gunmaweb45の登壇資料です。本当にざっくりAWSのアカウント周りの概要を知りたい人向け。出てくる図もかなり大雑把なのでもし詳しく知りたい方はWebで細かい情報を見ていただいた方が良さそう
AWSなんもわからん状態からAWSにおけるアカウント/ユーザーとは何かをなんとなく理解する2022/05/07 horitksGunma web #45クラウドインフラby @t_pori418 1
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自己紹介Name: Hori TakashiTwitter: @t_pori418Work:シェアリングプラットフォームECの基盤開発チームエンジニア複業で新規SaaSプロダクトの立ち上げ開発メンバーwebインフラ・フロント・マネジメントまでいろいろやりますが、基本的にはWebアプリのエンジニアですby @t_pori418 2
AWSの担当が別にいたり、AWSを触ったことがないと中々理解できない「アカウント」とか「IAM」とかをざっくり知ろうという話をします。(正直適切なアカウント設計は難しいです・・・)by @t_pori418 3
今日話すことAWSにおけるアカウントとは組織とはユーザーとは最近改めて調べ直してはいますが間違いあったら指摘お願いします!by @t_pori418 4
今日話さないことOU(Organization Unit)設計中身のサービスの話by @t_pori418 5
AWSアカウントとはその名の通り、サービスを利用するアカウントです。メールアドレスが一つつきます。イコール請求の単位、とも限らないです(後述)by @t_pori418 6
IAM(Identity and Access Management)こちらはいわゆる権限みたいなものです。画面にアクセスするユーザーをイメージする場合「IAMユーザー」になります。認証と認可を設定するAWSの機能の一つです。IAMユーザーはそれぞれにメールアドレスを登録します。by @t_pori418 7
Organization組織です。複数のAWSアカウントを取りまとめることができます。ルートアカウントがあって、そこからOrganizationが展開されるイメージです。by @t_pori418 8
こんな感じby @t_pori418 9
アカウントとかわけるとこんな感じby @t_pori418 10
最初に作る時はどうすればいいの?最初に作るのは請求をまとめるためのrootアカウントです。取りまとめ用のアドレスを設定する[email protected]IAMユーザーで個人のユーザーを作る[email protected]リソースを用途で分けたい時はOrganizationを使います↓by @t_pori418 11
Organizationを使うと何が嬉しい?リソースをアカウントレベルで分割することができます例えば構築する時に他のリソース、本番、開発環境といった影響を与えることなく安全に検証・構築・デプロイができる請求を分けて見ることができます本番環境と検証環境が一つのAWSアカウントにまとまっているとどこまでが本番で発生した運用コストか分かりづらくなるアカウントが別れていると環境ごとの金額が見れるby @t_pori418 12
Organizationを使う例(社員名: hori, hoge, fuga)by @t_pori418 13
ちらっと話に出たOUって?OrganizationUnit(組織単位)アカウントをまとめてグループ化するもの例えばサービスごとにOUでアカウントをまとめてポリシー(アクセスできるサービスの制御とか)をつけることができますby @t_pori418 14
アカウントはどうわけるべき?ベストプラクティスはAWSから提案されています!(Well-Architectedマルチアカウント戦略 詳しくはwebで )AWS Control Towerというサービスを使えば推奨パターンでOUが分割されます。コスト面とか自分で理解しながら最小構成でやりたいって場合は前のスライドのRootと請求をまとめたものくらいでもいいかもです。(あとは開発者が自由に検証できるSandbox作るかか)なお私の個人アカウントは現状まったく分割しておりませんby @t_pori418 15
最後に基礎的な内容ですが、非エンジニアに説明する時はアカウントやユーザーの概念がごっちゃにならないように話す必要があるなと思ってます。GCPも前に使った時はめちゃめちゃ雰囲気で設定してたので次使う時は改めて勉強しておきたいです。by @t_pori418 16