellite パートナーデバイス 《200種類以上》 パートナー・クラウド サービス 《AWS / Microsoft / Google》 Wi-Fi / Wired(VPN) 3G / LTE / 5G LTE-M パートナーテクノロジー / パートナーインテグレーション 通信モジュール クラウド型カメラ センサー SORACOM デバイス SORACOM IoT コネクティビティ データ蓄積・可視化 SORACOM IoT プラットフォーム アラート通知 リモート制御 メンテナンス ワンストップで揃う・組み合わせて使える、IoT サービス “創り” を支援
  3. LTE通信+HTTP POSTを AT コマンドで行う AT コマンド • モデム制御用のコマンド群 • 起源は1981年、ヘイズ

    コミュニケー ションズ社の固定電話回線用のモデ ムへの導入・実装 • 現在はITU-T勧告 V.250にて標準化
  4. 2004年とは、どんな時代? 時事 • 新潟県中越地震 ➢ 震度7の地震 • アテネ五輪 • 台風上陸最多の10個

    ➢ 気温30度以上の「真夏日」は(中略) 全国12地点 IT • アップルのiPod、爆発的売れ行きに ➢ iPhoneは2007年に販売開始 • ブログが大流行 • マイクロソフトとサン、歴史的和解 ➢ Sun Microsystemsは2010年にOracleに吸収合併 環境 • OS • Windows XP (2001年~) • Mac OS X v10.3 “Panther” (2003年~) • AWS • Introducing the Amazon Simple Queue Service • Introducing the Alexa Web Information Service 出典: JIJI.COM. “【図解・社会】平成を振り返る、2004年10大ニュース”. jiji.com. 2004-12. https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_general-10bignews2004, (参照 2024-07-30). 出典: 週刊BCN. “2004年を振り返る IT業界海外10大ニュース”. 週刊BCN. 2004-12-20. https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20041220_85002.html, (参照 2024-07-30). 出典: AWS. “AWS の最新情報: 2004 年のアーカイブ”. Amazon Web Services. (日時不明). https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2004/, (参照 2024-07-30). 出典: 佐々木拓郎. “最初のAWSは、どのサービスだったのかを探る旅”. Developers.IO. 2020- 07-20. https://dev.classmethod.jp/articles/first-aws/, (参照 2024-07-30).
  5. テクノロジーと社会の変化 IT インター ネット クラウド IoT 1995~ 2005~ 2015~ デジタル化

    インフラ データ活用 デジタル化 2025~ インフラ • 5G、LPWA データ活用 • ML、生成 AI
  6. 株式会社MIXI 導入事例 SORACOM BeamとeSIMを組み合わせによるデバイスの認証と通信の暗号化を行 うことにより、セキュリティの強靭化と同時に機器の開発やキッティングの手間 をオフロード。 位置情報 SORACOM Beam UDP

    HTTPS みてねみまもりGPS AWS Cloud eSIM 回線(SIM)情報により デバイスを認証 SORACOM Beamのプロトコル変換機能により、 デバイスがやり取りする軽量なUDP通信を 安全なHTTPSに変換してクラウドとやり取り。 サービス
  7. プラットフォームの役割と “非機能要件” ― イノベーションの芽を大きく育てる土壌 プラットフォームとは 非機能要件を解決する機能を パーツ・サービス群として提供 目的に合わせたシステムを 素早く・無駄なく “創れる”

    非機能要件 AWS re:Invent 2023 / CTO Keynote より 1. セキュリティ 2. 法令順守 3. アクセシビリティ 4. 性能確保 5. 可用性 6. 拡張性 7. メンテナンス性 8. 初期と維持費 9. 持続可能性
  8. パーツを組み合わせて “作らずに創る” ~ BUILD ~ 製品の目的を 理解する 入出力に 注目する 組み合わせ方を

    知る 目的外の利用は、いばらの道 何を入れると、何が得られるか 小さな労力で、大きな結果
  9. コンピュータの5大装置と デバイス・サーバーレスアーキテクチャーの比較 制御・演算装置 MCU (Micro Controller Unit) 記憶 装置 入力

    出力 e.g.) キーボード センサー e.g.) モニター モデム I/O ポートの例: • 形状 → ピンヘッダ、Grove、Qwiic など • 信号方式(≒プロトコル) → デジタル入出力(DIO)、アナログ入出力(AIO)、I2C、SPI、UART など サーバーレスアーキテクチャー e.g.) digitalRead() e.g.) ATコマンド I/O ポート I/O ポート 出力 Amazon API Gateway Amazon DynamoDB AWS Lambda デバイス 入力 出力 入力 出力 入力 API API API API
  10. IoT Devices Cellular Session Mgmt Authentication & Authorization Billing API

    Gateway API Web Console Polaris: Cellular Core Interfaces implemented as distributed system MNO (KDDI/DOCOMO/Global) AWS Direct Connect Dipper: A set of micro services that enable Polaris and external facing API HLR/HSS, SMSC GGSN/PGW GTP SIGTRAN/ Diameter Amazon S3 Device Mgmt VPC VPC VPC Amazon SQS API VPC Hubble: Operating and Monitoring system Soracom’s Core Network Architecture
  11. 余談: データ入力と組み合わせが広がるのが IoT 人力 《入力・何を入れたら》 プロンプト 《出力・何が出てくるか》 生成データ 生成 AI

    IoT デバイス データ + プロンプト 人の代わりに 入力 《入力》 指示・フィードバック 生成AIの出力が 新たな入力に 【CM】7/23 紹介の SORACOM Flux は この流れを作れる SORACOM の生成 AI 活用サービス
  12. 余談: 様々な要素が関係するのが IoT デジタル化 対象 デバイス ネットワーク クラウド 利用者 全てがつながって

    「IoT」 セキュリティ・監視 物流・在庫管理 支払い・課金 法令順守 受発注・保守 アプリケーション ストレージ データ 処理 ゲートウェイ パケット交換 (ISP/IX) バックホール アクセス ポイント 通信 モジュール マイコン センサー
  13. 手軽なアウトプット「SNS」 出典: 生越昌己. “オープンソースへの参加は難しくない(2)使っていることの表明”. 日経クロステック トップ > ITシステム > 生越昌己のオープンソースGTD.

    2009-09-01. https://xtech.nikkei.com/it/article/Watcher/20090831/336240/, (参照 2024-02-12). 「使っている」ということを積極的に表明しておいた方が, いろいろな人にとってメリットになります。 (中略) 「使っていることの表明」で一番簡単なのは,twitterやblogで 「使った」と書いてみることです。 時には公式アカウントからの返信も
  14. SORACOM の願い クラウド ⇒ 多くの Web サービス SORACOM ⇒ 多くの

    IoT システム 日本から、世界から、たくさんの IoT プレイヤーが生まれますように