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ローコード開発がもたらすソフトウェア開発の変化

 ローコード開発がもたらすソフトウェア開発の変化

本資料は2022年9月7日開催のPE-BANK Webinarでの登壇資料になります。

Taiji HAGINO
PRO

September 07, 2022
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Transcript

  1. ローコード開発がもたらす
    ソフトウェア開発の変化
    Taiji Eddie Hagino
    Lead Community Manager, Developer Advocate @ OutSystems

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  2. Taiji Eddie Hagino
    @taiponrock
    Please follow me!
    Lecturer, University of Tsukuba
    Lead Community Manager,
    Developer Advocate - APAC
    My books for low-code programming:
    “Hajimete-no Node-RED”, “Node-RED Katsuyo Manual” (Kogakusha)
    “Practical Node-RED Programming” (Packt Publishing), etc.
    My books for developer relations:
    “Developer Marketing DevRel
    Q&A”, “Developer’s Career with
    English” (Impress R&D), etc.
    My books for OutSystems:
    “Rapid Application Development
    with OutSystems” (Packt
    Publishing) * Foreword
    Hairdressor
    Musician
    Software Engineer
    Web Designer
    Product Developer
    R&D Developer
    IT Architect
    Tech Evangelist
    Dev Advocate
    Dev Advocate & Community Manager
    1997
    GLUONS Inc.
    CEO Accurate Systems
    SOS Factory
    Udagawa Office
    Beaux Cheveux
    Co-Founder, 理事
    ⼀般社団法⼈
    エンドユーザーコンピューティング協会
    EUCA–End User Computing Associate

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  3. 3
    Agenda 1. OutSystems会社紹介
    2. ローコード開発とはなんなのか
    3. Node-REDとローコード開発
    4. OutSystemsとローコード開発

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  4. 会社紹介
    4

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  5. 本社
    • ポルトガル:リスボン
    • 米国:ボストン
    • 1,700 名の従業員 (2021年3月)
    製品開発およびR&D
    (ポルトガル)
    2001年 ポルトガル リスボンで設立
    約20年の歴史と実績を持つ ローコード開発分野のリーディングカンパニー
    ※ 記載の数値は2021年11月現在
    OutSystems 会社概要
    OutSystemsジャパン
    • 設立:2017年1月
    • 代表取締役社長:アーノルド・コンセンコ
    • オフィス:東京都港区六本木1-4-5
    アークヒルズサウスタワー9F
    • 社員数:45名+α (2022年4月現在)
    525K⁺
    Community
    Members
    22
    Industries
    400⁺
    Global Partners
    87⁺
    Countries
    弊社六本木一丁目オフィス

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  6. ローコード開発とは
    なんなのか
    6

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  7. コーディングする理由
    アプリを作るにはコード書かなきゃでしょ?
    みんなコーディングしてるよね?
    他にどうやってアプリ作るの?
    7

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  8. Software is handcrafted

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  9. AUTOMATION

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  10. Low-Code/No-Code 開発:
    レガシーソフトウェア開発:
    • 開発に時間がかかる
    • 運用保守にも高いコストが必要
    • 気軽に仕様変更できない
    • 手離れが悪い(コード解釈が必要)
    • 迅速でアジャイルな開発
    • 高い生産性
    • 変更や保守が比較的容易
    • 複雑なコードが無いので可読性が良い

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  11. 11
    65%
    35%
    ローコード開発
    w/Low-Code
    Only Legacy
    “65% of all
    software
    development will
    include low-code
    by 2024”
    https://timitsolutions.com/65-of-application-development-activity-will-be-low-code-by-2024-gartner/
    https://www.gartner.com/en/documents/3956079/magic-quadrant-for-enterprise-low-code-application-platf

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  12. Welcome to the Low-Code World!

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  13. Why Use Low-Code tools?
    アプリ開発をより生産的にするため?
    イノベーションに集中するため?
    13
    コードやモジュールの抽象化
    生産性の向上
    パーツの共通化
    エラー発生率の低下

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  14. Node-REDと
    ローコード
    14

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  15. • 1970年代初期のIBMのJ. Paul Morrison
    によって発明された。
    • 構造化データチャンクのストリームによ
    って通信する⾮同期プロセスのネットワ
    ーク。
    • 各プロセスはブラックボックス。それ以
    前に何が来たのか、後に来るのかはわか
    らない。 受信したデータに作⽤し、結果
    を渡す。
    Flow based programing

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  16. ブラウザベース UI
    Node.js で動作・軽量
    機能をカプセル化してNodeとして利⽤
    独⾃Nodeを作成・追加可能
    IBM Cloudのサービスが簡単に利⽤可能
    Node-RED
    ハードウェアデバイス,API,
    オンラインサービスが画期的
    な ⽅法で結合された“仮想環境
    をブラウザ上で実現したもの

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  17. 2013年、IBMのNick OʼLeary、Dave CJを始めとするIBM
    Emerging Technologyチームによってオープンソースとして
    発明された。
    Node-RED

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  18. https://flowforge.com/

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  19. 処理
    処理
    処理
    OUT
    IN {;}
    JSON
    データのかたまり(データチャンク)を処理して次の処理へ渡す

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  20. Node.js実⾏環境
    Node-REDフローエディタ( Node.js App ) Node.js App
    アプリケーションの実態はNode.js

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  21. 21
    WHY
    use it?

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  22. Internet of Things
    Device Gateway Platform
    Analytics
    Application
    Security

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  23. かんたんにIoT向けNode.jsアプリを作る
    Why Node-RED?

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  24. 24
    Demo

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  25. OutSystemsと
    ローコード
    25

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  26. アプリ開発は複雑で⼤変
    26
    X X X
    X

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  27. UI
    ロジック
    プロセス
    データ
    フルスタック
    開発者を強⼒にサポート
    IT以外の部⾨にリーチを拡⼤
    Web、
    モバイル
    API、
    Webサービス
    チャット、音声、
    SMS、メール
    エクスペリエンス
    あらゆるタッチポイントに対応
    最も幅広いデジタルエクスペリエンス
    DevOps
    開発 テスト 本番
    フルライフサイクル
    アジリティの向上と継続的な変化
    自動化されたソフトウェアライフサイクル
    CI/CD、監視、
    ユーザーフィードバック、
    ガバナンス
    27
    REST, SOAP,
    OpenAPI
    クラウド
    サービス
    エンタープライズ
    システム
    データベース
    3,900以上の
    オープンソースコンポーネント
    統合と拡張
    ゼロからの開発が不要
    制限がなく簡単な統合
    スケール セキュリティ パフォーマンス 柔軟なデプロイ

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  28. 28
    OutSystemsの適用範囲
    バックエンド・基幹システム
    モバイルアプリ Webアプリ & ポータル
    顧客向け
    アプリ
    セールス系
    アプリ
    業務支援
    アプリ
    B2C
    アプリ
    B2B
    アプリ
    CRM
    ERP
    社内
    業務
    アプリ

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  29. OutSystemsの生産性
    デザイン コード テスト 導入 メンテナンス
    開発プロセスに
    ユーザストーリー
    キャプチャを統合
    テンプレートによる
    UX/UIデザイン
    事前にビルドされた
    アーキテクチャデザイン
    パターン
    コードをすぐに検証可能
    コードの品質を高める
    統合された
    バージョン管理
    コード変更が簡単

    すぐ使える
    コンポーネント
    アクセス管理、ユーザプ
    ロファイル、ログ、ウェ
    ブサービス統合、Excelへ
    の出力など
    テスト、修正、
    再テストの
    サイクルを短縮
    業務の理解度が高い機能
    的なリソースとの関係を
    深める。素早いテスト、
    修正、公開、そして再テ
    ストをプラットフォーム
    の機敏性で実現
    統合された
    構成管理
    アプリケーション
    層の一元管理
    プレゼンテーション、ビ
    ジネスロジック、プロセ
    ス、データ
    1-Clickで公開
    データベース、コンピレーシ
    ョンを自動的に生成
    OutSystemsで
    生産性を向上
    2x-4x 2.5x 2x-4x 2x-4x
    従来のコーディングと比較して、全体の開発から導入までの生産性を3~4倍向上
    Source: KPMG

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  30. OutSystemsの生産性
    医療スタッフ支払管理
    システム
    34ヵ月+
    19ヵ月
    基幹システム
    リプレース
    システムモダ
    ニゼーション
    モバイルアプ
    リケーション E コマース
    ポータル
    サイト
    ノーツ
    リプレース
    従来の開発手法
    Microsoft .NET
    5.5ヵ月
    OutSystems
    6ヵ月
    デジタル・トランスフォーメーションを実現
    フライト管理
    ダッシュボード
    11ヵ月
    OutSystem
    s
    1st release
    17か月
    グループ工場向け
    生産管理システム
    日系
    総合建設機械メーカー 36ヵ月
    従来の開発手法
    18ヵ月
    OutSystems

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  31. 31
    生成
    コンパイル
    パッケージング
    DBスキーマ変更
    Visual Model
    <XML />
    Service Studio で
    設定した情報
    C#
    DDL SQL
    ASP.NET
    JavaScript
    CSS
    DB
    IIS
    .NET Framework
    Windows Server
    ASP.NET +
    React.js
    App
    ※Mobile AppのクライアントはCordova + React.js

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  32. 32
    OutSystems Platform
    コード生成・ビルド
    バージョン管理・デプロイ
    監視・管理・分析
    実行環境
    Windows Server・IIS
    .NET Framework・DBMS

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  33. 34
    OutSystemsの無料アカウント
    https://outsyste.ms/3xKaU4t

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  34. ● コーディングが不要 (拡張コードも書けます)
    ● データモデル作成にDDL/DMLは不要
    ● Reactive Web App や Mobile App がか
    んたんに作成可能
    OutSystems
    35

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  35. 36
    Demo

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  36. Congratulations 🎉
    みなさんは、代表的な2つのローコード開発ツー
    ルを使って、従来型開発との違いをざっくりと
    理解することができました︕
    今後、これらのツールを使っていろいろなアプ
    リケーションを開発してみてくださいね 👋
    37

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  37. コミュニティの紹介

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  38. 39
    Node-RED Forum
    https://discourse.nodered.org/

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  39. 40
    Node-RED Slack
    https://nodered.jp/slack/

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  40. 41
    Node-RED Facebook Group
    https://www.facebook.com/groups/noderedjp

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  41. 42
    OutSystems Community Site
    https://www.outsystems.com/community/
    Documentation
    Training

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  42. 43
    OutSystems User Groups (OSUG)
    https://usergroups.outsystems.com/

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  43. 44
    OutSystems Slack
    https://outsyste.ms/osug-jp-slack

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  44. 45
    OutSystems Facebook Group
    https://www.facebook.com/groups/outsystemsjp

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  45. 46
    OutSystems Focuses on Developers and Community

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  46. Thanks!
    Taiji Eddie Hagino
    Lead Community Manager, Developer Advocate - APAC
    @taiponrock
    Please follow me!

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  47. ワークショップ、セッション、および資料は、OutSystemsまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解
    を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指
    導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報につい
    ては、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証
    も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害
    が生じた場合も、OutSystemsは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、OutSystemsまたはその
    サプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、OutSystems製品の使用
    を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありま
    せん。
    本講演資料でOutSystems製品、プログラム、またはサービスに言及していても、OutSystemsが営業活動を行っているすべ
    ての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品
    機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてOutSystems独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる
    方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本講演資料に含ま
    れている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、また
    は暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 ユーザーが経験する実際のスループ
    ットやパフォーマンスは、ユーザーが有する数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べ
    られているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。
    記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにOutSystems製品を使用したか、またそれらのお客様が
    達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合が
    あります。
    OutSystems、OutSystems ロゴ、outsystems.comは、 OutSystemsの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それ
    ぞれOutSystemsまたは各社の商標である場合があります。

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