Segment Routingとその周辺技術の標準化の進行に伴い、マルチベンダでSR-MPLS VPN網を実装できるようになった。
単一のSRドメインを用いると設計や運用においてスケールしにくい場合でも、マルチASに分割し複数のSRドメインを相互接続することで、より柔軟なVPN網を設計できる。
我々はマルチASかつマルチベンダで構成されたSR-MPLS網でVPNトラヒックのTEをいかにして実現するのかを検証している。
本発表ではその検証内容を共有しSR-TEの実装状況を理解するとともに、どのようなユースケースと実装が考えられるかの議論を行いたい。